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被災地をめぐっての3日間~6「明日」のためにできること(3)
[2011/09/28 08:43] 生活・自然
9月11日の仙台、夜。
セキスイハイムスーパーアリーナのまわりは煌々と活気にあふれていた。

IMG_4805.jpg

この日は桑田佳祐さんの宮城ライブ「明日へのマーチ!!」の2日目で。
アリーナを取り囲む敷地にはたくさんの提灯が飾られ、広場の真ん中には櫓が組まれ、さらにたくさんの屋台が出ていた。まるで盆踊りの会場のようなにぎやかさ。この屋台に出店しているのは東北の人びとのお店。そして広場の数カ所には被災地を支援するメッセージボードなどの展示。

その模様からもわかるように、このライブは桑田佳祐さん自らが命に関わるような病気から立ち上がるのにたくさんの応援をもらったことに対しての感謝の想いを込め、東北を元気づけるため、日本が元気になるため、という想いを込めて開催したライブ。

私が仙台9月11日、という訪問日程を決めた理由の1つにこれがあった。このライブを1つの旗印として、仙台に人と意識とが集まってきていたのだ。

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「まさか、本当に会えるなんて思わなかったけれど、会えて嬉しい。乾杯!」

4人のささやかなミーティング という名の飲み会&慰労会。
この4人が4人とも、普通の時だったら顔を合わせる可能性もないような離れた場所から集まったメンバーだった。

ヒロコさんは、普段はエジプトで生活している。ふるさとが岩手。今回の震災では、遠く離れた自分に何ができるのかと考えてエジプトからの支援活動をしてきた。岩手県の復興のシンボル、「がんだるま」くんをデザインしたTシャツを作成、販売し、そしてその売上げを岩手に支援金として送った。

アキちゃんは、神奈川在住だ。彼女は日頃、子ども達が元気に学ぶことのできる環境を考えた活動を目指しているが、募金活動をし、集めたお金で被災地の子ども達を思い切り遊ばしてあげるためにディズニーランドに連れて行こうという支援活動に今も取り組んでいるところだ。

カツオさん(と呼ばれているけど本当はヤスヒロさん。)は、仙台在住。自分自身も地震で被害を受けた被災地の人間だけれど、避難所や仮設住宅に物資が行き渡らなかったり滞っていたりする状況を見て、その流れを作ろうと自ら動いて様々な物資の流れを作って支援活動に取り組んでいる。

写真2

そして私は長野県。自分にできる事は情報の収集と発信と、それから人を繋げること。それをするために今回被災地巡りを計画し、その2日目に石巻を見に行ったときにヤスヒロさんが忙しい時間をぬってアキちゃんと私たち親子のガイドをしてくれた。石巻の地に立っていろいろ感じた息子がぶつける質問を真剣に受けとめてくれたおかげで、息子はその場で大切な情報を得ることが出来た。

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この4人が知り合ったのは、Facebookのとあるウオールで、でした。

4人とも、この3月の震災を受けとめてそれぞれに「何かしよう」「何ができる?」と考えていました。そうしてその情報を得る場として選んだのがFacebookでした。ヒロコさんは「地元岩手の情報を知りたい」という想いと、それから故郷を襲ったこの震災の被害の大きさにやりきれないきもちをもっていました。ヤスヒロさんは地元の支援活動を進めるために情報収拾と効率のよい連絡手段と言うことで選んだのがFacebookでした。アキちゃんも同様で、実際に活動しようと思ったときにFacebookでの情報と意見交換が大きな助けとなっていました。

その意見交換の場となったのが、宮城ライブを開催した桑田佳祐さんのファンの集まるウオールだったのです。桑田さんは震災直後から被災地支援のために応援ソングを作り、支援のための音楽活動や発言を続けていて、宮城ライブもその一環。ファンの集まるウオールでも当然のように「被災地支援」も1つのテーマとして加わっていて、そこに意識を持つ人たちが集まってきていました。

被災地の被害の様子、そして支援活動の模様。復興の進行度合い。福島への風評被害や原発問題のきっかけとなった東電への怒り。……Facebookに集まるメンバーは全世界の人びとなので、ヒロコさんのように遠い海外のエジプトから日本への想いを馳せる人も参加していました。桑田さんやSASのファンである、という共通点を持った世界中の人たちがそのウオールで意見交換し、被災地の人びとは自分たちの様子や想いを語るなど、あちこちから様々な情報が入るのです。

やがて協調するもの同士がフレンドリンクによってダイレクトにつながり情報のネットワークはどんどん拡がっていきました。

震災の緊急事態の時に、Twitterが発信したものは膨大な情報でした。
私もはじめはTwitterのタイムラインを泳ぎ回って情報を集めました。けれど、Twitterの性質上、情報を蓄積したりリンクして深めたりすること、それはとても難しいことでした。さらに匿名制のTwitterは誰がどこから発信したか追いにくい。

一方実名登録が決まりのFacebookでは情報の出所もかなり明確で、お互いの立場からそれをれが持つネットワークの情報を発信しシェアしあう事によって世界各地からのさまざまな視点からの多様な情報が、それもより正確で信憑性のある情報が手に入りやすくなっていたのです。

この「より正確で信憑性のある情報のリンク」が、この4人それぞれの情報収拾や支援活動とその拡がり、新たなつながりに大きな力となってくれたのです。私自身もそれまでほとんど活用していなかったFacebookを見直しし、自らのウオールとFaceBookページを活用して情報活動をはじめて現在に至ります。この被災地巡りを思い立ったのはFacebook上で「被災地の今を、自分の見たままに伝えたい」という情報発信を目標として持ったからでもありました。

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(4、私たち一般の人間がすること。)

(2) コミュニティーの中の「会話」で情報共有。

さて、ここまで書いたように「正しい情報収拾」のためにFacebookやTwitterのようなWebにおけるコミュニケーションツールは大きな力を発揮してくれています。そして、テレビや新聞といった既存のメディアに頼らずとも情報を持つ個人がじょうずに発信していくこと、そしてその発信を繋げて積み重ねることで信憑性や確実性をどんどんあげていくことが出来る事もわかりました。

しかし……メディアの劣化が明らかで、「既存のメディアに頼らない」事がWebの利用で可能になることがわかっても、日本全体に広めることは現状不可能です。ネット人口は日本の全体で2011年、一億を突破したと言われていますが、それはTwitterやmixiで日記を書いたり単につぶやくだけの人数を含めていると思われ、その中で「自分から発信し、情報収集が可能」なユーザーはとなると、果たしてそのうちの半分に行くのでしょうか?

さらにスマートフォンや携帯でのネットユーザーは、かなり若年層が多いのでしょうが、日本の社会を今現在動かしている年齢層はかなり高くなります。そして、年齢層が高くなるほどにネット人口は減少していくと思われます。……となると。日本の人口分布で逆ピラミッドの上方を構成し、現在社会を実際に動かしている中・高年層のある割合は「Webから情報得ること」が困難であったりWebに触れることがない可能性が大きく、そしてそういう層は子供のころから新聞やテレビからの情報を主に情報を収拾している可能性が大きいと言うことなのです。

では。Web上の情報を得にくい人たちにはどうやって「Web上で収拾できる情報」を伝えることが出来るのでしょうか?このNet世代とそうでない世代との格差・溝を埋めることが、情報伝達における当面の課題かもしれません。けれど、そのあたりを解決するのもやはり「情報のリンクの仕方」なのでしょう。つまり、情報を繋げるには「コミュニティー」が必要です。ネット上でもそこにあるコミュニティーでつながりあう人と人との間を情報が流れていきます。それが実際の社会でも行われればいいわけです。

実際に人が活動するときには「実際の知り合い」「現実のコミュニティー」の中での活動が主になってきます。Webのつながりと現実のコミュニティーを繋げていけばいいわけです。……と難しいことを言っているようですが、要するにWeb上で情報収拾できる人は、それを現実の「茶飲み友だち」や「家族・親戚」「ご近所さん」「ママ友」などの集まりでそれぞれが茶飲み話の話題にでも気軽にすればいい、ということなのです。本来はWeb上よりももっともっと身近な知り合いの方が信頼も厚いでしょう。テレビや新聞が流す報道よりも、そういう身近な人たちから得られる情報の方がずっと伝わりやすいでしょう。そうして多種多様な人びとによって構成される多種多様なコミュニティーを身近なところからつなげていく事でWeb上の情報をリアルにもつなげていく事はじゅうぶんにできると思うのです。

そうしたら……信頼感ある仲間内でそういう会話と話題を続けていくことで、正しい情報を皆に伝えて役立てることは十分可能になるんだと思います。……まずは今、この文を読んでいるあなたがそれをすることで。周りの人たちとそれを共有にしようと想いを持つことで。そういう人が1人でも増えることにより、情報伝達において「もう、テレビや新聞(上から与えられる情報)は要りませんよ」と言えて、正しい情報を得ることが出来、日常会話の中でみんなでその正しさを審議し、活用方法を工夫し合うことのできる世の中になっていくのではないかなぁ、と思えませんか?

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さて、そんな世の中になっていくとしたら、そこで一番にみんなで伝えあって欲しいことがあるのです。それも、かつての日本を知る人たちに、是非とも大きな声で伝えて欲しいことがあるんです。それもまた、「未来を開く」ために大きなヒントになることなんですが………。

その話題は……
被災地をめぐっての3日間~6「明日」のためにできること(4)  に続きます。
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