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心を込めて歌ってきます。「しゃぼん玉」の歌
[2011/03/26 08:31] ひとりごと
今日は、一年間月に一度指導してきた「唱歌と童謡を愛する会」のお楽しみ会の日です。

それぞれの班が2曲ずつ発表したり、ゲストのハーモニカ演奏があったり。
一年間のまとめのような会です。

その中で、今日は私も2曲歌を歌ってきます。
「しゃぼん玉」と「エーデルワイス」です。

先日、先生は独唱で何を歌うのか?とプログラムを聞かれてちょっと迷いました。
もともとゲストできてくれるハモニカグループの伴奏で歌うことになっていたので、あまり凝った歌を指定することもできなくて「早春賦」と「エーデルワイス」を口にしたら、早春賦はできません(難しいのでメンバーができないそうで)、しゃぼん玉にしてください……と言われました。

で、係の人とその場にいた人たちが「先生にそんな簡単な曲なんてかわいそうです……」と言って下さったんですけど、私はしゃぼん玉でよかったと想いました。

早春賦は、たぶん今日のような日にぴったりの曲ですけど、でもしゃぼん玉は今のこの日本にはぴったりの曲かもしれないから、その想いを伝えるにはちょうどいい、と思ったんです。

しゃぼん玉を作詞した野口雨情さんは、生まれてすぐの娘さんを亡くしています。その哀悼の思いを書いたのがこの曲だ、と言う一説があります。

で、良く聞くのが「そんなかわいそうな曲だと想ったら歌うの辛くなった」という感想。

私もさいしょは、そんな悲しい曲が何で子どもたちの童謡なんだろう?とか、何でこんな明るいはずむようなメロディに乗っているんだろう?とか思ったんですけど。

でも詩を読んで中山晋平さんが作った曲に乗せてみるとただ悲しいだけの曲じゃないよな…って思えるようになってきたんです。

しゃぼん玉の歌詞はこんな歌詞です。

シャボン玉飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えた

シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
産まれてすぐに
こわれて消えた

風、風、吹くな
シャボン玉飛ばそ

生まれてすぐに消えちゃったしゃぼん玉。飛ばないうちに消えちゃったしゃぼん玉。
風、ふかないでよ……。

そう歌ったあとで「しゃぼん玉とばそ」って最後にひと言。

あきらめてないんですよね。しゃぼん玉ははかなくて、すぐに消えちゃうものだけど。でもやっている子どもたちはそのはかなさも含めて楽しんでいて。少しでも大きくてきれいなしゃぼん玉を作ろうとみんなで競争したり、工夫したりして楽しんでいるんです。

風のように「困難」があっても、やっぱりしゃぼん玉は飛ばし続ける。

昔の人たちはなぜ子どもが多くいたのか。
その一つの理由が、子どもの死亡率が高かったことにあるそうです。
小学校に上がる前の子どもの2~3割が亡くなってしまった。
だから、たくさん子供を産んでそして大切に育てた。

今は医療技術が進んで失われるはずの命が生かされることも可能になりました。便利になってなんでもできるから子どもたちはいろんな困難から遠ざけられて育てられるし、一つの命の重さをつい忘れがちになっています。

だけど、命の重さはいつの時代も変わらない。
命を愛おしむ思いも、いつの時代も変わらない。

今回の災害によって、それを人は改めて想い出したんじゃないのかと私は想っています。

この災害に際して、ビートたけしさんがこう言ったそうです。

「この震災を「2万人が死んだ一つの事件」と考えると、被害者のことをまったく理解できないんだよ。そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ。」

これってものすごく大切なことですよね。
1人の死に対して、その人を知る人の想いは張り裂けん程の悲しみなんだと想います。その悲しみが2万倍……そう考えたら今回の被害の、失われたものの大きさが私たちそれぞれにずしっと来ます。

その悲しみの中にあっても人は立ち上がろうとしている。
それが
「かぜかぜふくな………しゃぼん玉とばそ」の部分なんじゃないかと思うのです。

私たちはしゃぼん玉、飛ばし続けるんですよね……ずっと。
思いを込めて。
心を込めて。

もう一曲のエーデルワイスも、故郷の国を想う心が込められた曲。
大好きな日本の国を、1人1人は小さな存在だけど、みんなが見つめて愛しく大切に想っている今。そんな今に想いを馳せて……。

今日は、そういう想いでこの歌2曲を歌ってきます。

朝、窓を開けて積もっていた雪を見て、まず想ったのは被災地の人たちのことでした。被災地で寒さに凍えているかもしれない人たちに届くことはないだろうけれども。それでも私は、心を込めてこの歌を歌ってきます。

かぜかぜふくな……。

しゃぼんだま、とばそ!
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