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あいしてる。ありがとう。[2010/12/02 12:21] ひとりごと
毎年、この日に日記に綴ってきたのは終わりなき想い。
母として。 人として。 ひとつの命との出会いの大切な記念日だから。 この日に思うことはものすごくたくさんある。 決して皆すばらしく輝いたものばかりではないけれど。 けれど、それはどれも大切で失うことのできない想い出たち。 積み重ねて。 積み重ねて。 楽しいことも、嬉しい事も。 けれど、それ以上に悲しいこともつらいことも。 いっぱいいっぱい積み重ねて、そしてついに、20年目を迎えました。 今日、息子の誕生日です。 今日、息子は20才になります。 へその緒二重にまいて生まれてきたから、もうすでに自殺願望あったのかもね?……そう言って笑い話をするけれど、本当に「生きていること」について、誰よりもその本当の意味をずっと真剣に考え続けて来た彼。 20年たったけど、でも、その答えはまだ見つからない。 「母さん、生きてるね。母さんは、生きてるね。」 そう言って人の命を愛おしみ、喜ぶことのできる彼の想いは、自分の命を必死で探ってきたその裏返しなのだろうとそう思う。 「○○じゃなくちゃいけない……ってことなんかない。いろんなあり方があっていいんだって思えるようになったのは、たぶんぼくが学校に行かないではみ出して生きたからなのだろうな。」 その言葉は自虐的でもあれば、達観的なようでもある。 どっちでもかまわない、それはあなた自身がつかみ取っていくものだし、それには答えなんかないから。 だけど、ひとつだけ、私はあなたに申し訳ないと思っていることがある。 たぶん、私の気質を誰よりも強く受けてきたあなた。 私の歩みがそうであったように、どうやらあなたもその気質ゆえに進む道は常に先へ、先へを要求されるものらしい。 掴むものはとてつもなく大きいけれど……その歩みは決して楽じゃない。 そして、その歩みにあるのは常に闘い。 それも、「自分自身」との闘いだから……。 小さい子供のころからあなたがそういう気質を持っているのを感じて、それと闘うための「材料」や「方法」を伝えるようにしてきたつもりだけれど。でも、あなたの人生はあなた自身が闘うものだから、私にはそれ以上は何もできなくて。 母として、人として、自分の無力さをものすごく感じる私です。 20才という節目を越えたこれからはなおのこと、私にできることは何もない。 だから、私は……母として、人として、あなたの前で、あなたの先を歩くものとして。 この先できることを最後までやり通そうと思います。 あなたが愛おしんでくれる私のこの命。 それを私はこの先も、しっかり愛おしんで生きるから。 あなたが大切に思ってくれる私の存在。 あなたがちゃんと前を向いて歩けるように、私はその先を最後まで歩き通すから。 生きることは楽しいとか、生きることの喜びとか。 それは人それぞれのもので、私はそれを簡単に口にすることができないし。 あなたにそれを、「さあ、これだよ」って提示することもできないけれど。 私はそんな、ちょっと弱くて頼りのない存在だけど。 でも、 あなたが自分と闘うことに疲れた時や、あなたが自分の命を苦しく思ってしまうとき。 何よりも、誰よりも。 私はあなたのその命をいつでも見守って愛おしんでちゃんとそばにいるからね。 20才、おめでとう。 あいしてる。 ありがとう。 あなたの命に贈る、私の心からの言葉。 あいしてる。 ありがとう。 20才、心からおめでとう。 スポンサーサイト
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ありがとうございます。
ほんとうに早いものですよね。
また、どこかでのみにでも誘ってやって下さいね。
ほんとうに早いものですよね。
また、どこかでのみにでも誘ってやって下さいね。
[2010/12/10 10:43]
URL | コマちゃん
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おめでとう
二十歳になったんですね。何にも代えて嬉しいですね。
これからも元気でいることを希望します。
これからも元気でいることを希望します。
[2010/12/02 22:04]
URL | らき
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