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息子からもらった言葉。
[2010/06/17 01:14] ひとりごと
わたしはこのごろ、家で仕事するときには自分の寝室のベッドの上でパソコン打っています。

机に向かうだけの体力がなくて、ベッドの横の出窓のスペースを机がわりにしていたのです。

最近は、そうしてパソコン打っている横を、猫たちがゴロゴロと遊んでいます。
そんなわたしの周りには、子供たちも来て一緒にゴロゴロしています。

さっき。
息子が遊びに来て、わたしの隣で猫と戯れながらぼそっと言いました。

「最近、母さん良くわらいますね。」

「え?そう?だってあなただってニコニコしているじゃない?」

「でも、母さん元気そうになって良かったです。
 母さん、猫もらったら元気になるかと思ってもらうのすすめたんです。」

………息子もわたしと負けず劣らずの猫好き。
だから、前からずっと子猫飼いたいねぇ、って言ってた。

今回も、保健所に行こう、猫見てこよう、ととても一生懸命だったし、引き取らなかったら死んじゃう命なんだから引き取ろうよ、と一生懸命で、息子の熱意に押されて保健所に行ったのが事実。

実は、わたしは、この先子供たちがこの家からでてそれぞれの道に進んだら、離婚するしこの家を出ていこうと思っているので、その先、どこかで家を借りて……という状態を考えるととても猫を飼うの無理だなぁ、と思っていたから引き取るのはかなり迷っていたのだ。

でも、息子がこんなに一生懸命で、猫の命を救いたい、といっているし、ペットOKの貸家を探せば何とかなるのかもなぁ、と思った。ので、猫を引き取る決心をしたのだった。

けど、息子はわたしのところを見てたんだなぁ。
ベッドの上で仕事しながら時々落ち込んだり元気がなかったり、そんなわたしを見ていたんだなぁ。
もう一つは、いつも先住猫のアミーゴくんに冷たくされて悲しんでいるわたしも見ていたんだなぁ。

息子がこんなに熱心に勧めなかったら、私は自分がどんなに飼いたくても猫、飼わなかったと思う。アミくんとの間がこじれちゃったのもショックだったし、同じ事繰り返したくなかったし。

だけど、引き取ってきて気が付いてみたら、このごろ、身体が辛くて動けない状態ってないんだよね。
そして、息子の言うように、良く笑っているんだよね。

2匹の猫のぬくもりがそばにあって、大切に守って育てたい、と思う気持ちがあって、それがわたしにいろんな力をくれているんだなぁ……ということを改めて思う。

かつて、満身創痍の死にそうな子猫だったアミくんを引き取って育てたとき、わたしはうつ病で動けなかった。わたしが動く元気をもらったのはアミくんからだった。

そういうわたしのいろんなところを見た息子。
息子の狙いは、かなり的を射ていたって事だ。

子猫の体温、ぬくもりは、本当に愛おしい。
で、その子猫たち見ていると、子供たちの小さい頃を想い出す。

甘えん坊で寂しがりやで、わたしにくっついて離れないクーちゃんは息子とそっくりだ。
自立心旺盛で、一人でどんどん好きなところに行ってしまって親の方がとまどうくらいの大胆さを持ったモコちゃんは、娘とそっくりだ。

そうして子供たちと歩んできた道を振り返り。

アミくんを必死で看病してリハビリしたあの頃、アミくんから生きる事への執着心を教えてもらったことも想い出し。

今また、無垢な小さな二つの命に、それを愛おしみ、守って生きようという力をもらい。

わたしは、1人じゃないんだねぇ。
ずっと、1人で悩んで苦しんでいた気持ちになっていたけれど。
わたしは、1人じゃないんだね。

甘えん坊で寂しがりだった息子は今、こんな風にわたしを思い。
いつの間にか大きくなったんだねぇ。

そうして、命は互いに見つめ合って、生きていくんだねぇ。



モコちゃんの寝姿。
足そろえて小さくてもレディーだね。
F1010073.jpg



クーちゃんは、まだちっちゃいので。
ペットゲージの間から、こんな風に脱走できちゃうのでゲージの意味がないのです。(笑)
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