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「教育」はもうおしまい
[2007/02/18 01:30] 教育・学校
「教育」は、もうお終いにしませんか?
もう古いと思いませんか?

最近の教育問題…教育基本法の改正に始まり、ゆとり教育の破綻、いじめ問題や不登校…。

こういうことをどうしていったらいいのかを考えていくにつけ、どうしても引っかかっていた思いが今日、「教育」という言葉を「破壊」することで解決するのでは?とふと思ったことでスッキリとしたのです。

今の世の中、価値観は多種多様。そして家族のあり方も千変万化。
そんな中でいつまでも「全国で均一の教育をする」という考え方自体が古いよな…とそう思っていて引っかかったのが「教育」という言葉。

「教育」…「教えて育てる」という意味のこの言葉は、あくまでも立場が二分します。
「教える者」と「教わって育ててもらう者」…そう、この二者の間はあくまでも「上下関係」であり「与える者」と「受ける者」というポジティブとネガティブの関係を表現している言葉じゃないかしら…。

そう考えると、「教育基本法」だってあくまでも「教師が生徒に物を教える」という姿勢に一貫し、さらに言うと、「国から指定された事柄を生徒に教える」という常に上から下への意識の流れしかないのです。

そう思ってみたら、今の日本の教育現場の状態も…さらに行くと日本の社会の構造も…みんなそうなっているような気がします。

政治の世界もそうです。上から下への流れ。
…逆の流れである「民意」の反映は非常にむずかしいことになっています。

わたしは、教職に就いたときから…いや、教育実習の頃から、あくまでも「生徒と一緒に学ぶ姿勢」を大切にしたいと思っていました。

教員採用試験の面接の時に、「わたしは子どもを叱れません」と言って面接官に「なぜ?」と聞かれて「自分だってまだ人間として完全じゃないのに、完全じゃない自分が生徒を怒ったり叱ったり出来ないと思います。」と答えました。

今も、その気持ちは変わりません。

教える側だって、完璧じゃない「人間」なんですよね。
足りないところも、欠けているところも、あって当然なんです。
ただ、生徒よりも長く生きている分、経験があり、知っていることが多くて、生徒に示せる道筋が多い、というだけなんです。

だからわたしは「先生」になってからもいつも「生徒と一緒に学び高まっていく」立場でいるように心がけていました。

「先生」はさっきも書いたけど「先に生まれた」だけであって、決して人間として秀でているわけではないのです。

同じように、「生徒」も「生きている者たち」なんですよね。

「共に生きる」って考えたらこの関係は素敵な関係です。

なのに、「教育」って言葉で「上下関係」にねじ曲げられてしまっているからおかしくなるんです。

「教師」だっていつまでも「学ぶ人」であるべきです。だから「すべてを教える人」になれるはずはないのです。「生徒とともに学ぶ人」でなくちゃ、成り立たないんですよ…「学校」はね。「学ぶ場所」なんですから。

そうしたら「教育」という観念はもうおかしいと思うのです。

「教えて育てる」のではなく、「共育」…「ともに育つ」場であるべき。さらに「学育」…「学びながら育つ」場所であるべきなんだと思います。

そして、生徒にとっては「教室」は「学ぶ場所」であり「育つ場所」であって、「教わる場所」じゃないんですよね。だから「教室」という言葉も何か変だと思うのです。

学校は、生徒にとってはひとつの社会です。
社会に出たら、上下関係も大事ですが、それよりももっと「自ら生きる力」の方が大事です。「教師と教え子」という関係ではなく、「先生と生徒」の関係であり、その中でお互いの存在をきちんと見つめ合いながら、人格を尊重しあいながら「先生」は先に生まれて得た知識や経験を生徒に示し、たくさんの選択肢を生徒に見せて、その上で「生徒」はその選択肢の中から自分が「生きる」ために必要な物を選び取っていく。

けれども時代の流れとともに「先生」の持っている知識や経験が追いつかないこともある。その時は「生徒」とともに、「今」という時代にあった生き方を一緒に考えていく。当然、「先生」も一緒に「学ぶ」必要だってあるんです。

これが、本来の「学校」の姿じゃないでしょうか?
ここには「上下関係」は存在しないのです。
「学ぶ」ことに関して、先生も生徒も対等な場なのだと思います。

「教育」という言葉は、こういう意識を薄れさせ、忘れさせる言葉じゃないのかとわたしは思うのです。

「ゆとり」だって必要なことだったはずなのに、なぜひん曲がってしまったか、失敗してしまったかというと、「ゆとり教育」という風に、「教育」という言葉がくっついていたからではないでしょうか?

「ゆとりの学習」は「教えられて」身につく物ではないはず。その本来の姿を「教育」という言葉で「上から下へ」伝えるべき物としてしまったことに、根本的な間違いがあったように思います。


「教育」という言葉は、もう無しにしませんか?
この言葉から生まれてくるのは、今や弊害だけしかないように思えるのです。

「学校」は「教えられ育てられる場所」から本来の「学ぶ場所」へと戻してあげませんか?

それが出来なかったら、もうこれからの日本の「学びの姿勢」は破壊されていくだけだと思うのです。「改革」なんかできっこないし、社会も変わらないでしょう。


もうちょっと書きたいことがあるので、この話題、数回続くかもしれません。
よろしければおつきあい下さいませ。




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≪「教育」はもうおしまい~教案編 投票率アップと政治家の質アップ≫
コメント
日本の教育
駐在員の夫と共にアメリカに来て、10ヶ月になります。
2人の大学生の娘も、語学学校へ連れてきています。
それで判ったことは、アメリカの大学は優れた指導者を作るための教育であり、日本は優れた労働者を作るための教育であると言うこと。
日本でドロップアウトした青年達が、待遇面では、日本にいる時より遥かにきつい筈なのに、立派に再生してアメリカの大学を卒業しているのを見聞きしています。
正直言って、驚きです。
アメリカの一般人のレベルは、日本人より遥かに低いと感じます。
しかし、日本にいる普通よりちょっと個性的な人は、日本の教育では息が詰まるだけだと思います。
芸術家系、世界のトップを目指す人達、感受性の強い人達は、文部科学省の作った学校に行くのはふさわしくないと思います。
東京だと、それなりの私立学校がありますが、地方では我慢するしかないのでしょう。
アメリカでは、高校まで義務教育なので、良い教育を受けるために引っ越したり、全寮制の私立に行く方法も一般的です。
ご参考になればと思って、コメントしました
[2007/02/18 03:38] URL | 遠い国から [ 編集]
ありがとうございます。
いつもわたしのブログ、うつの記録のブログも含めてコメント下さって感謝しています。

教育に関しては、本当にそう思います。
なので、わたしは私なりに、自分の子供たちのこれからも含めてもう日本だけの教育事情にとらわれずにアメリカなどの方針もどんどん視野に入れて考えていこうと思っています。

息子も今、アメリカの高校に向けて目標を持ち始めました。語学と音楽の勉強に励んでいます。

今まで日本の中、と言う選択肢では持ち得なかった目標。選択肢を広げたらそれが明確になりました。

遠い国からさんの感想やご意見はそういう意味で非常に参考になります。これからもよろしくお願いいたします。
[2007/02/18 16:20] URL | コマちゃん [ 編集]
育っていくため
教育
教え育てるのではなく、人が自ら育っていくために、自分の知っていることを告げ、サポートする。
こう思っています。
そのために、先に生きている者が、その知識、経験を伝えていくことは大切だなぁと思っています。
その中で、共に成長することができれば、共育になりますね。いい言葉だな。
[2007/02/18 20:49] URL | HIRO [ 編集]
そうですね。
>HIROさん

お久しぶりです。コメントありがとうございます。
先生も人間、生徒も人間。
今までは「間違っている」ことに両者ともとても神経をとがらせていたように思いますが、どちらも「間違って当然」だと思うのですよね。

そして、その間違いを「どう正すか」「どう乗り越えるか」が、大事な「学び」につながるのだと思っています。

なのに、そこが欠けてしまっているような気がします。「教える者」と「教わる物」の関係ではこの修復はむずかしいのかもしれません。

先生も、生徒も、同じ人間で、一緒に成長していくことは必要だと思います。でも、先生は経験が豊かな分、サポートする部分は増えるでしょうね。HIROさんのおっしゃるとおりだと思います。

ただ、「サポート」の仕方は、「先生」としてはしっかりと「専門家」として身につけておかなくてはならない部分ではありますよね。これもなかなかむずかしいことですものね。
[2007/02/20 20:38] URL | コマちゃん [ 編集]
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