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ガラスの仮面ー悲劇の幕開け
[2005/10/05 03:38] マンガ・アニメ

第27話 見えない落とし穴
2005年10月4日放送
マヤを潰そうとする何者かがいる。しかしマヤはくじけず、類まれな演技力で危機を乗り越えていく。そのひたむきな姿に、いつしかマヤを憎んでいた女優達も妨害をやめた。マヤは舞台「シャングリラ」の主演に抜擢され、活き活きと稽古に臨む。その後ろに、辛い運命が待つことを知らずに…



あー、個人的な好みから言うとこの辺の展開はとても辛いのであまりじっくりやって欲しくないです。なので、出来るだけさくっとやって欲しいところ。コミックスでいくと15巻の後半から16巻の90ページまで。

その前に、主題歌がOPもEDも変わりましたね。

どちらもかなり「マヤと亜弓」を意識した作りかな。メロディーは前の歌になれていたのでもうちょっと聴いてみないと分からないけど。

さて、マヤのお母さん。大都芸能によってというよりも、速水真澄によってマヤの宣伝のために監禁状態になっていますが、その話を立ち聞いてしまいマヤに会いに療養所を抜け出します。そして、見えない目でさまよううちに…いや、ひどいものですよね。お母さん、ひき逃げにあうんですから。そしてマヤの主演映画が公開されている映画館にたどり着いてマヤの声を聞きながら息を引き取ります。

あー、もうこれ以上は悲しくて書けません。

マヤの後釜を狙う乙部のりえにとっては「チャンス到来」。ということで黒い陰謀が動き始めるのです。マヤは母の死のショックから、そしてまわりもその混乱の中でどんどん歯車がくいちがいはじめていくのです。

で、今回の出来は、まあまあでしょうか。ただ、マヤが冷たくなった母親の横で自分の演技を見せる場面では、もっとマヤの毅然とした演技を光らせて欲しかったです。

真澄さんの気持ちの描かれ方も弱いかなぁー。この出来事が、マヤに惹かれていく真澄さんの大きなブレーキになるのですから、もっと真澄さんの苦悩を激しく描いて欲しいです~。

あと、お母さんのお葬式の場面がカットされたのは残念でした。「初恋宣言」の相手の里美さんの出番がほとんど無い。これはどうも気に入りません。そもそも、里美さんのビジュアルが格好良くないのがもっといけません。どちらかというと、粘着質な桜小路くんに対して、爽やかでそれでいてさりげない優しさを持つ里美さんにマヤは惹かれたのに、その良さが全然見えないので「マヤの初恋」がまったく重みがないし、その「初恋」の大好きな里美さんの電話にも出ない、というマヤの悲しみも軽くなっちゃっているような気が。

…と、文句ばっかり書きましたけど、一番はこの話の暗いところだけに良い所って思いつかないのが大きな要因かも。でも「あのマヤ」が演劇が出来なくなるくらいにずたぼろになるのだから、ショックをもっとはっきり描いて欲しかったという気持ちです。

さて、来週、再来週は亜弓さんの見せ場がありますねー。亜弓さんがぐっと出てくるところだけに、期待が大きいです。楽しみです。

マヤは…早く元気になってほしいよー。



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