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女王の教室#7
[2005/08/14 01:32] ドラマ・テレビ
みんなが立ち上がったことを信じて、翌日から夏休み登校をやめた和美と3人の仲間たち。それぞれ、真矢に弱みを突かれたものの、お互いにそれを打ち明けあって、改めて助け合うことを誓い、夏休みを一緒に楽しく過ごす。

しかし、夏休みが終わって9月、学校に来ると4人の机は教室になかった。「なぜ?」と問う4人に、うなだれて誰も返事をしない。授業が始まると、真矢は4人を無視する。

その実情を校長、教頭に告げる4人だが、財布を盗んだことがばれるのが怖くて、他の子供たちの情報を真矢に漏らす恵里花のためにその事も事前に真矢に知られてしまう。

ある朝、和美が登校すると恵里花と真矢が歩いている姿を見る。跡をつけて様子を見た和美は、恵里花が真矢の悪口を言う友達のことを告げ口している様子をのぞき見てしまう。和美のあとから続々と登校してきたクラスの生徒たちにも、このことが知れ、財布を盗んだのは実は恵里花であったこともばれる。

告げ口が終わって教室に帰るとクラスメートから一斉に攻撃を受ける恵里花。授業がはじまり、みんな教室移動して残った恵里花は、和美に「あんたのせいだから」とひどい言葉をぶつけて学校を飛び出す。

そこまで言われても恵里花を心配する和美にその理由を聞くひかる。和美は自分が恵里香に優しくしてもらった過去の話をし、夜になっても家に帰らない恵里香を捜す。その和美に協力する3人の仲間。やがて、学校の教室に明かりがついているのを見て教室に飛び込むと、そこには教室中に液体(灯油?)をまき散らし、教室をぐちゃぐちゃにした恵里花がいた。

ライターを持って、「来たら火をつける」と息巻く恵里花。そこへひかると馬場に呼ばれて恵里香を捜していたクラスメートも集まってくる。しかし、「こんな教室なくなってしまえばいいんだ」「あんたたちだって、みんな真矢の言いなりになってたじゃない」と叫ぶ恵里花の前にみんな動けないでいると、真矢がやってくる。

恵里花に近づき、カッターで斬りつける恵里香に対してカッターを手でつかみ、ひるんだ恵里花から取り上げる真矢。「あんたのせいだ、あんたがスパイになれって言ったから」と真矢にくってかかる恵里花。そんな恵里花に真矢は言う。「だけどあなたは断らなかった」と。

「財布のことを謝ろうとすれば良かったのに、それも出来ずに私の言いなりになったのはあなたじゃない。いいかげん目覚めなさい。あなたは何かあると、誰かのせいにして、自分で自分も守れず、人権とか言って人に守ってもらっているだけじゃない。」泣き崩れる恵里花。

翌朝、学校に行き渋っている恵里花だが、窓の外から和美の「おはよう!」の声が。二人で歩きながら、「本当にごめん」と心から謝る恵里花。仲直りする二人を由介が、ひかるが、馬場が取り囲む。そしてやがてはその輪がクラス全員に大きく広がる。

笑顔で登校してくるクラスの生徒たちを校舎の上から穏やかに見下ろしている真矢。カッターで傷ついたその手には、白い包帯が巻かれていた。


前回のラストでみんな立ち上がったものの、「人間は弱いもの」と見抜いた真矢によってやはり他の子供は夏休み登校を続けていました。しかし、和美・ひかる・由介・馬場の4人はお互いに信頼しあって何でも話せる関係になっていたので、個人面談で突かれた弱みもそれぞれに口にして、お互いに笑い飛ばすことが出来るようになっていました。

机がなくなっても、無視されても、4人で何とかしようと頑張れる。暖かいエネルギーがそこにはありました。

真矢はクラスのもろさをちゃんと知っていて、一番弱いところを突いてきました。恵里花です。財布の件ですっかり和美に罪をなすりつけ、自分の身を守るためにウソをつき、虚勢を張る恵里花は多かれ少なかれ「事なかれ主義」で真矢に服従するクラスの象徴みたいなものでした。

けれども、和美だけは恵里花の良さを知っていました。恵里花からもらった「おはよう」の嬉しさを忘れないでいました。だから今まで、あんなひどいことをされても恵里花を訴えたり恨んだりしなかったのですね。真矢が、あのタイミングで財布のことを持ち出したのも、和美やクラスのみんながのぞいているからだと知っていたのでしょう。特に、恵里花と一緒に行く時にちらっと和美の方を見たのは「ついてきなさい」と言いたげだったようですし。

みんなに無視されても「自分」をしっかり持って耐えた和美に対して恵里花は「逆恨み」の行動に出ました。そんな恵里花を、クラスメイトたちの前で叱咤する真矢。その言葉は、恵里花だけでなく、クラスみんなに投げかけていたように思います。

9月になって、今までの仕打ちがだんだん何のためか明らかになってきた今、やっとクラスがまとまりはじめています。「私に従い、強いものに服従し、自分を持たないことがどんな結果を生むのか見てご覧なさい」と真矢は次第にその本意を見せ始めています。さて、このあとの展開はどうなるのでしょうか。

まずはだんだん明らかになってきた真矢の過去。2年間の空白は「指導センター」に行っていたからだということ。そして恵里香にカッターで斬りつけられた時に見えた胸の大きな傷あと。この謎は次第に明らかになるのでしょう。

そして、面白かったのは由介のセリフ。「こんな時に、真矢がいてくれたらなぁ」「あいつ、俺たちが困っている時には必ずどっかから出てくるじゃない」という真矢の行動の謎とある意味自分たちを支えていた真矢の存在への認識が出てきています。この辺も、今後につながっていくのでしょうか。

しかし、由介、格好良くなりましたよねぇ。恵里花に裏切られたと「もう友だちじゃない」って言う恵里花の仲良しの二人に、「困った時に悩みを聞いてやるのが友だちじゃないのか」と投げかける姿や、前回、和美が怪我をした時に、「おまえたち、いい加減に目覚めろよ」とクラスのみんなに訴える姿は前みたいにただちゃらんぽらんに人の興味をひこうとするだけの寂しがり屋ではなくなりましたね。

それから和美。自分の友だちに対してひどい言葉を投げつけた母親に対してしっかり自分の思いを告げることが出来るようになりました。ただその場を取り繕うのではなく、本当に大事なことを、自分の意見をきっちりと親にも告げることが出来る。やはり前のように不安定なところはなくなり、地に足がついた感じになりました。

ひかるにしろ、馬場ちゃんにしろ、何かを背負って何かに追われているようなくらい顔がなくなってきました。4人はきっとずっといい友だちでいるんでしょうね。

恵里花は、何であんなになっちゃったのか、朝起こしに来る母親の言葉で何かわかった気がします。「何でも買ってあげるから。学校に行きたくなかったら塾に行けばいいから」…でも、恵里花の本当に欲しいものはそんなものじゃなかったんですよね。友だちが笑顔でくれる「おはよう」…それが一番なんですよね。それがわかって本当に大事なものを見つけることの出来た恵里花が言った「ごめんね」は、本当に心のこもったものだと思いました。

さて、今回で今まで私が感じてきたものと真矢の指導の方向が同じかなって言うことを真矢の言葉から感じましたが…なので、今回はすごく納得のいく良い感じを持ったんですが…次回の予告編を見てすっごーーーーくいやな感じが。

真矢が「これが本当の私」というセリフと共に、明るい笑顔で教壇に立っているシーンが…思わず、ビデオを戻して見直してしまいました。このドラマで、絶対にやって欲しくないのが、「真矢のいい人」化なんですが…なんか予告を見ていると、それをやりそうで…ドキドキしています。真矢には、ずっと黒ずくめで口を開けて笑うこと無しにあの「女王」のままで卒業式に子供を送り出してほしいと思うのですが。そうじゃないと今までの説得力が一気になくなっちゃうじゃないですか…。それだけは勘弁してください。

あと4回、ぜひとも緊張感を持って現在の子供を取り巻く実情を斬りまくって欲しいです。


追記:前回も書きましたが、「ありえない~」ってことがまたいくつか出てきています。教育現場を知るものとしては、まあ、ドラマだからってことで目をつぶっていますけど、夜の学校に入り込んで電気をつけて荒らし回るなんて絶対に無理ですし、あれだけの騒ぎを起こしたら翌日当然「おはよう」じゃすまないですよ。親は何にも知らないみたいだし。先生に怪我をさせたのは確かだし。あと、「再教育センター」の存在、気になりますねぇ。

追記2:和美の部屋で反省文を書く4人だけど、由介の「う○こ」は相変わらずとして、馬場ちゃんの「風太くん」には笑っちゃいました。

追記3:天童先生の、「給料の割にやることが多くて…」というセリフには、思わずうなずいてしまいました。はい。「よくぞ言ってくださいました」という感じです。
ただ、それでも教師というのはやりがいのある仕事だと思っていますから私は続けているんですけどね。お金のためだけにやるんだとしたら、とっくにやめていますです。仕事の持ち帰りは当たり前だし、残業手当は出ないけど残業・勤務時間超過は当然だし、夏にクーラーも入ってないし、本来の仕事以外の雑用が多すぎるし、お金がないからってバイトは出来ないし、四方八方、「先生なんだから」って思っている人ばかりだし。
でも、私も、私のまわりの先生達も、みんな手抜きしないで一生懸命に子供のこと考えてる人たちですよ。自分のことよりもね。


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女王の教室ーもっと議論を

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≪病院から 娘入院…受難つづき≫
コメント
昨日、出かけるのに録画を忘れていたので、「しまったああ」と思ったのですが、いつもコマちゃんさんが丁寧なストーリーを書いていらっしゃるのでたずねてきました(笑)
もう、見た気分です(^_^;)

恵里花の件は、一区切りついたのですね。かなり過激な決着でしたね。なんか、だんだん、解決に至るための事件が過激になっているような気がしますが。
病根が明らかになればなるほど、大手術が必要だということでしょうか。

>財布のことを謝ろうとすれば良かったのに、それも出来ずに私の言いなりになったのはあなたじゃない。いいかげん目覚めなさい。あなたは何かあると、誰かのせいにして、自分で自分も守れず、人権とか言って人に守ってもらっているだけじゃない。

12歳の少女に言うには、あまりに過酷な言葉です。私には、どうしても、このドラマは子どもの問題ではなくて、私たち大人に投げかけているような気がします。

大人だって、恵里花やクラスのみんなのように、自分の落ち度を隠すためにうそをついたり人のせいにしたり、さらには人の悪口をいうことで自分のことから目をそらさせようとしますよね。そして、権利権利と、声高に叫ぶ。

そんな大人たちの中に和美という一種変人がいる。その変人は、どんなつらい目にあっても、自分が正しいと思うこと、人との絆を信じて誠意だけで生きていく。どんなに、そういう人が少ないことか。

そして、変人にも、事件にも関わろうとしない傍観者のその他大勢。

学級は、確かに一つの社会であり、コミュニティです。小さなコミュニティで思いやりや助け合い、正しいことといけないことを学んで、正しい価値観を身につけ、社会に出るための訓練の場であるはずなのです。

本来、学校ではぐくまれるはずのこれらの社会性、人間性が幼稚なまま、現在は大人(=成人)になってしまっているために、大人の社会はまるで小学校の教室のよう。もう一度、小学校に戻ってやり直したら?
私には、そんな風に、思われるドラマです。

製作者の意図はこの際、どうでもいい。私は以上のように捉えています。

長くなりましたが、このコメント、このまま私の日記に載せさせてください~。

今後もよろしくです、コマちゃん様。
[2005/08/14 11:04] URL | ふにふに [ 編集]
初めまして(^^)。

ふにふに。さんのところから伺いました。
よろしくお願いします。

「女王の教室」
中3の息子と一緒に毎週欠かさず見ております。
最初は、なんだぁ?! この教師はぁっ!! と思ったものですが・・・
(^^;)。
なにかこう信念を貫き通して、迫ってくるものがありますね。
見逃せなくなっています。
私も次週の予告を見て、息子と一緒に「ええっ?! ええっ?!」とのけぞっていました(汗)。
本当に次週も外せませんね。

お邪魔しました。
[2005/08/14 13:12] URL | 千愛(ちあき) [ 編集]
私も同感です。たかだか一つの学年の一つのクラスのドラマですが、まさに社会の縮図そのものですね!2対8の法則というのがありますが、まさに和美ちゃんをはじめ少数の人々が社会を動かし大きな影響力を与えていく。残りの大多数が傍観者として情勢を眺めている。たんなる、興味本位のドラマとしては終わらせたくないです。
[2005/08/14 15:52] URL | 徳さん [ 編集]
>ふにふにさん

お役に立てたようで何よりです。いつでも利用してください。

本当に、今の社会や大人たちを痛烈に批判していますよね。その投げかけを、単なる番組批判で真矢を悪者にして終わらせる事だけはしたくないなあと思います。

次回は、親子の関係にも入り込むようですね。この奥の深いところをどう掘り下げるのか、楽しみです。

>千愛さん

ようこそおいでくださいました。

私の中学の息子は、「怖い」と言って見ませんが、ぜひ見て欲しいと思っています。妹である娘の方が真矢についてとか、クラスの子達についていろいろ意見を言いますので、親子で討論しています。

ただ楽しむだけでなくこういうきっかけを与えてくれる貴重なドラマですよね。

毎週、どこに突っ込むのか、とても楽しみです。

>徳さん

コメントありがとうございました。

本当に、和美ちゃんが強くなり、まわりを動かす力を持ってきた事はすごいですね。和美ちゃんのような子供や人が今、とても必要なんだと思います。

これから、どんな風に子供たちやまわりの親たちが変わっていくのか、すごく気になります。
[2005/08/25 21:02] URL | コマちゃん [ 編集]
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