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[2019/07/20 08:06] マンガ・アニメ
十五年前に生まれた絵本に描かれていたことが
三年前にアニメとして生まれ変わって公開されたものだそうです。 いまの日本と比べてどうでしょう? みていてゾッとしました。 一週間ほど前に、街頭で髪の毛の白くて腰の曲がった年配の皆さんがのぼりを持って 「憲法改正反対」と 曇り空の中で訴えていらっしゃいました。 私は1960年生まれ。昭和35年です。 終戦後15年。 戦争のカサブタが取れて傷が見えなくなった頃の生まれです。 たった15年で戦争から立ち直るためには、戦争を経験して生き抜いた人たちが必死で働いて、戦争の傷を修復してきたからです。 先日見た街頭の腰が曲がって髪が白い年配の皆さんたちが、その幼少時代に親御さんたちが頑張ってきてくださったからです。 終戦最後に徴兵された父は、前線に送られる前に終戦を迎えたので、その後母と結婚して私が生まれました。 その父も今はもうこの世にいません。 戦争の頃にその大きな影響を受けて乗り越えて、いまの平和を築いた人たちは、ほとんどがもう、この世にはいません。 それを感じて大人になって、意志を受け継いで日本を支えてきた先輩たちが街頭で「改憲反対」と声を上げている。 一方で いまの社会情勢はどうでしょう? この絵本が生まれたのが15年前。 終戦から私が生まれるまでも同じ15年。 同じ15年間。 前に向かって力を合わせて平和のために頑張った15年と この絵本に描かれて予想された「戦争を作る」要素があちこちに感じられ、それがどんどん表面にまで見えてきた15年。 この物語が絵本からアニメに生まれ変わるきっかけが 3.11だったということですが、 私はあの3.11は、何か大きな存在からの「お知らせ」だったのではないかと感じています。 みんな、立ち止まって考えて 命の意味とその尊さを 日本の国の美しさと 平和がいかに大切かということを そう投げかけられたような気がします。 あの頃確かに日本の国全体が、改めてそういうものの大切さを感じて、一回踏みとどまって考え直したのです。 そこからまた8年がすぎました。 明日は、その8年間に日本がここまできた、それを元にしてこの先を考える大切な選挙です。 私はこの選挙が 日本の未来を大きく二分する分岐点にあると感じています。 日本の国の平和 私たちの未来 そして、何よりも未来を託す私たちの子供達が 笑顔で平和に、より豊かな未来を生きることができるために。 一人一人が大切に尊ばれる「当たり前」の世の中であるために それは夢物語ではないのです。 たった15年で、日本は戦争を拒絶して廃墟から立ち直ったのですから。 この15年でごく一部の人たちによって進められてきた 一部の人たちのためのおかしな世の中にストップをかけて、私たちそれぞれのための豊かな明日を作ることは みんなで思い描けば必ずそれは実現するのです。 このアニメの一番最後に描かれているように。 https://youtu.be/cUGu73hnjdY スポンサーサイト
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