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おおらかに、こだわり無く……虚心坦懐。[2011/01/02 19:12] ひとりごと
毎年、1月2日には筆をとる。
書き初め……と言うことで、一年の座右の銘を探す、という意味もある。 おととしは、「行雲流水」。 きょねんは、「花意竹情」。 今年は何にしよう? 偶然だけど、いや、必然なのかもしれないけど。 毎年、書き初めに選んだ言葉は一年を通じてなぜかいつも「そうか、これがこの言葉の意味なんだ」と実感することが多い。 一年の予感が降ってくるのかどうか……。 わたしにとっては、なんだか一年の自分のあり方を占う、そんな感じにもなっていたりする書き初めです。 で。 今年の言葉は、これです。 「虚心坦懐。」 ![]() 虚心、も。 坦懐、も。 「心にわだかまりがなくて穏やか、おおらかなこと」という意味。 「虚心」というのは、空っぽな心。 でも、その空っぽというのは、「何もない」という空っぽではなくて。 むしろ、いろいろを超越した状態。 空しいとか、空虚とか言うのではなくて。 いろいろあったその上で、そういうものを越えてわだかまりもこだわりも捨てた状態。 「坦懐」というのは。 平らな状態。 「懐」という漢字の作りの部分は、「目から流れ落ちる涙を衣で隠す」という作りになっていて、ヘンがりっしんべん……つまりは「心」を表すから、そういう想いを胸中深く包んで大切に暖める……という意味を持つ漢字。 おおらかであっさりとした気持ち。 そういう悲しみや苦しみを飲み込んで、その上で深く人を思いやる気持ちにつなげられるおおらかさ……。 そういう人になりたいし、いろいろあってその上で、それでも穏やかにいられる人になりたいし、そういうものを胸に深く大切に持って、だからこそ人への想いを強く持てる……そういう人になりたい。 昨年、ほんとうにいろいろあって。 たくさん泣いて、たくさん落ち込んで、たくさん苦しんだ。 だからこそ、見えたこと、感じたこと、わかったことがたくさんあった。 今年は、そういうものの上に立って、よりと奥深くものを見て、人を愛し思いやれる人になれたらいい。 それも、静かな穏やかな心で………。 そんな想いを込めて書きました。 そんな一年になればいいと、そんな自分になれればいいと、そう思って書きました。 うまくはないけど、想いはこもった字が書けたなぁ、と思っています。 おだやかに。 こだわりなく。 おおらかに。 わだかまりもなく。 あたらしい一年を、はじめたいと思います。 スポンサーサイト
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01/01のツイートまとめ[2011/01/02 00:00] 未分類
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