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  2008年12月  

             
「押しつけ教育」は、いつまで続く?
[2008/12/23 12:55] ひとりごと
高校新学習指導要領案:英語で授業…「自信ない」教諭も 

                    (毎日新聞 - 12月22日 23:22)

 「使えない英語」から「使える英語」へ。22日に公表された高校の新学習指導要領案は「英語の授業は英語で行うことを基本とする」と明記した。文法中心だった教育内容を見直し、英会話力などのアップを目指すのが狙い。文部科学省は「まず教員が自ら積極的に用いる態度を見せるべきだ」と説明する。だが教諭の英語力や生徒の理解度はばらつきが大きい上、大学入試は従来通りとみられ、現場からは効果を疑問視する声も出ている。【三木陽介、平川哲也、高橋咲子】


高校新学習指導要領案:英語の授業は「英語」で

                 (毎日新聞 - 12月22日 21:42)

 文部科学省は22日、高校の新学習指導要領案を公表した。英語はコミュニケーション能力重視へ方針転換し、授業を英語で行うことを基本とする。各教科で小中学校の内容を復習する機会の設置を促進し、基礎学力不足の生徒への対応を充実させる。小中の新指導要領(3月告示)に続き、前回改定で削られた内容の復活などが進み、脱「ゆとり教育」への見直しが完了する。







ああ………またか。
上からの教育の押しつけ。
体制化。

どこまで「決まり」を作ったら、気がすむんだろう?

そもそも、言葉ってなんのためにあるの?
人と人とが、気持ちを通じ合わせるためのものだよね?

受験のためのものじゃなく。
「英語が出来る人」になるためのものでもない。

現場の教師が、生徒を見て、その子達に必要なものを必要に応じて伝えていく。
それが、学校の本来の姿だと、思うのだけど。

みんな一斉に強制して、いったいそこに何が生まれるというの?

そもそも、「英語の話せない英語教育」を生み出したのは、こんな上からの押しつけが原因じゃないのかしら……と思う私は、へそ曲がりなんでしょうか?


教室の中でしか成立しない世界で。
教室の中だけの英語を操って。

それは本当の意味で「言葉を学ぶ」ことにはならない……。
決して、ならない。。

教室の国語で、ちゃんと日本語を話せる日本人が、いったいどのくらいいるのかを考えてみても、それは明らかなのにねぇ………。
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