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  2007年04月  

             
信濃の春
[2007/04/28 00:25] 生活・自然
今日、部屋から車で出かけたらあまりに山がきれいだったので帰ってきて即カメラ持って写真撮りました。

その後、自宅に行って息子とお昼食べたら息子も散歩行こうというので一緒に部屋のまわりを歩いて写真撮りまくりました。

二人で交代に撮ったのですが、山の雪の白から、花のさまざまな色まで、信州の春の色がいっぱいです。

説明はつけませんので春を楽しんでください。
 ↓
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いのち・・・
[2007/04/26 01:19] 生活・自然
25日…昨日は福知山線の脱線事故から2年たったということで、追悼式が行われたようです。

福知山線事故から2年…冷たい雨の中、献花台に終日列


もう2年もたつんですね…あの衝撃の事故から。

新聞を読んでいない私はネットでのニュースをよく見ていますが、今日は実はこの記事よりも先に目に入ってきたニュースがありました。

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脱線事故追悼の日、福知山線で置き石…いたずら3件相次ぐ
(読売新聞 - 04月25日 23:32)

 兵庫県宝塚、川西両市のJR福知山線と阪急宝塚線で25日午後、置き石や踏切の非常ボタン作動による電車の停止が3件相次いだ。

 宝塚、川西両署は、いたずらとみて列車往来危険容疑で捜査、現場が近いことから関連を調べる。

 午後3時25分ごろ、宝塚市平井の福知山線で、木津発宝塚行き快速電車(7両)が線路上の石をはねて止まった。約25分後、北東約1キロの川西市花屋敷の阪急宝塚線で、宝塚発梅田行き急行(8両)が異音を感知して停車、レールに石の粉砕痕があった。ともに間もなく運行を再開、後続への影響はなかった。

 同4時50分ごろには、2件目の現場から南西約500メートルのJR踏切で非常ボタンが作動、新三田発高槻行き普通電車(7両)が止まり、4本が部分運休、21本が最大20分遅れ、約4700人に影響した。
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きのうが2年後のその日だから…といってざわざわこんなイタズラをしたと思いたくないですけど…。

それにしても、いまだにこういう幼稚で、でも人に多大な迷惑をかけるイタズラが後を絶たないのはやはり腑に落ちません。

やるのは簡単なんです。でも、それをやること、やる気持ち、それを抑えることの出来ない自分がいかに弱くて愚かな人間かということを…気がつけないこと、周りの人間がそれに対して何も出来ないこと、それが悲しくて恐ろしいことです。



そんな一方で、こんな掲示板があります。

子猫の里親募集


捨てられたのではなく、野良猫の赤ちゃん。
その里親を募集しているそうです。
ちゃんと獣医さんに見てもらって雄雌もわかっているそうです。

わたしは一昨年の暮れに怪我した野良猫の子猫を助けました。
でも、その子はわたしの心も助けてくれました。

命は……大きい小さいの区別なんかないと思うのです。
生きているその命は、誰かが与えたものではないから。

こういう事故や事件をきっかけに家族や友だちや、周りの人間とそういう話が出来る人が増えていけばいいのにな…そう願わずにはいられません。
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水の上にも織る錦
[2007/04/25 01:05] 生活・自然
「カンガルーのハッチ」で有名になった須坂市動物園のお隣に、日本の桜の名所100選に選ばれた「臥竜公園」があります。
「竜ガ池」が大きく静かに広がっているその周りが全部桜の木。

今日はちょっと用事があって、夕方臥竜公園に行きました。

この前の日曜日、「桜吹雪」が見事でしたが、そのためだいぶ桜の木は葉桜に変わっていました。

でも、池に浮かぶ桜の花びらはまるで美しい絹織物を広げたように薄紅色に池の表面を色づけていました。思わず、写真を撮ってしまいました。

いくつか掲載しますので、臥竜公園の様子をお楽しみください。
DSC01984.jpg


DSC01986.jpg


DSC01987.jpg


DSC01988.jpg



ちなみに…表題は「もみじ」の一節ですが、「桜」にも当てはまるな~、と思ってタイトルに使いました。

でも、本当のこと言うと、「みずのうえにもおるにしき」という歌詞、小学校の頃歌ってたときには「水の上にも居る錦(鯉)」だと思っていて、すごい……もみじがきれいだから鯉がはねてるんだ…と感心していたのでした。(^_^;)

そんなわたしは今は音楽教師です。(笑)

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まだ病気自体が解明されていないのに
[2007/04/21 03:48] 子育て
ADHD発症児の母、喫煙率一般の2倍
(読売新聞 - 04月20日 14:52)

 落ち着きがないなどの症状が表れるADHD(注意欠陥・多動性障害)の子どもの場合、母親の喫煙率が同年代の女性の2倍程度高いことが、大阪府の小児科医の調査でわかった。

 母親の喫煙とADHD発症との関係を示す研究は、これまで海外ではあるが、日本では初めてという。

 ADHDは、生まれつきの脳の機能異常による発達障害とされ、集中力がない、衝動的な行動をするなどが特徴。治療経験の豊富な大阪府寝屋川市の小児科医院の安原昭博院長が、小児患者の母親167人に喫煙歴などをアンケートした。

 その結果、喫煙経験は47%にあり、妊娠時にも35%が喫煙していた。特に出産時の年齢が20~24歳の母親では、喫煙率が88%にのぼった。




………まだ、はっきり言って日本でAD/HDについては詳しく解明もされていなければ、社会的にも認知度が低くてそれに悩み、誤解に苦しんでいる親がたくさんいるのに…。

そしてその親御さんたちはみんな、「自分のせいだろうか」って悩んでいるというのに…。

こんなふうに「親がたばこ吸ったから悪い」とでも言いたげに記事にすることはいいのだろうか?

だいぶ前に、フジテレビでも「食生活とAD/HD」についての関連性があるような報道をした上、さらにAD/HDの子どもの特徴をさも「危険な子ども」であるかの表現で報道したことでいまだに問題がくすぶっているのに。

関係がないとは言えないかもしれない。でも、こうやって発表しちゃったら、「ある」って言えると思われても仕方がない。

でも、たとえばAD/HDだけなの?たばこの影響は?
他にはないの?だってあんなに体に有害なもの、他に影響があってもおかしくないじゃない。だのになんでAD/HDだけを取り上げるの?

確かにここをつきつめていったらAD/HDの病気を治せるきっかけになるかもしれないし、特効薬が見つかるかもしれない。そうしたらその時に初めて「関連性」が立証されるわけで…「関係している」と思えるような表現は、まだする段階じゃないと思うのだが。

こうやってAD/HDに対しての悪いイメージばっかりを増長させたら、親も子どもも苦しくなるばかりだ。これ以上追い詰めてどうするの。もうすでにさんざん悩んでいる人たちばかりなのに。


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へ~~んなのっ!
[2007/04/18 22:05] 教育・学校
親の心得、緊急提言へ=教育再生会議分科会
(時事通信社 - 04月17日 21:10)

 政府の教育再生会議(野依良治座長)は17日午後、都内で規範意識などに関する分科会を開き、乳幼児のいる両親や初めての出産を控えた女性やその夫が育児について学ぶ「親学」の充実が必要との認識で一致した。4月中にも緊急アピールとして取りまとめる方針だ。 

[時事通信社]


・・・・・・へ~~~~んなのっ!

「親学」ってなんやねん?
なんで親だけ教育しなくちゃいけないんだろ?
どうしてそういう「人のせい」にした発想しか出てこないんだろう?

子どもがおかしいのは、学校のせいで先生の免許は10年更新にしなさい!

子どもに問題があるのは、親のせいだから、親も教育受けなさい!


そんなことだからさ、世の中変わらないんだと思うけど。

「みんなで何とかしなくちゃ」「自分たちから変わらなくちゃ」っていう意識が全くないのよね。

そんなこと言っているんだったら、ご自分のお子さんたちは「立派な大人」になっているんでしょうか?
ご自分のまわりの人たちと一緒に、地域のお子さんを育ててきているんでしょうか?

「自分たちから」という意識がなくちゃ、「○○のせい」と人のせいにしておしまい。そして「○○が悪いんだからいけない」と責任転嫁。そんなサイクルの中には「明るい展望」なんか生まれてこないし、そのサイクルこそがいじめの構造なんじゃないですか?

親いじめ、教師いじめして教育がよくなると思ったら大間違いですよ…。

教育の世界にも、政治の世界にも、「自分たちがまず先に立ってやろう」「問題はみんなのものであって、自分たちにもその一端をになう必要がある」という視点がなくてはもう日本は変わらないですよ。

必要なものは、自分で学び取るべきなんです。そのための時間や費用のことについて考えるのならいざ知らず、学ぶことを決めてみてもどうなるもんでもないでしょうが。
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ゆとり教育は…
[2007/04/14 04:07] 教育・学校
「ゆとり教育」とは…本来の意味、あり方で考えたら「必要」な力をつける教育なんですよね。

教育課程で教える内容がへったから学力低下した…そういう考え方はおかしいんですよ…。

だって、ゆとり教育で教えることは「自ら学ぶ力」「自分で考える力」をつけることなんであって、「教科の項目」じゃないんですから。

こんなニュースが目に入りました。

高校生も学力上向く=「勉強大切」増える-「ゆとり」指導要領で初・学力テスト
(時事通信社 - 04月13日 18:10)

<ゆとり教育>学力は「改善の方向」 文科省調査
(毎日新聞 - 04月13日 20:11)

学力低下に歯止めの兆し、「ゆとり教育」下で初の調査

(読売新聞 - 04月13日 21:01)

最後の読売新聞に書いてあった「教育専門家」の言葉を見ると、首をかしげちゃいます。ゆとり教育は、これから実を結んでいくはずの教育なんですから、こういう結果が出てくるはずなんですよ。

文科省も学力低下だとかなんだとか、まわりの騒ぎに押されて今ひとつ腰が引けていますが、ゆとり教育はやめるべきじゃないです。

今の子供たちに必要なのは、「なぜ学ぶか」を考えること、「生きるために必要な考える力」をつけていくことなんです。

ただ機械的に頭の中に公式や理論を詰め込むだけの教育に戻そうというのは絶対にやめて欲しいと思っています。その弊害が今になっていじめだの学級崩壊だのという問題になって吹き出しているんですから。

子供たちは生きています。考える力も、物を見る力もちゃんと備え持ってきています。それを育ててやらないでただ無意味に頭に詰め込んだらパンクするに決まっているんです。

頭を柔らかくして、いろんな知識や理論を吸収する「入れ物作り」をすることが教育の目的だと思います。それがあれば自分でいろんな興味あることについて学ぶことが出来るようになるはずなんです。

「ゆとり教育」を本気でやるには、教師の力量が必要です。そして、「見守る姿勢」が大切なんです。

一見、見守っているのは楽でなにもしないようですが、これにはとても力と時間と物の見方が必要になってきます。生徒を見守る余裕を教師に与えてください。そして、その教師たちを見守る余裕を、周りの人たちが持ってください。

ゆとり教育は必要です。この結果に目をつぶらないでしっかり見て欲しいです。
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娘とおみやげ
[2007/04/12 23:07] 子育て
今日は、中3になったばっかりの娘が修学旅行から帰ってきました。

行き先は、広島、京都、奈良。

帰校時間が19:10だったから、19:20くらいには帰ってくるかな~って待っていたのに帰ってこない…。

で、心配しながら20:10頃、だんなが「迎えに行ってみるか」と出かける仕度をはじめたら、玄関のドアの開く音がして帰ってきました。

お帰り~、の挨拶もせずにそのままトイレに飛び込んだ娘ですが(笑)そのあと「おみやげ、買ってきた~」といってバッグからとりだした物を見てその量にびっくり。

本当は行く前に、おみやげ、おこづかいの金額が決まっているし、自分のものだけ買ってきなさいね、って言っておいたのに、結局は家族に漬け物やらお菓子やら買ってきて自分のものは小さいマスコットだけ。

「そんなにおかしや漬け物買って重くなかったの?」と聞く私に、「お母さんにはこれ、丁度いいからと思って~。」って渡してくれたのはかわいい包み。

その中に入っていたのがこれでした。

20070412203432.jpg


「お母さんのお守り」と表に大きく書いてありました。
珍しいおみやげだな~と思って裏を見たら…。

20070412203630.jpg


娘曰く、「お母さんには丁度いいでしょ~。みんなお母さんにぴったりだから買ってきたの。」とのこと。

うん…ありがとう。お母さんも早く元気になってもう心配かけないようにするからね。なんだかすごく嬉しかったです。
で、隣にいるだんなには奈良の鹿のマグネット。

「お父さんは、健康だからお守りじゃなくてこっちにした」とのこと。

そうだね~、お父さん、アントラーズのファンだから鹿大好きだしね。(笑)

ちなみに、お兄ちゃんには「ルービックキューブ」だそうで…。
「おにいはいつもうちでゴロゴロしているからこれで暇つぶしになるかと思って~」といいながら、「でも、時間が無くてあわてて買ったら一番高かった~。みんなに兄ちゃん思いだって言われたけど…。」とちょろっと本音も。(^_^;)

おみやげ代はほとんど上手に使い切ったそうです。
でも、たくさんのおみやげよりも何よりも、元気な顔で帰ってきてくれたのが一番嬉しいよ~。(^_^)v

本当に無事に帰ってきて良かった。心のこもったおみやげもありがとうね。


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女王の教室特別編1見ました
[2007/04/06 13:45] 教育・学校
遅ればせながらエピソード1を見ました。
テレビでは見逃して、レンタルになるの待っていたんだけどなかなか近くのお店では出なくて。

やっと見つけたエピソード1。

見ていて本当に胸がつまされました。

ずうずうしいようですが、私は真矢との間にすごく共感するものがあり、テレビで毎週見ていて、最初の頃こそは「え?」と思う部分もあったけどそのうち真矢のいうことやることに納得がいくようになってきたのでした。

私はあんな風には仕事はできません。ゆえに今、休職中です。
でも、生徒に対しての気持ちは真矢に負けないつもりです。

再教育センターの実態が本当にああなのかはわかりませんが…しかし実際に教育現場ではいま、似たような現実があるのも確かだと思います。

今、「教育」をしたいと思ったら…本気で「教師」をしようと思ったらある意味命をかけるくらいの覚悟が必要だと思っています。けれども、それは教育現場だけでどうなるものでもないのです。教育現場というのは社会の縮図です。社会のゆがみはそのまま教育のゆがみにつながっていきます。

そのゆがみの中で苦しんでいる生徒や先生達がたくさんいる事実…。それはとりもなおさず社会の中でたくさんの人たちがゆがみやひずみの中で苦しみ悩んでいるということだと思います。

教育のゆがみを直して行くには、社会全体のゆがみを直さないとどうにもなりません。社会のゆがみを直すには、教育現場のゆがみを直すことも急務なのです。この相互作用に早く気がついて欲しいといつも心から思っています。

こんなにしっかりと教育と社会のゆがみをえぐり出してくれたドラマはないと私は今でも思っています。教育再生委員の人たちのうち、一体何人がこれについて真剣に受け止めてくれているのかなぁ。ドラマという媒体を通じてこれだけの訴えを真剣にしているところがあるのに、それを政府はどれだけ感じているのだろう?

最近の教育改革を見ていても、いじめに対する対策を見ていても、やっぱりわかっていない…としか思えないのがつらいです。

そして、こうやってブログで細々と訴えていくことしかできない自分の小ささも…切ないです。

エピソード2の方はまだ見ていませんが、また真剣にみたいと思っています。
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言霊その2 すみません
[2007/04/02 23:31] 生活・自然
日本語の使い方で、気になるものがある。
何か人にやってもらったり手伝ってもらったりしたときに「すみません」という言い方。

人から手助けを受けたときに「ありがとう」という前に、何で「すみません」っていうのだろうか。

ちょっと、語源をしらべてみた。

『感謝の意を表す「すみません」は、「何のお返しも出来ずすみません」といった意味からか、「心が澄みきらない」といった意味から離れ、単に謝罪を表すようになってからの表現』ということ。

相手の行為に対して、何にもできない自分を恥じているのだろうか。

しかし、何か人にしてあげたいという思いは見返りを期待するものではないし、純粋に相手が喜んでくれることがその「お返し」として充分なんじゃないだろうか。

そう思うと、「すみません」というよりも、「ありがとう!」と笑顔で返した方がずっと相手は嬉しいんじゃないかな…と思ったりするのだ。

日本人の謙虚さを表している言葉なのだろうけど…でも、余計な謙虚はかえって相手に更なる気をつかわせるような気がする。

何か好意を受けたときに、最高の笑顔で「ありがとう!」と一言相手を嬉しくさせることが一番スッキリすると思っているのは私だけだろうか?
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