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  2006年11月  

             
何か違わない?その2
[2006/11/30 19:18] 教育・学校
先日の「何か違わない?」にたくさんのご意見ありがとうございました。

そうですね、まずは「いじめる側」を認めない、その姿勢は大事だと思います。
だから「出席停止」は意味がないとは言いません。これも必要だと思います。

ただ、「この後どうするか」なんだと思うんですよ。今までの国の姿勢を見ていると、「これで良し」にしてしまう可能性が大きいんですよね。

悪い方を罰して終わり。それで学校からいじめが減ったら万々歳。「自分たちの政策が良かった」と自己満足して完結。

そんな未来が見え見えで…。だから怖いんですよ。

もっと「現場に入って」「直視して」「これから」を考えてもらわなければ絶対に根絶やしには出来ない問題なんです。

「いじめられた側」が「いじめる側」にあっという間にまわるのが今の子どもの社会。「いじめた子」を罰していなくなったら、次の「いじめっ子」が出てくるんですよ…必ずね。

その辺の認識の甘さをここに感じてしまうんですよ。。。
だからこそ、こうやって小さな声でも訴えていく必要があると思っています。
いじめられたお子さんを持つ親は、もっと怒っても良いと思います。
そういう声を、我慢していないでどんどん集めて集約して、ひとつの大きな力にしていろんなところにどんどんぶつけていくことが大事かと思います。

いじめられるお子さんは、たいてい我慢強く自分の中にこもってしまいます。
だからなおさらいじめられます。
お子さんの「良いところ」があだになってしまうのです。

多分、その親御さんもそういう方が多いでしょう。

でも、とにかくあらゆるところにうるさいくらいに伝えていきましょう。
いじめる側は、感覚が麻痺しています。
そしてなぜそれがいけないのかわかっていないのです。
また、今の時代はそれがある意味「友情のあかし」「友だちとのつながり」になってしまっています。一緒にいじめることで、「自分はこの子たちと仲間なんだ」という思いがある。裏を返せば「一緒にやらなかったら自分もいじめられる」という危機感を持っている。

その辺の悪循環を断ち切らない限りは、一人二人登校停止になっても根絶やしには出来ません。

先生達の人権感覚も、また鈍ってきています。
先生達自身が自分を守るのに精一杯なのかもしれません。社会の目、世間体、上や教育委員会からの通達、こういうものに圧迫されて「やってはいけないこと」が多すぎて、「自分の正義」を持てない状況にあるのかもしれません。

何をもって生徒を指導したらいいのか?その方法がわからないんです。

暴力は確かにいけないでしょう。体罰がいけないのもわかります。
でも、今、「言葉」のみで子どもに気持ちを伝えるのには非常に時間がかかります。「言葉」を知らなすぎるんです。

家で親にも殴られたことがなく、学校でも殴られたり叩かれたりする痛みを知らない。痛みを知らない子どもに痛みの辛さを説明しても、通じっこないんです。

だから「体罰」になって良いのではないですが、その辺をもっとみんなで真剣に考えなくてはいけないのではないでしょうか?

「先生がこわい」(良い意味でですよ。)って言うところがないと、学校は成り立たないんです…。

同じように、「大人はこわい」(これもいい意味でです)という社会にならなくては、これからの人間関係、成り立っていきません。

その辺が…わかっていないでただ表面処理に終始しているのを見ると、背筋が寒くなる思いなんです。
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何か違わない?
[2006/11/26 19:26] 教育・学校
はたして、これで本当に変わるのだろうか?

教育基本法改正案」が可決されようとしている。
いじめた子どもは出席停止に」という法改正の動きがある。

昨日もだんなと話をしたけれど…正直言って、「いじめた子ども」をどうやって特定するつもりなんだろう? それが出来ないからいじめが根絶できないのに。

出席停止して、学校から追い出すのは良いかもしれない。少なくとも、学校の範囲内ではいじめがなくなるかもね。それじゃあ、放課後は?出席停止になったからっていじめが止まる?先生に見つからなくちゃ良いんだってことにはならない?

私はそっちの方がずっと心配なんだけど。

教育基本法も改正して一体どこが良くなるの?

どちらも教育の「根っこの部分」を全く見ずにただ表面だけの処理に終わらそうとしているようにしか思えない。

そんなもんじゃない…そんなもんではおさまらない…そこまでの危機感が感じられない…。

「愛国心」を育てたかったら、教育基本法に書いて強制するのではなくて、本当に愛したくなるような国作りの方が先じゃないですか?>政治家の皆様

はたして、今の日本の国の政治や行政や教育の中で、「日本が大好き、大切にしたい」という想いを持てると本気で思っているのでしょうか?

たとえばいまだにくすぶっている戦争の傷。それを正面切って取り組みもしないで「愛国心」を植え付けようとしても無理ですよ。みんなが自分のこと中心に考えている世の中で、「いじめ」を無くそうとしてもまだまだ無理ですよ。自分以外のものに対する感謝の心、自然や自分の周りに対する思いやり、そういう心を育てずにただ罰ばかり厳しくしても「表面上」はなくなるかもしれないけど裏にこもって悪質化していくばかりだという懸念をどう払拭するおつもりでしょう?

それこそ、手のつけようがなくなりますよ。

人を愛し、人の中で生きることを喜び、人と共に成長することを感謝できる世の中になっていけば自然とそういう社会を喜び合いする心が育つと思うのに、人に対する思いやりが育っていくと思うのに、人を傷つけることに対しての痛みを持つ心も育っていくと思うのに…そこになんで気がつかないのでしょう?

正直言って、私はこの法案に対しては危機感を持たざるを得ないのですが…。

もっと、教育現場や、それこそ「人の生き様」に目を向けて欲しいと思うのは…叶わぬ思いなのでしょうか?政治の世界は、社会と全く切り離れた場所にしか存在しなくなっているのでしょうか?

掛け違えたボタンを、直すのを政治に期待するのは無理なのでしょうか?

「なにかちがう」…そう思いませんか?


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学校の先生、やってみたいですか?
[2006/11/25 13:41] 教育・学校
小中学校の先生の残業、平均は2時間8分…文科省調査

そういう記事が載っていました。

その中にこうも載っていました。

教員の基本給は、優れた人材を確保する目的などから、一般の公務員より高めで、残業手当はないものの、基本給の4%にあたる金額が毎月「教職調整額」として一律に支給される。これらを合わせた給与は、大学卒の42歳平均で毎月約41万円で、一般公務員より約2・7%高い。

さて、これを読んであなたは「学校の先生やりたい」と思いますか?

正直言って、「お金欲しい」人はやめておいた方が良いと思います。
「楽したい」人も、やめておいた方が良いと思います。
「家庭を大切にしたい」人もやめておいた方が良いと思います。
「専門に何かひとつに集中したい」人も、やめておいた方が良いと思います。
「自分に自信がある」人には絶対にむきません。

学校の先生って、私は「町のお医者さん」だと思っています。
生徒たちの心のお医者さん。そしていつでも夜間でも朝早くでも急病には対応できるお医者さん。小さな傷からある程度の応急処置までやってくれるお医者さん。顔なじみの安心できるお医者さん。

まずは「なんでも出来る」人じゃないといけません。
自分の専門の教科の知識はもちろん、小学校だったら全教科、教えられなければ鳴りません。勉強だけでなく、道徳や学級指導、給食指導もありますし、生活指導もありますから自分の生活、適当にやってる人には出来ません。
オルガン弾いて、機械の操作もできて、植物や作物も育てて、生き物も育てて…こういう知識もないと出来ません。

生徒に授業の時間を守らせるには、何が何でも授業開始の時間を守らねばなりません。そしてきっちりと決まった時間に授業を終わりにせねばなりません。字が汚くてもいけません。黒板の字を間違えないように漢字もきちんと書けねばなりません。

スポーツも出来ないと、子どもの見本になりません。子どもと一緒に毎朝校庭を走ったり、休み時間も返上で、授業の準備か子どもの遊び相手、時にはけんかの仲裁もしなくてはなりません。

今は、本当に家庭の職業も家族構成も、みんなバラバラなので何か行事などひとつやるにしてもそのすべてに気をつかわねばなりません。たとえば学校でクリスマス会やるにしても、「家は宗教の関係でそういうの参加できません」といわれたら何とか対応せねばなりませんから宗教の関係も熟知していないといけません。

家庭科などの材料を持ってこさせるにも、家族環境とかそういうものをすべて把握して、簡単に「これ持ってきてね」ということは出来なくなりつつあります。また、「家族の形」がいろいろになっている今、家庭のことについての勉強も、非常に神経を使います。

勉強したいことが山ほどありますが、研修費を出してもらえるのはほんのちょっとだけなので、あとはやりたかったら自費で参加です。参考資料も、教材も、すべてを安い予算に四苦八苦している学校からもらうことは出来ませんので、欲しい資料も何もかもはほとんど自分で購入です。パソコンだって、プリンターだって、スキャナーだって、学校にはあっても自分のものがないと仕事にならないのでみんな自分で購入です。

CDや楽譜もみんな自費で買います。だって、学校で買ってもらっても、別の学校に赴任するとまたそこになければ買わなくてはならないから。それくらいだったら自分で買ってずっと使った方が楽ですもの。

パソコンが壊れただの、楽器や視聴覚機器が壊れただのといっても、修理代を考えると事務に頭を下げるよりは、多少の知識があったら自分でやっちゃおうと思います。暗い放課後の教室で、楽器やパソコンの修理に時間をとられるのはちょっともの悲しいです。

本当は、勤務時間内に出来ればいいけど、会議が連日入っていて勤務時間内はほとんど会議の時間。部活にだってなかなか顔を出せません。たまに部活に顔を出しても、「今日は塾」とか「今日は家族の都合で」とかで生徒が全員揃って出来ることはずごくまれです。

休み時間……本当は疲れて休みたいけど、気になる子に声をかけたり生徒とつきあおうと思うと全くないようなもの。そうでなくても授業の準備もあるのに…。

教育実習の時にあれだけ指導された教案を書いている時間なんて無いも等しいです。書くのは研究授業の時だけ。パソコンを打つのは、会議の資料を作るときとか、生徒に配るプリントを作るので精一杯。

予算の会計、そう、経理のことにも頭を使わねばなりません。
そしてテストの採点と日記の赤ペン入れ。

1日の中でこれだけ終わらないとなると、結局家に持って帰ってやるしかありません。でも、昔と違って厳しくなったので、通知票とか要録とかを持ち帰ることが出来ません。家で待っている家族も気になるし、でもしごと終わらないし…。

そうかと思うと、教育委員会とかからはこっちの事情もわからずに「数日後に提出」なんて書類が山ほど舞い込むし。



でも…「生徒の笑顔」のためには、こんな中でも何とかやっていきたいんですよ…先生を。授業で「わかった!」「出来た」って喜ぶ顔、それが嬉しくて先生やめられないんですよ…。一人でも多くの生徒にその顔をして欲しくて。

今は、「休職」中なんだけど、やっぱり早く生徒と勉強したい。生徒の喜ぶ顔が見たい。夢の中で時々「みんな、良くできたね~!」って授業をしている私がいます。

正直、お金や自分の健康のこと考えたらとっくにやめているでしょうねぇ。
でも、「待っていてくれる」生徒のためには早く自分を元気にして、またあの喧騒の中に戻りたい、と思う自分がいるんです。

だんなと二人で必死に稼いでも、やっと生活できている今の現状。
家に増え続ける教材や資料。
みんな、生徒に対しての想いの結晶がつまっています。

さて…こんな私もだんなも、先生続けて行かれるでしょうか?
今の世の中で、こんな想いでいるのは正直とても辛いのです。
「生徒のため」と純粋に頑張ろうとしてもついて行かれない心と体。

同じ思いの人たちがたくさんつぶれていく現状。

どうしたらいいでしょうね…?
何が出来るんでしょうね…?今。





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ハッチ&クララがまたもやテレビに!
[2006/11/23 01:43] 生活・自然
●○●○● すざかメディア情報 ●●○○●○○●○●○●○●

▼11月23日 19:00から日本テレビ系列「天才!志村どうぶつ園」
「ハッチ&クララ」


とのことで、またもやお茶の間にハッチ&クララ‥そして、待望の赤ちゃんの姿もきっと流れると思います!お楽しみに!!

ちなみに、まだまだなかなか顔を出さない赤ちゃんですが、須坂の情報サイトではきれいな写真が載っていますよ!

「アカカンガルー「クララ」の赤ちゃんの様子をお知らせします」

かわいいっすよ~~~~。(^_^)v

う~ん、「水くれトーバンズ」のハッチの歌に出てくる「群れを作ろう」の部分が叶いそうですね!これからが楽しみなハッチ君です。

ハッチ&クララ・・・そして赤ちゃんはなんて名前になるのかな?
家族になったら、また一曲増やさなくっちゃねぇ。>メンバーの皆様。
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語らせて…「クリスマス」
[2006/11/21 23:49] 生活・自然
この季節になると、いつも思うんです。

「これでいいのか?クリスマス!?」‥って。

この時期になってクリスマス、という言葉が聞こえ出すと、次にくる物はたいてい「プレゼント」とか「恋人たちの・・・」とか…。

いや、いいんですよ、それがいけないって訳じゃないんです。
ただね…やっぱりどうせクリスマスって騒ぐんだったら「なぜ祝うか」をちょっと頭の隅に置いて欲しいなって思うのは、私がクリスチャンだからでしょうか?

前にちょっと「祝日」の意味を知らないで学校を休んだりしている自分の子供らにショックを受けたんですけど、何で祝うのか、何で特別な日なのか、そのくらいは知っていてもそんはないかな、と。

そして、知っていることによってもうちょっと幸せな気持ちになれるんだったらずっといいかな…と、そう思っただけなんです。


前に、学校で生徒たちの前で話をしたことがあります。

「クリスマスって言うと、何思い出す?」

そう聞いたらたいていみんな「サンタクロース」「プレゼント」「クリスマスツリー」「ケーキ」という予想通りの答え。

じゃ、何でケーキ?何でサンタクロース?って聞くと誰も知らないんですよね。

ます簡単な答えは、「キリストの誕生を祝う日」がその1です。

だから、キリスト教じゃない人はやっちゃダメ、って言うんじゃないんですよ。そんな心狭くありませんわ。私。(^_^;)

じゃ、なぜサンタクロースが?プレゼントが?っていうと、クリスマスを祝えない貧しい家庭のためにこっそりと贈り物をした聖者の話がクリスマスに絡められて「サンタクロースが煙突からプレゼント届ける」って話になったようです。

クリスマスツリーは何で?っていうと、まず針葉樹の「いつでも緑色である」こと、それからクリスマスカラーの赤…「キリストの血」と、白「雪や純真の象徴」と絡められてその表現のひとつとしての祝いの飾りが始まりらしいです。

キリストの血は、人々の平和と幸せのためにすべての罪を負って死んだキリストの流されたもの。自らの死を持って願った「平和」と「幸せ」…。その象徴がクリスマスカラーの赤なんですね。

(サンタの服はなぜ赤いかって言うと、これは単に某コーラ会社のクリスマス商戦のイメージとして使われたサンタさんが一般化しただけ。クリスマスカラーに結びついて赤が定着していっただけなんですねぇ。)


つまりはクリスマスって…みんなが幸せでありますように‥…と祈るための日。

プレゼントも、ケーキも、ろうそくの火も、それを前にした人たちが幸せになって欲しい、幸せな気持ちになって欲しい、優しい時を過ごして欲しい‥…そのためのものなんですよね。

だから、恋人同士で優しい時を過ごすのも、家族で賑やかに過ごすのも、一人でゆっくり静かに時を過ごすのも、みんなクリスマスでいいんですよ。

ただ……ひとつだけ、これを読んで「なるほど」って思った人にお願いです。

あなたがクリスマスを、幸せに過ごすことが出来たなら…幸せな気持ちで待ち望んでいることが出来るのだったら…どうか、その気持ちのほんの少しでもいいので誰かのためにわけてあげてください。そんなにむずかしいことじゃなくていいんです。ただ、

「○○さんも幸せな日を過ごせますように」
「みんなが素敵な日でありますように」

…って、そう心の中で誰かのためにつぶやいてください。

そうすることできっとその相手はあなたの優しさで嬉しい気持ちになれるでしょうから。そしてまた、誰かのためにちょっと祈ることで、誰かにちょっと感謝することで、自分の気持ちもまた少しでも温かくなると思いますから。

きっと、今年のクリスマスは、いつもとちがうクリスマスになると思いますよ。
お試しあれ。(^_^)v
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あしあと帳
[2006/11/21 00:00] 友だち
mixiの方で、何人かのページを見に行くと、「あしあと帳」っていうのがある。

 わざわざ見に来てもらっても、特にコメントつけるほどでもないけど、何か残したいっていう時に「来たよ~」ってだけ書き込んでもらうところ。 あ、これいいな、って思ったのでちょっとテストでやってみようかなって思った。mixi自体の日記が使えないので、mixiの方にもここのアドレス貼ってみようと思ってます。

 もしよかったら、「こんちは」だけでもいいから、一言ここに来た記念に残して下さいませ。こちらには必ず目を通してお返事するようにします。

ってなわけで、どのくらい反応があるかのテストも兼ねて、しばらくやってみます。よろしくおつきあいのほどを。




というわけではじめたのでいつもトップに来るようにしてあったこの記事ですが、だいぶ様子がわかってきたので普通の記事と一緒に流すことにします。
もちろん、いつでも書き込み歓迎ですよ~。

mixiには変わらずにこのアドレス張っておきますし、コメントついたらいつでも「新着コメント」で連絡が来ますのでお返事は書けますからね。これからもよろしく。m(__)m
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不老その2
[2006/11/18 18:35] ひとりごと
今日まで一週間、うちに泊まった東京のお友達の母子を長野駅まで車で送ってから、須坂&ハッチの歌を歌うバンド、「水くれトーバンズ」でいろいろ使えそうなのでMIDIケーブルとUSBポートをつなげるコードを購入しに車をおいて楽器店へ。

運良くあったのでこれでシーケンサーやキーボードとパソコンの連携が出来る~♪
とうきうきしながら歩いていたら、突然近づいてきたお姉さんが

「すみません、今、独身の方にアンケート取ってるんですが?」

と声をかけてきたので

「あ。私結婚してますけど」

といったらそれでもまだ「ほんとですか?」とくっついてきたので「ほんとです」と逃げてきました。

・・・きのうの「水くれトーバンズ」のバンドでの格好していたからでしょうか?確かに、とても「奥さん」には見えない格好していたけどね。(^_^;)
キャップ+ロングブラウスにTシャツ、デニムのミニスカ+黒のスパッツにしわしわブーツ。

別に年齢ごまかすつもりじゃないんですが、「ミセス」向きの服って、あんまり似合わないんです・・・ごめんなさい、ごめんなさい。たいてい若向けのデザインや色を選んでしまう私は、自信過剰でしょうか?(T_T)

こんな私は昭和35年生まれ。もうすぐ46歳になります。。。
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不老??σ(・_・;)
[2006/11/16 18:53] 生活・自然
久しぶりのブログです。

ここのところパソコンにゆっくり向き合っている余裕がなかったのでご無沙汰していました。今日はだんだん上昇気流に乗りつつあります。

ってか…体中痛いのよ。風邪っぽかったせいもあるけど疲れてるんだなぁ。
一番いけないのは体じゃなくて心が疲れることだから落ち込まないように気をつけていますが。

せっかく東京から遊びに来てくれている友だち母子にももっといろんなところ案内してあげたかったんだけど限界で寝たきりです。ゴメンねぇ…。

いや、タイトルなんですけど、その友だちが遊びに来た関係で昔のアルバム引っ張り出した訳なんです。息子がお腹に来る前の写真くらいから始まっているアルバムなんですけどね。

「何~?全然変わっていないじゃない~?」
「お顔に何か注入してるとか~?」

といわれましたが…そんなもんですかね?

先週の金曜日に地域SNSのオフ会がありまして、そこで15年ぶりに会った生徒にも「卒業アルバムのまま」とか言われてしまいました。ぢつは…私の一族はバラの精気を吸って生きています…って「ポーの一族」じゃなし~~~。(^_^;)

いや、うちの母から始まっての血筋でしょうか。わたしの弟二人もとても年齢相応には見られません。母はもう80近い年齢ですが、髪の毛染めたらまだ充分60代でいけるでしょう。

きっと、他の人に比べて成長が遅いのかな。
小学校の時にはカバンが歩いていると言われ、「ほんとに小学生?」と何度聞かれたことか。

中学校の時には、胸なし、生理無しでショートカットでよく男の子と間違われました。高校ではその反動で髪の毛を伸ばしはじめ、男には間違われなくなりましたけど。

大学の時に行った美容院では、「高校生?」と聞かれて「いいえ」と返事したら「じゃ、中学!」「じゃ、もしかして小学生?」…なんで下がってくんだよ。

結婚してからだんなの留守に一人で家にいたら押し売りが来て「お母さん、いる?」というから「いません」(ウソついてないよ)と答えたら「じゃ、また」とあっけなく帰ってくれましたし。

学校のスキー教室では、臨時講師に来ていた親たちから「はい、時間だから行くよ~」と小学生と間違われて引っ張られましたし…。_| ̄|○

子どもが欲しかった時期にあまりに不定期で困った「生理」が、今頃になって毎月きちんと来るようになって…普通、もう閉経になってもいい歳なんだけど。

これって、遺伝子のなせる技でしょうか?
それとも…私、将来は「仙人」めざせってことでしょうか?
いまだにほとんど白髪のない黒い髪の毛と、目立ったしわのない目の回り。

「苦労しなかったからだよ~」と言われるとすごく悲しいんですけど…。
苦労は一応してきてるつもりですし、頑張ってるつもりですし。

化粧嫌いでほとんどすっぴんだったせいもあるのかな。
それともいつも笑っているせいかな。
子ども相手に張り合える精神年齢の持ち主だからかな。
歌うたっているから腹筋や深呼吸よくして、姿勢がいいせいかな。

昔はよく「ガキ」に見られて悔しかったですが、最近はもうどうでもよくなりました。ってか、せっかく見かけが若いんだから心も体も負けないように「若く」いたいもんです。


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新しいパソコン!
[2006/11/09 22:42] 趣味
今日はニューマシンからのアクセスです。。。フッフッフ。

今まで使っていたのは、マックのG4PowerBookだったのです。
とてもお気に入りのマシンで、よく働いてくれました。
できればこのままずっと使っていきたいと思っていたのですが、ついに液晶が壊れ始め、最近のソフトにメモリーがついていかなくなり。。。危機を感じていたので、だんなが「まだ買わないの?」という言葉にも後押しされてついに購入。

インテルマックのマックブック。

早速環境を整えようと思ったら、ファイヤーワイヤーでつなげて40分待てばもう今までのマックの環境が整ってすぐに使える状態に。びっくり。

今まで時計の時報に合わせていたパソコンの時計も、ボタン一つで即正確な時間に。。。びっくり!

そんな訳でなんとか今日は新しいマシンから書き込みしています。
ただ、ことえりは使い慣れていないので非常に入力が大変です。
はやくatocを買ってインストールして辞書引き継がないと、顔文字も出ません。

しばらくはニューマシンの整備が楽しいぞ~。

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ハッチと水くれトーバンズ
[2006/11/08 01:13] 趣味
この3連休で、須坂市の動物園の入園者数が17万人を超したって!?
すごいよな~>ハッチ効果。

あの、TVに登場回数が増えている赤カンガルーのハッチ。
そしてそのお嫁さんのクララはただいま子育て中。

そのハッチの「応援ソング」があることは前にも書いたけど、(「ハッチ人気急上昇中」)今度そのミニライブがあります!

動物園のある長野県須坂市の「メセナホール」にて、11月17日に「動物園フォーラム」がひらかれます。そこでその応援歌を歌っている「水くれトーバンズ」のミニライブがあるんですよ~。

当日は、展示やグッズ販売もあり、参加者にはなんと!動物園の来年のミニカレンダーもプレゼントされるということです。(当然ハッチ&クララの写真もあるでしょう)

お近くの皆様は、よろしかったら是非ご参加下さいませ。
ハッチの歌も覚えて一緒に歌ってください~。
なかなか味わい深い歌ですよ。

開場は夕方5時半から。
展示&販売は5時半から9時半まで。
フォーラムは7時から9時半まで。
ライブは多分、6時過ぎくらいになるらしい?(フォーラムの前に演奏するようです)

詳しいことは須坂市動物園日記をご覧下さいまし。



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のだめグッズ
[2006/11/07 23:10] マンガ・アニメ
昨日のブログに書いたように、今日はのだめ関連のグッズを集めてみました。

わたしは音楽教師であるとはいえ、すべてのジャンルを網羅しているわけではありません。声楽関係(特にオペラ)はいろいろ聞きましたが、器楽曲に関してはまだまだ知らないモノばかり。

中には、マンガで知って聞いてみてすごく好きになった曲もたくさんあります。
たとえば「愛のアランフェス」というスケートマンガでテーマに使われた「アランフェス協奏曲」。ギターの音色に聞き惚れましたねぇ。マンガのシーンがかぶってなおさら情景が目に浮かびましたよ。

他にも「いつもポケットにショパン」でのピアノ曲。あと、「不協和音」という曲をテーマに使っていたマンガもあって、その時はじめて聞いてみました。

この「のだめ」はクラッシックの世界を非常に「俗物的」(というか、人間的?)に描いているので、クラッシックの世界が身近に感じられるのではないかなぁ?そう。ベートーベンもモーツアルトも、崇高な音楽描いてたけど本人はやっぱり人間。俗物的なんですよ。クラッシックってそうむずかしいもんじゃないよ~っていういい見本かもね。

そんな意味で、マンガに出てくる音楽を聴いてみながらドラマやマンガを楽しむのもまた一興かと。

ちなみに、ドラマに出てくるR&Sオーケストラというのは、マンガに忠実になるようにビジュアル&テクニックでのオーディションによって結成された実際に作られたオーケストラだそうです。その演奏がおさまっているCDだから、なおさらマンガ&ドラマの楽しみを広げてくれるかもね。

(画像をクリックすると商品ページに飛びます)
〔送料無料キャンペーン中〕のだめオーケストラ 「のだめオーケストラ」LIVE!-CD-(11/15)
のだめオーケストラ 「のだめオーケストラ」LIVE!-CD-

CD【特典付】●千秋真一 指揮 R☆Sオーケストラ ブラームス:交響曲第1番ハ短調 作品68(のだ...
千秋真一 指揮 R☆Sオーケストラ ブラームス:交響曲第1番ハ短調 作品68
〔送料無料キャンペーン中〕のだめカンタービレ ベスト100(8枚組通常盤)-CD-(1/1)
のだめカンタービレ ベスト100(8枚組通常盤)-CD-(まだ発売になっていません)
のだめカンタービレselection CD book
のだめカンタービレselection CD book
のだめカンタービレselection CD book(vol.2)
のだめカンタービレselection CD book(vol.2)
「のだめカンタービレ」キャラクター・セレクション ミルヒーと仲間たち編
「のだめカンタービレ」キャラクター・セレクション ミルヒーと仲間たち編
(オーケストラ曲中心)
「のだめカンタービレ」キャラクター・セレクション 千秋編
「のだめカンタービレ」キャラクター・セレクション 千秋編
(オーケストラ曲中心)
「のだめカンタービレ」キャラクター・セレクション のだめ編
「のだめカンタービレ」キャラクター・セレクション のだめ編
(ピアノ曲中心)

ここからは楽譜です。

のだめカンタービレの世界(入門編)
のだめカンタービレの世界(入門編)ピアノ曲12曲が入った楽譜。
(簡易編曲あり)
のだめカンタービレの世(上級編界)
のだめカンタービレの世界(上級編)
ピアノソロ のだめカンタービレ ロンド・トッカータ/ピアノソナタ「悲愴」より
ピアノソロ のだめカンタービレ ロンド・トッカータ/ピアノソナタ「悲愴」より
コミックスに出てきた曲の楽譜
【ピアノ譜】のだめカンタービレの世界(モーツァルト編)
【ピアノ譜】のだめカンタービレの世界(モーツァルト編)

コミックスのセットはこちら。
TVドラマ化!!『のだめカンタービレ(1)~(16)巻セット』
『のだめカンタービレ(1)~(16)巻セット

とりあえずこのくらいかな?
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アクセス解析&近況
[2006/11/06 14:52] ひとりごと
ここ数日、忙しいのと疲れでばてていたのとが重なってブログの更新しないでいたらアクセス数が日に日に落ちている…(^_^;) 。
全く、数字は正直だよなぁ。

まあ、以前のようにアクセス数を稼ごうとして書いているわけじゃないからいいんだけど…でも、もうすぐ10万アクセスになるな。すごいなぁ。
10万アクセスの切り番GETした人には、何かプレゼント考えようかな。
こんなにたくさんの人が見に来てくれるなんて嬉しい。皆さん、ありがとうございます。m(__)m

さて、ここ数日でいろんな行事があってばたばたして、昨日は疲れて一日中寝ていたんだけど、今日もまだばてています。気持ちはあるんだけど体が動かない。

で、このブログもまたもやベッドに横になりながら書いています。(^_^;)

この数日で新しいコミックを仕入れたのでちょっとその報告を。

まずは、最近あんまりニュースに怒っていたので気持ちが疲れてなんか急に「のだめカンタービレ」を読みたくなって、ついにしちゃいました…「大人買い」。
一気に16巻まで…それも、古本屋と普通の本屋、総計8店もはしごしてやっとそろえました。新刊でも人気があるせいか欠番がいっぱいで、まさか本屋まではしごするとは思いませんでしたよ。(;´Д`)ハァハァ

そんなわけで、やっとそろったのだめ…読む間もなく、だんな&息子&娘に持って行かれてしまって、やっと今日読むことが出来ました。(といっても16巻はまだ手元に返ってきていないけど)

いやいや、面白い。やっぱ、面白い。音楽の楽しさをとても上手に描いているんだなぁ。で、のだめ関連グッズを紹介しようと思ったけど、検索したら山ほどあって…次回ブログにまわします。

お次は「お伽もよう綾にしき」の第2巻。
お伽もよう綾にしき(2)

この作者のひかわきょうこさんは、大学の時から大好き。
絵も上手だし、お話しがとても温かくて優しい。
ただ、前作の「彼方から」の時に体をこわしてからは2ヶ月に一度の連載になっちゃって、ついでに「lala」から「メロディ」にお引っ越ししちゃって、なかなか読めなくなって寂しかったんだけど、やっとコミックスの2巻が出ました。まだまだこれからのお話しだから楽しみです。

でもって………「花とゆめ」出ました!
待ってたんだよ~~~~、何と言っても「スキビ」!!
今回は前評判(早売り読んだ方の興奮度(笑))がかなり高くて、期待していたんだよね。そしたら~~~~もう、期待通り!!o(^-^o)(o^-^)o
キョーコと蓮のほのぼのムードも、尚のかっこよさもみんなd(*^o^)グ~♪
いやいや、確かにこれは先への期待が大きくなりましたわ。

あとは「しゃにむ」とか「フルバ」とか、泣かされましたねぇ………。
この単にラブラブだけに終わらない「人間ドラマ」のマンガがあるあたりが花とゆめの魅力。
フルバはアニメにもなったけど…ついに次回が最終回。
またひとつ終わっちゃうのかぁ…とちょっと感慨。

今号は、なかなかの読み応えだと思いました。
う~ん、まんぞく。(^_^)v
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「学校」って何するとこ?
[2006/11/02 02:01] 教育・学校
勉強するとこ?
給食食べるとこ?
友だちとのふれあいをするところ?
先生に怒られるところ?
お掃除するところ?
嬉しいところ?楽しいところ?

それとも………つらいところ?

今、子供たちに聞いたらなんて答えるのだろうか?

私の息子は、中学の卒業証書を「見たくもない」といって私に放り投げた。
卒業文集と一緒に…。

私の娘は、毎日毎日苦しみながら、それでも学校に行っている。
「休んだら負けだから」そう自分に言い聞かせながら。

こういうのって、学校の教える「社会」の一端なんだろうか?
それじゃ、あまりに悲しすぎないか?
それじゃ、あまりに夢がなさすぎないか?

私が教師をめざしたのは、こんな学校で働きたいためじゃない。
生徒たちに「自分のこれから」を見つけ出して欲しくて…「勉強って楽しいんだよ」ってこと、少しでもわかって欲しくて…一人でも多くの生徒に、生きるための「心」を育てて欲しくて…教師をめざした。

思えば、私は先生に恵まれた。
勉強の楽しさも、音楽の楽しさも、前を向いて歩けば必ず報われることも、みんな先生達と自分の親から学んだ。
だから「先生になりたい!」と思ったのだ。

今は、一体どれくらいの子どもが「先生」にあこがれるだろう?
そう思うと切ない。

学校は…「楽しさ」を教える所じゃないのだろうか?
勉強は…「知ることの喜び」を得るための方法のひとつにすぎないのじゃないか?

私は、「音楽」と「英語」と「特殊教育」の免許を持っている。
音楽では、ただ単に「聴きばえのするすばらしい音楽」を作るためにではなく、「音楽って楽しいんだ」って一人でも多くの生徒に知ってほしいから…音楽を通して、表現することのうれしさを知ってほしいから、だから音楽を選んだ。

英語では、コミュニケーションの楽しさ、外国の文化に触れること…日本のことだけでなく、グローバルな視点でものを見て欲しいから、だから英語を選んだ。

特殊教育では…一人でも多くの「障害」を持つといわれる生徒たちに生きる喜びと自らの背負った「障害」に負けずに生きる力をつけて欲しくて…また、逆にそういう生徒から学ぶことがあまりに多かったので、教員になってから免許を取った。

教科の勉強というのは、「点を取ればいい」のでも、「受験に合格すればいい」のでもない。教科はあくまでも、「生きる力や喜び」を教えるための「手段」なのだと私は思っている。

学校は、なぜたくさんの子どもがいるのか?
互いの良さを認め合って、互いに助け合って生き合うことを学ぶためにいるのではないか?
けなしあい、足を引っ張り合うためにいるのではない。

なのに…学校は今、どこに行こうとしているのだろう?
教育基本法を改正したって何も変わらない。
憲法を変えたって、人は変わらない。

子供たちが「生きる喜び」を感じる場所…それが学校であるはずなのに…。

ここに来て、私は去年放送された「女王の教室」をよく思い出す。
今の学校の現場や教師たちの実態、生徒や家庭の実態…本当によく描かれていた。真矢になろうとしても、それはものすごく苦しいことだ。だけれども、あれくらいしないと、今の学校や家庭は変わっていかないのだ。
真矢をめざしてつぶれる教師。実際にはあんなことは出来ないからだ。
だけど、真矢の役をする教師が学校に二人いたら?三人いたら?それぞれみんなで分担し合って子どもを育てようとしたら?

絶対に、子どもも、学校も、教育も変わるはずだ。

変わらなくちゃ…いや、変えなくちゃいけない。
子供たちの明日のためには…。
だから、私は今、小さくても自分に出来ること、やっていきたい。
うつで学校に行かれない教師のたわごとだとバカにされてもいい。
私にしかできないことがある。私にしかわからない思いがある。
それを発信していくことだけは、ずっとやめないで行きたい。
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ちょっと待った!
[2006/11/01 10:14] 教育・学校
このひとつ前のブログに「いじめ」に関して、学校のこと書いたけど…今朝からいろんなニュースの記事見ているにつけ妙に気になり始めたことがある。

どの記事見ても、「教師の対応が…」「学校側が把握できてなくて…」
教師が、学校が、教師が、学校が。。。。そればっかりで………

ちょっと待ってよ………

「家庭」は?なんでどこにも出てこないの?

確かに、学校は今、忙しすぎて先生達は「心を亡くし」ている。
だけど、それは学校だけのせいなの?
なんで先生達はこんなに忙しいの?

「いじめられる子ども」のSOSを発見できなかった学校にも確かに落ち度はあるだろう。だけど、発見するための余裕を学校に与えないのは?それほどに先生達の心を亡くしてしまわせたのは何?

学校に来ている子供たちをもともと育ててきたのは親…家庭じゃない?
いじめられる子どもを育ててきたのも家庭ならば「いじめる子ども」を育ててきたのも家庭。

いじめられる子どものSOSを感じた家庭が訴えていっても、学校が対応していっても、「いじめる側」の子どもを育てた家庭がそれを「いけないこと」として認識していなかったら、子どもは絶対に変わらないじゃない。

いじめる子どもも、必ずその心の奥に理由がある。それを作ったのは学校?家庭?それとも「社会」?

子どもには、罪はない。何も知らない子供たちに社会での生き方を教えるのは「社会」で生きてきた「大人」たちだから。
その「大人」の代表として学校はあるけれど…でもかんじんの「家庭」は?

おかしいよ、もっと「みんな」で考えるべきことじゃない。
学校に責任があるような記事ばっかりで学校教育の低下を強調するような記事ばっかりだけど、そんな学校を作ってきたのは今の「社会」じゃない。「家庭」じゃない。

「自分たちで何とかしなくっちゃ」という意識が感じられないのが恐ろしい。

今、社会全体がゆがんでいるのに…そこに目を向けて、みんなが気持ちを切り替えて行かなくちゃ、学校も変わらないし子どもも変わらない。いじめはなくならないし不登校もなくならない。人ごとじゃないんだよ………?

学校は忙しい。かんじんの生徒の心を育てる暇さえないくらい忙しい。部活に会議…受験を見越した「合格」するための勉強。「結果」だけを求める社会に答えようと、学校は必死でやって来た。それが結局、「生徒の心」を育てる暇もない管理的な学校になり、先生に人間味がなくなり、学校の余裕がなくなり、そしてまた生徒の心が狭くなって…悪循環じゃない。

学校に求めすぎないで。社会の背負う物がもっとあるはずじゃない。学校を変えたかったら、社会を変えなくちゃ…。みんなが、変わらなくちゃ…。

たとえば、こんなことが実際に学校ではしょっちゅうあるんです。

先生達が、生徒たちをようやく下校させてから会議や次の日の準備に忙しい時間に…突然の電話でそれが中断すること。

電話の内容は、

「学校の生徒らしき子どもがイタズラをしている…すぐ来て指導してくれ」
「うちの子どもがまだ帰ってこない。学校では何やってるんですか?」
「子どもが車に向かって石を投げている。学校の指導はどうなっているんだ?」
「子どもが道から飛び出した。危ないじゃないか。」
「うちの品物、黙って持っていった。学校では何やってるんだ。」

エトセトラ、エトセトラ………

でもね、これって見ていたその人がなんでその場で子どもをつかまえて怒らないの?その子の家の親に注意しないの?
「おまえ、どこのうちの子だ?」って子どもを怒って引きずっていって、親に引き渡して、「こういう迷惑かけられた。子どもの指導をきちんとしてくれ」ってなんで家に言わないの?

見ている人たちも、家庭も、本来は社会や家庭で育てるべき部分まで学校に押しつけていませんか?

未来を作っていく子供たちを作るのは、大人みんなの責任だと思う。
学校に責任を押しつけて、学校を謝らせていっそう追い込んだら、もっともっと悪循環に陥るだけだよ?
「自分たちが何とかしなくちゃ」って思わない限りは何も変わらないよ。

早くみんな、気がついてよ………一番辛いのは、子供たちなんだから。
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せつない………(T^T)
[2006/11/01 01:23] 教育・学校
高校生の女の子が自殺して、学校側がいじめを確認できなくてみっともない真似を晒しています。

一方で「進学校」では「受験」のために必修の単位を取らせないことを平気でやって生徒を不安に陥れているし…。

そうかと思えば、どこぞの公務員は、休職をでっち上げて休んでいたのに給料はただもらって左うちわだったとか…。

どうなっているんでしょう??
あまりにせつないじゃないですか。

私は、休職しているのだけれど、減額とはいえお金をもらって休ませてもらっているのだから、少なくとも今の自分に出来ることは少しでもしたいと思い、仕事しているときには出来ない研修に行ったり放送大学で勉強したり、ネットで発信してみたり…からだと心が言うこと聞かなくてもちゃんと気持ちは「教員」の仕事しているのに…本当に行きたくても行かれないのに…。

そして、学校では生徒のSOSに気がつかずにいる教師が仕事している。
いや、正直言って、生徒のSOSに敏感な教師は今の時代に学校には行かれないんじゃないかと思う。SOSがあちらからこちらから満ちあふれているのだもの…学校には。ひとつひとつに真剣に対応していたら、教師がつぶれちゃう。
私もそれでつぶれた。

友だちのSOSに気がつかずに平気で傷つける生徒がいて、その傷の痛さに泣く子の泣き声を聞き取れない教師が増えて…ああ、もうなんだか悲しいよ。

どこからどう手をつけていいのか分からないくらい、今の学校はおかしくなっている。

「いじめ」とひとくくりにしちゃっているけれど、その奥は深くて広い。
うちの息子も、中学1年の時には同じ部活の仲間に入れてもらえなかったり、特定の生徒から蹴られたりしていたらしいが…その実態をついに親に知らされることはなかった。何回も担当教師には言ったけど…。

これも「いじめ」と言えばいじめじゃないかと思ったりもする。
でも、相手の生徒にそういう自覚があるのか?担当教師に、その本質を見抜く力や、その指導を適切にして気を配るだけの力と余裕とがあるだろうか?

正直言って、ないだろうと思う。

どうしたらいいのだろう?
私に何かできることはないだろうか?

せめて、ブログやHPで一生懸命に発信するしかできない。

「どうか、死なないで…辛くて苦しいかもしれないけど、どうか死なないで…あなたには命という宝物が与えられているのだから…いつかきっと、そのあたたかさに気がつくときは来るから…だからお願い、生きていて…」

そばにいたら、飛んでいって抱きしめてあげたいのに…。

自分の周りに、苦しんでいる人はいませんか?
ただ、そばに寄り添うだけでいいんです。
ちょっと耳を傾けてその子の声を聞くだけで救われるんです。
気がついてください…自分の身の回りにそんな人や子どもがいないかどうかに…そして、「大丈夫?」って寄り添って、抱きしめて、背中をなでてあげてください。そのぬくもりがきっと、その人を救う一歩になるはずなのだから…。

本当に、せつなくて胸が締め付けられるようです…。
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