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  2006年10月  

             
今期のドラマ
[2006/10/30 11:27] ドラマ・テレビ
最近はテレビほとんどリアルタイムで見ていない。
本来はテレビ嫌いじゃないんだけど、音のするものがあるのは今の生活にはちょっといや。なので、ビデオにとっておいたものを後から見たいときに見ることに。

さて、今期は非常に興味深いドラマがいくつかある。

「Dr.コトー」
これはもう、コミックスはすべて買って読んでいるし、作者のマンガ家さん自体が好きなので(彼のHP見るとわかるけど、すごくあたたかい人だと思う。)毎回楽しみ。役者さんも結構はまってるし。特にコトーののほほんとしながらも新のある感じ、よくやっていると思う。

「のだめカンタービレ」
これもコミックス読んで結構好きだったんだけど、でも、あの世界をドラマ化って・・・無理じゃない?って思ってたのに、結構いい出来じゃないですか。
ドラマはドラマとして楽しめる感じ。
何と言っても、千秋の飛行機恐怖症のトラウマの場面で出てくるあのおもちゃが一番のツボだった。(^_^;)

「僕の生きる道」
娘のクラスの生徒が、これきもい、って言っていたそうなんだけど…でも、これを真剣に見て欲しいなって思うなぁ。特に中学生くらいの多感な子どもに。
自閉症っていろいろな症状があるから、くさなぎくんのやっている役が「自閉症なんだ」って思われたくないけれど、でも、「障害」と言われるものを持っている人たちを特別視しないで、あれも「個人差」のひとつだって思って欲しいと思うんだな。
仕事上、たくさんの「障害」ある生徒や人たちとかかわってきたけど、「障害」のひとことで片づけられるのは悲しい。「普通」と「障害」の違いってなんだろう?ずっとそれを言い続けたかった。

だから、ああやってドラマ化することはどんどんやって欲しいと思う。「興味本位」ではなく、まじめに取り上げているのでとてもいいと私は思う。

「普通」だと思って優越感持っている人たちがたくさんいるけど、「普通」ってなんなんだろうと私はいつも思う。だって、一人の人間「完璧」なんてことはない。視力が悪かったり、体力がなかったり、勉強が苦手だったり、人前で上がっちゃったり、虫歯があったり…そんなもののひとつとして「障害」と言われているものを見て欲しいと私は思うんだな。

「普通」だという意識の上にあぐらをかいている人よりも、「障害」というものを背負っている人たちから教わったことは山ほどある。それは「生きる」ことに対して、より真剣にあるからなのかもしれない。

息子はとにかく、涙が出るほど感動した、と毎回楽しみに見ている。

もっともっと、こういう「普通に生きている」障害を持ったと言われている人たちを優しい目で描くドラマが増えるといいな、と思う。

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