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ドラゴン桜#3[2005/07/24 23:34] ドラマ・テレビ
約束の5人には届かないが、4人そろった特進クラスは強化合宿にはいる。
1日の頭の働きに合わせたメニューで16時間勉強。 まずは卓球数学学習から。その奇妙な学習を見て、他の生徒はバカにするが、桜木は気にしない。廊下からのぞく生徒の中には直子もいた。桜木に声をかけられて直子は、「努力しても報われないんだったら努力しない方がまし」とこたえてその場を去る。 そんな桜木の動きを苦々しく思っていた他の教師達は、「先生の歓迎会をします」と桜木を呼び出し、桜木と井野に待ちぼうけをくらわせてみんなでキャンセルする、という嫌がらせに出る。歓迎会の店は、直子の母がやっていた店だった。 そこで直子と直子の母の口論を聞く桜木。娘のことをバカ呼ばわりし、行かれる大学なんてないという母に悔しくても言い返せない直子だが、桜木が「1つだけ行かれる大学がある・・・それは東大だ」と言い、勢いづいた直子は、「私、東大に入る」と宣言する。 娘をとどめようとする母に、桜木は賭をする。「5日で高校の数学テスト、満点とらせてみます」あっけにとられる一同。 しかし、翌日から直子は頑張り始める。最初こそ気後れしたものの、他の生徒が休んでいる間も惜しんで勉強する。そしてテストの日。母や先生達が見守る中、テストは始まる。 時間が終わってみれば、高校の数学でどの生徒も半分くらいしかできていなかった。その結果を見て思わず泣く直子。「何でかな・・・悔しい」そうつぶやく直子に、母親はその努力を認める。こうして直子が特進クラスに加わって、生徒は5人になった。 いやー、桜木の勉強方法、面白い。 たしかに、基礎計算は半分反射神経とか、直感がものをいうところがあるよね。 そして公式。これ覚えていなくちゃ元も子もない。体を動かしながら、体で覚え込んでいく。確かに理にかなっていますね。 「英語と国語は、問題の中に答えがある。数学は自分でひねり出さなければならない。」おおー、確かに。英語を教える時に、私もよく言います。「文章良く読んでごらん、その中に答えが隠れているから。」と。だけど、数学はむずかしいんだよね、教えるの。公式も基礎計算も出来ていない子に、文章題なんか解けっこないんだから。あ、ここではこの公式が使える・・・というひらめき、反射神経がないと、どんなに考えても苦しいだけ。 そういう意味では、そのコツさえつかめれば、数学っていうのは得点の伸びやすい教科だろうな。「答えは1つ」しかないんだから。 「がんばっても無駄」という子に、充実感を感じさせるのに数学を選んだのは、その点正解だろう。そして、「出来なくて悔しい」という思いも、答えが明確であるがゆえに、数学だったら感じられるだろう。国語や英語は、答えが間違っていても「ふーん、そうだったのか」で終わっちゃうけど、数学は明らかな計算ミスや、公式忘れがない限りは「必ず解けるはず」のものだから。 桜木が言った、「東大合格に一番必要なものは、出来なくて悔しいという思い」という言葉、すごく納得します。すべての向上心につながっていくんだよね、悔しさって。適当にやっていたら絶対に味わえない気持ちだよね。だから、あの子達はこれからがんばっていけると思うし、そして悔しくて無我夢中でやった時に「出来た!」っていう達成感も感じることが出来ていくんだろう。その気持ちは、最後には自分の生き方も向上させていくから、新しい自分を見つけていくことが出来るんだろうね。 この「ドラゴン桜」を見始めてから、家の息子はすっかり阿部寛のファンになっちゃいました。「他にどんな役やってるの?」と聞くので、日曜日に「義経」でも出ているよ、と教えてやりましたが、それだけ阿部さんが桜木にはまっているってことですね。 世論や、腰抜け教師達にはかまわずに、どんどん突っ走ってください。特進クラスのみんな。 第2話 感想 第1話 感想 ドラゴン桜 公式HP スポンサーサイト
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