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  2005年07月  

             
いま、会いにゆきます#2
[2005/07/12 09:19] ドラマ・テレビ
澪が戻って嬉しいものの、記憶のない澪に対してどう対処していいか分からない巧と祐司。

澪に対して、すでにお葬式の済んでしまったことを言えるわけでもなく、二人の秘密にして外にも話したり連れて行ってりしないようにと話す。

しかし、そんな巧や祐司の様子を見て澪も不安を隠せない。

ある日、祐司の初めての参観日があるが、巧が急に行かれなくなってしまった。
澪は、ケーキ屋さんでその話を聞いてこっそり学校に行くと、祐司が寂しそうにしていた。
何で自分には何も言ってくれなかったのかという澪に答えられない巧だが、澪を二人が出会った中学に連れて行き、二人のなれそめを話すのだった。


映画では、時間が凝縮されていたから不自然じゃなかった「澪が外出しないこと」。
でも、ドラマじゃそういうわけにもいかないよね。11回の中で、いかに隠そうとも、澪だっておかしく思うだろうし、ましてやいくら頑張っても、澪が帰ってきたのが嬉しい祐司には隠し通せって言ったって無理だよね。

そのあたりを、これからどうやって見せていくのか、むずかしいところ。

ましてや、澪の両親も出てきているんだし・・・。アルバムで母を見て、「会いたい」って言い出さないとも限らないし。

今回、澪が新しい祐司の体操着入れを作ったのを、祐司が学校に持っていかないことからもぎくしゃくしているよね。

あれって、祐司は部屋で運動着を新しい袋に入れようとしていたけど、やっぱり持っていかれなかったのは「澪の存在」を外に出せないからだろうな。「お母さんが帰ってきたことは内緒」だという約束があるから、持っていきたいのを我慢したんだろう。

あのケーキ屋さんがその辺どんな働きをするのかな。唯一、「現実」と澪を結びつける存在だものね。

「雨の季節が終わったら、帰ってしまう澪」・・・それがわかっている巧にとっては辛い思いだろう。嬉しいけど、手放しで喜べない。記憶のない澪が、他人のようにも思えて悲しい。仕事のミスも、その辺から来ているのかな。主治医の本郷先生に相談して、「自分の気持ち次第」と言われた巧は、澪と記憶をたどることから始めようとしたのだろう。

中学3年生の出会い。これから澪と巧の過去と今をつなげる作業が始まって、二人はもう一度恋をし直すんだね。

映画では出てこなかったエピソードもたくさん出てくるんだろう。その辺を楽しみにしていこうと思う。

巧役の成宮さんは、とまどいが大きすぎて、まだ澪への愛情が感じられないのが残念。嬉しいと言うよりは困惑のが大きくて、澪が不安になるのも当然だと思う。限られた時間だってわかっているのだったら、戻ってきて嬉しい気持ちももっと表現したらいいんじゃないかなぁ・・・。

澪のミムラさんは、記憶が無いなりに自分の出来ることをしようと一生懸命なところが伝わってきてすごくかわいらしい。二人の気持ちが早く通じるといいのにね。

2回目に聞いたら、主題歌の「キズナ」はいい感じでした。


第1話感想

いま、会いにゆきます 公式HP
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