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← 2005年07月 →- 女王の教室#2 [2005/07/11]
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女王の教室#2[2005/07/11 00:31] ドラマ・テレビ
2回目も相変わらず眉1つ動かさずに冷酷な真矢先生です。
子ども達は腹に据えかねて親に訴えるけど、学校に押しかけた親は一人一人面談を受け、真矢先生を「いい先生」といって喜んで帰っていき、子ども達はがっかり。 おまけにクラスの子ども達のことを何でも知っていると、脅迫まがいの弱みのネタばらし。 かと思えば、護身術にも長けていて、護身用のナイフまで持ってたりして。 まるで「アイシールド21」のヒル魔みたいですねぇ。 それにしても、真矢先生、あの「盗撮」と「盗聴」のテクニックはどこで仕入れたんですか。まるでスパイです。そして、おどけものの由介をあそこまで追いつめるテクはまるで犯人を取り調べる刑事です。 「子どものことは何でも知っている」ということは教師としてたいしたものだと思うけど、教師は「秘密厳守」「プライバシーの保護」の義務を負っているはず。クラスのみんなの前であれだけのネタを披露しちゃうのはどうでしょう。子ども達を追いつめるのだったら、それこそ親軍団にしたように、一人一人呼び出してじわっとせめる方が効果的かと思うのですが・・・。 だから、逆に言うとみんなの前でネタばらしをすることや、みんなの前でつるし上げをすることで何かをねらっているようにしか思えないなぁ。 前回は、和美をかばってひかるが立ち上がり、今回は由介をかばって和美が立ち上がりました。普通考えたら、とてもこの3人がつながっていくとは思えないよね。少なくとも由介は和美にうざがられていたし。優等生のひかるは家庭の事情もありそうで友だち作らずにいたみたいだし。 そして今回ラストで、友だちのいない久子に近づいていました。何の思惑があるのかわからないけど、やっぱり何か意図があるんじゃないかと思うのですよね、久子を変える。 どうも真矢びいきの意見になっちゃうんですけど、たとえば一言親に訴えれば自分自身で何にもしなくても親が先生を非難してくれるって考えるのは子どもの甘えとかおごりだと思うのです。今は教師はPTAには弱いですからね。でも、自分の都合の悪いことは、親には隠してるんですよね。学校にたまごっち持ってきたり、授業中に余計なものいじってたり、ほんとはそんなことは親がしつけるべきことなのに、今の親の中には、自分の子どものまずいところは見もせずに一方的に人を責める人がいます。 あの、親が押しかけるシーン見て、息子が「【エンジン】みたいだ」っていってたけど、前クールでの「風の丘ホーム」をつぶすために押しかけた親たちと確かにかぶります。 そういう感情で動く親に対して感情であたったら逆なでするだけ。むしろ真矢のような対処は冷静で正しいことだと思うし、子どもを見ていればある程度親や家庭の様子もわかるからそれだけしっかりと子どもを把握して、親を納得させる力があるんだってことだと思うのです。(ただし、たまごっちをあげたことはおかしいと思ったけど) ドラマの中で、子ども達は自分で努力したでしょうか。自分のことを見直ししたでしょうか。「代表委員」が自分にならなかったからって、ホッとしただけでその子達の頑張りを認めた子がいたでしょうか。 真矢がクラスの中であえてそれを口にしたから、それに気づいたひかるが、和美が、それぞれの頑張りやいいところを訴えるきっかけになったように思えたりするのです。 少なくとも、真矢は間違ったことはいっていません。そして、子ども達の様子をしっかり見ています。それだけでも信用できる先生だと思うのですが・・・違うかなぁ。これってやっぱり、少数意見? 第1回感想 女王の教室 公式HP スポンサーサイト
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