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いま、会いにゆきます#1[2005/07/05 23:11] ドラマ・テレビ
「いま、会いにゆきます」第1話
1年前に妻を亡くした巧は、息子祐司と不器用ながらも一生懸命に暮らしていた。祐司は、母、澪が残した絵本を見て、「ママは、雨の季節になったら帰ってくる」と信じている。 祐司の誕生日、あじさいに雨が当たり、雨音は激しくなっていく。「ママが帰ってくる!」森に向かって駆け出す祐司。追いかける巧。森の奥にある古びた建物の中で、ひっそりとそこにいたのは死んだはずの澪だった。 しかし、喜んで声をかける巧と祐司を不思議そうに見つめ、自分の名前にも反応しない澪。彼女は記憶を無くしていたのだ。 澪を連れ帰って、アルバムを見せながら記憶を取り戻そうとする巧と祐司。そして3人で祐司の誕生パーティーを開くことにする。カレーの買い物に行く巧。祐司とケーキを買いにいく澪。 しかし、カレーを食べ、ケーキを食べようとした時、澪が買ったケーキにいちごが並んでいるのを見て、祐司はがっかりする。いちごアレルギーの祐司にはケーキのいちごはダメなのだ。自分の名前も覚えていない母。いちごがダメなことも覚えていない母。いつもおどっていた「くるくるダンス」も覚えていない母。がっかりした祐司は、「ママじゃない!あんなママいらない!」と叫び、閉じこもる。あわてた巧は、祐司を説得しようとするが、動揺する澪に対して、「何でわからないんだ!」と怒鳴ってしまう。 黙ってその場を離れた澪。その後、巧と祐司が「もう分かっているんだよね」とお互いのいらだちをぶつけたことを反省し、澪に謝ろうと家にはいると、澪の姿がない。あわてて澪を探す二人。 見つからない澪が行ってしまったのだと思った時、駅に電車が入ってきて、ホームにたたずむ澪の姿を見つける。「いかないでくれ、澪!」しかし、電車が去ったあとのホームには、澪の姿がなかった。がっかりする二人。 しかし、ホームの端に澪のスカートが見える。駆け寄る二人。澪は、祐司の誕生ケーキの絵が飾られていたのを見ていた。祐司にとって、誕生日のパーティーがどんなに大切なものかを感じた澪。そんな澪に向かって、「君は、母親になるんじゃない。君は、祐司の母親なんだよ」という巧。 その夜、祐司のぬくもりを感じながら眠る澪。生前の澪が映っているビデオを見つめる巧。そんな巧の手には、澪が書いた絵本の最後のページ、「雨の季節が終わって、アーカイブ星に帰っていきました」というところが開かれていた。 映画でほんとにすがすがしい気持になった「いま、会いにゆきます」なので、ドラマになってその世界観が壊れないか心配していたのですが、ドラマはドラマで良い味が出ていたな、と安心しました。 何しろ、画面がきれいです。どこでロケしたんだろ?あんな美しいところに住めるなんてうらやましい。雨の季節の描写の美しさ、自然の息づかい、小動物達の訪れ。 そんな中に、死んだはずの澪が突然現れても全然不自然じゃない感じ。むしろこんな美しい自然の中だったらこんなこともありだと思えてしまいます。 役者さんもいいですね。澪役のミムラさんの、記憶がないとまどいや悲しみ、そしてあたたかく迎えられ、やわらかく微笑むさまがとても美しいです。映画と同じ祐司役の証くんも、かわいいですねぇ。映画ではひたすらママの復活を信じるだけだったけど、ドラマでは「自分の名さえ覚えていない」ママに対して、あえて嬉しいのについイライラをぶつけちゃうところ、かえって子どもらしくていいな、と思いました。 巧役の成宮さんは、ちょっとかっこよすぎるかなぁ、巧ってもうちょっと不器用な感じがするんだけど、成宮さんはそつなくこなせちゃう感じがしてしまいます。でも、澪に会えて嬉しいけど、とまどいを隠せないところあたりはとてもいい感じでした。 あと、映画では重要でなかったケーキ屋さんに生瀬さんと中井さん、澪の実家の母に三田さんが出てきていますが、この辺の関わりもこれからどうなっていくのか気になります。 個人的にはかなり満足な1回目でした。今期おすすめのドラマです。BGMもきれいだし。ただ、主題歌は・・・オレンジレンジの「花」があまりに印象的だったので、ちょっと違和感を感じてしまいました。まあ、これから慣れるのでしょうか。 いま、会いにゆきます 公式HP スポンサーサイト
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