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  2005年07月  

             
だめだぁ~~~(沈没中)
[2005/07/31 22:03] ひとりごと
昨日の夜、急に体調が悪くなり、だんなに夜間緊急で病院に連れて行ってもらいました。

いわゆる、「過呼吸」状態に陥ったんですが、これがひどくて歩くことも座ることも出来なくなり、手足・顔までにしびれが来て車いすで診察室へ。汗と涙で顔がぐちゃぐちゃ・・・。

ものすごく痛い注射を肩にしてもらって診察室でしばらく横になって、やっと呼吸が落ち着いてから家に戻ったのが夜の11時近くでした。

今日も1日、横になっていましたが、未だに体中が重くて起きあがれません。

そんなわけで、近日予告で書いた記事の掲載も、HDDに撮り溜めているドラマの感想も、まだ先になりそうです。パソコンは相変わらずノートを横にしてベッドに寝転がりながら使っています。(だんなに液晶がダメになるんじゃない?って言われていますが)

そんなわけで、ここを見に来てくださる皆さんにコメント、TB、なかなか返せないでいますが申し訳ありません。もうちょっと元気になったらちゃんとお返しします、すみません。

放送大学のテストもこの分だとキャンセルですね・・・。(T_T)

【感想書く予定のドラマ】
ドラゴン桜#4
女王の教室#5
いま、会いにゆきます#5

オカメのヒナちゃん達は、順調に育っています。よく食べる子達で、一番大きい子が100グラム越えました。どうやらシナモンパールパイドのヒナたちみたいです。

あーーー、早く元気に動き回れるようになりたい!
この分だと職場復帰もまだまだなようです。
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更新遅れています。(記事予定)
[2005/07/28 23:41] 未分類
あー、最近ちょっとばてていて、記事の更新が滞っています。

というのも、うちのオカメインコのペアが孵した雛の餌付けが始まったので忙しいのです。初めて家で孵ったヒナだけど、とても順調に大きくなっていて、3羽とも食欲旺盛で大忙しです。
おまけに8月頭に、放送大学の大学院試験もあるというのに、夏ばてと鬱症状がかさなって、かなり辛い状態です。
でも、少しずつ回復傾向ではあるので、頑張ります。

コメント・TBくださった皆さんにはなかなか即レスというわけには行かずに申し訳ありません。テスト終わったらお返ししますね。ごめんなさい。

で、これから書く記事の予定をば。

【ドラマ・アニメ感想】

いま、会いにゆきます#4
海猿#4
ガラスの仮面#17
電車男#4

すでに見てありますので、感想書け次第アップします。

それから、最近「アルプスの少女ハイジ」をキッズステーションでやっているので、娘と一緒に楽しんでいます。息子とはジャンプものの「ブリーチ」、「アイシールド21」、そのほか「GANTS」を見ています。スカパー!とケーブルテレビとHDDレコーダーが大活躍です。だんなとは、「英国恋物語エマ」(旧漢字が出ない)を楽しみに見ています。

今日は、レンタルで「カンフーハッスル」を借りてきて見ました。
パタリロの「ゴキブリ走法」をリアルでやるとあんな感じなのねーって、あの場面では違う意味で大受けしました。

そうそう、家のAV関係で、音響が気にくわなかったのですが、あんまりお金もないのでオークションで安い5.1chのサラウンドシステムを落札して組み込みました。
安いだけあって、音質は正直いまいちなんだけど、カンフーハッスル見る時にサラウンド効果が効いていたのでそれなりに満足です。

しかし・・・私テスト勉強があるのに、息子も娘もテレビ見る時に必ず「お母さんも一緒に見ろ」と言い、つきあわされるのには閉口です。まあ、面白いし、今のうちだろうと思ってつきあってはいますけど。

アップ予定の記事の他にも、時間があったらそんなあたりのことを書いてみます。
オカメのヒナも可愛いですので、写真をアップしようと思っています。

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女王の教室#4
[2005/07/25 23:11] ドラマ・テレビ
真矢は前回のダンスボイコット騒ぎを受けて、指導体制を作る。それはクラスを4人ずつ6つのグループに分け、各グループのリーダーにクラスを乱そうとするものがいないかどうか報告させる、そして何かあったら連帯責任をとらせるというものだった。

和美のグループには由介、ひかるが入り、リーダーという名目で監視役の久子が入っていた。クラスの雰囲気は、ますますぎくしゃくしたものとなる。

図工の時間、和美の「親友」だった恵里花がリーダーのグループで、騒ぎが持ち上がる。新しい財布を持ってきて騒いでいた子を恵里花が注意したところ、その子と他の2名が一緒になって恵里花に詰め寄る。あわやケンカになりそうな時に、和美が絵描き歌を歌って鎮めようとする。しかし、そこに真矢が入ってきて、各班に報告させてところ、恵里花は他のメンバーに睨まれて何も言えず、一方久子が和美が騒いでいた、と報告し、和美の班は連帯責任で図工室の片づけをさせられる。

そんな中、恵里花のグループの財布を自慢していた子の財布がなくなる。大騒ぎになる教室。犯人は見つからず、真矢が「クラスで連帯責任をとりなさい」と言ったところから、お互いに罵りあい、取っ組み合ったりものを投げつけあったりとひどい騒ぎになる。それを静かに見つめる真矢。

実は、財布をとったのは恵里花だった。誰も見ていないか確かめて財布を捨てようとしていた恵里花を和美が見つけて「謝りに行こう」というが、和美は「親友じゃん、和美ちゃんが返しておいて」と押しつける。音楽の時間で全員が教室移動したのを見計らって和美が財布を返そうとしたところを、久子が見て、真矢のもとへ走る。

クラス全員の前で、真矢に説明を求められて「友だちに頼まれたけれど、誰かは言えません」と恵里花をかばったのに、結局恵里花は名乗り出ようとはしなかった。和美は犯人の代わりにクラス全員の前であやまるよう言われる。

そんなクラスに愛想を尽かした由介は、「明日から学校に来ないから」といい、ひかるは「もう、あなたの言うこと、誰も信じないよ」と冷静に突き放す。ひとりぼっちになった和美はしかし、真矢に言い放つ。「私は、泣きません」と・・・。


ああー、苦しいですね。今日の展開見ていて胸が詰まりました。
それは、真矢がひどいからと言うよりも、あまりに、いまの学校や子供の現状を浮き彫りにしているからです。

たとえば、何か先生に注意された時、「ボクだけじゃなくて○○くんもやっていました」と自らの行為を反省せずひたすら罪逃れをする子。表ではいい顔をしていても、裏では陰湿ないじめをしている子。自分は時間を守らないでいて、授業がちょっとでも延びると先生を責める子。自分には関係ないからとしらんふりをする子。何かあるとすぐ人のせいにする子。何かやっても黙っていて結局うやむやになってしまうことも多々あります。

それはまわりでたとえ「悪いこと」見ていても、その事を注意できなかったり、自分が巻き添えくうのが嫌で関わらずにいたり、おもしろがっていっしょにゲーム感覚で楽しむ子があまりに多いからです。

小さい時から、親が叱らない。学校でも、忙しさと体罰禁止などの制約で先生があまり介入できない。そんな中で、心を病んでいくのは和美のように「人の良い」素直な子なのです。

「自由と非常識をはき違える」この真矢の言葉。・・・まさに、いま、学校ではそれが現実に起こっています。

一番怖いのは、そういうことが裏に裏にと潜って真実が見えなくなってしまうこと。
クラスの雰囲気がどっと悪くなって大騒ぎになった時、子供達の心の奥にあった膿が一気に爆発した感じでした。この時、子供達は自分の醜さを一気にさらしています。あれだけのものを心に抱え、お互いに「友情ごっこ」をしていても、ほんとの意味での「団結」心なんか生まれるはずはありません。あの真矢の冷静な笑顔は、その爆発を待っていたとでも言いたげでした。

本当は、視聴者としては、ドラマの流れはそろそろ和美の支援者が増えてくるかなって思っていたんですけど、今回、ますます孤立しちゃったのでそういう意味で苦しかったのです。

でも、真矢が夜、和美一人に声をかけた時、真矢は和美を応援してるのかなと思いました。え?って思う人も多いでしょうけど、和美は、今回家の状況も加わって、ますます悲しみの中に落ち込んでいます。でも、真矢が声をかけたことでいたたまれない思いが「怒り」に変わりました。「悲しみ」は人をくじけさせますが、「怒り」はエネルギーになります。真矢は真矢なりに和美にパワーを与えているのかも・・・あくまで憶測ですが。

あの、6年3組の姿は、特別なものではなく、「リアル世界」での子供達の姿を描いています。そして、まわりで見ている先生達も、ある意味では「リアル世界」の先生達の姿です。学校という特殊な世界が抱えているたくさんの問題を、このドラマは浮き彫りにしています。

私の夫も私も教員ですが、夫はこの番組は苦しくて見ていられないと言って逃げていきます。私も見ていて苦しいです。でも、私は最後まで見たいと思います。現実の世界が描き出されているドラマで、いったい「学校」はこれからどう進んでいったらいいのか、それをこのドラマが訴えているように思えてならないからです。子供の持つ純真な残虐性・・・それをどう昇華させていくのか。いま、学校や子供達・家庭ではどんな問題が起こっているのか。目をそむけちゃいけない気がします。ドラマの展開を見ながらいろいろ考えることで、教師としての自分がこれから子供達に何をしてやれるのかが見えてくるような気がするのです。

いままでの学園ものは、あくまで「ドラマ」としての「あこがれの世界」を描いていました。理想の先生、理想の生徒、熱い青春、固い友情・・・でも、どんなに熱く叫んでも届かない奥底があるのです。「現実」から目をそむけずに「現実」について悩み、考え、議論する・・・真矢反論も結構、和美擁護も結構。もっと怒っても良いと思います。それがそのまま「いまの教育」「いまの子供」「いまの世の中」についての皆さんの思いになるのですから。

さいごに、今日、森薫さんの漫画、「エマ」を読みかえしていたら、真矢と同じような言葉が出てきました。「自由と無秩序とは違う」・・・いろいろ含みのある言葉だと思いました。


女王の教室ーもっと議論を  
第3回感想  第2回感想  第1回感想

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ドラゴン桜#3
[2005/07/24 23:34] ドラマ・テレビ
約束の5人には届かないが、4人そろった特進クラスは強化合宿にはいる。

1日の頭の働きに合わせたメニューで16時間勉強。
まずは卓球数学学習から。その奇妙な学習を見て、他の生徒はバカにするが、桜木は気にしない。廊下からのぞく生徒の中には直子もいた。桜木に声をかけられて直子は、「努力しても報われないんだったら努力しない方がまし」とこたえてその場を去る。

そんな桜木の動きを苦々しく思っていた他の教師達は、「先生の歓迎会をします」と桜木を呼び出し、桜木と井野に待ちぼうけをくらわせてみんなでキャンセルする、という嫌がらせに出る。歓迎会の店は、直子の母がやっていた店だった。

そこで直子と直子の母の口論を聞く桜木。娘のことをバカ呼ばわりし、行かれる大学なんてないという母に悔しくても言い返せない直子だが、桜木が「1つだけ行かれる大学がある・・・それは東大だ」と言い、勢いづいた直子は、「私、東大に入る」と宣言する。

娘をとどめようとする母に、桜木は賭をする。「5日で高校の数学テスト、満点とらせてみます」あっけにとられる一同。

しかし、翌日から直子は頑張り始める。最初こそ気後れしたものの、他の生徒が休んでいる間も惜しんで勉強する。そしてテストの日。母や先生達が見守る中、テストは始まる。

時間が終わってみれば、高校の数学でどの生徒も半分くらいしかできていなかった。その結果を見て思わず泣く直子。「何でかな・・・悔しい」そうつぶやく直子に、母親はその努力を認める。こうして直子が特進クラスに加わって、生徒は5人になった。


いやー、桜木の勉強方法、面白い。
たしかに、基礎計算は半分反射神経とか、直感がものをいうところがあるよね。
そして公式。これ覚えていなくちゃ元も子もない。体を動かしながら、体で覚え込んでいく。確かに理にかなっていますね。

「英語と国語は、問題の中に答えがある。数学は自分でひねり出さなければならない。」おおー、確かに。英語を教える時に、私もよく言います。「文章良く読んでごらん、その中に答えが隠れているから。」と。だけど、数学はむずかしいんだよね、教えるの。公式も基礎計算も出来ていない子に、文章題なんか解けっこないんだから。あ、ここではこの公式が使える・・・というひらめき、反射神経がないと、どんなに考えても苦しいだけ。

そういう意味では、そのコツさえつかめれば、数学っていうのは得点の伸びやすい教科だろうな。「答えは1つ」しかないんだから。

「がんばっても無駄」という子に、充実感を感じさせるのに数学を選んだのは、その点正解だろう。そして、「出来なくて悔しい」という思いも、答えが明確であるがゆえに、数学だったら感じられるだろう。国語や英語は、答えが間違っていても「ふーん、そうだったのか」で終わっちゃうけど、数学は明らかな計算ミスや、公式忘れがない限りは「必ず解けるはず」のものだから。

桜木が言った、「東大合格に一番必要なものは、出来なくて悔しいという思い」という言葉、すごく納得します。すべての向上心につながっていくんだよね、悔しさって。適当にやっていたら絶対に味わえない気持ちだよね。だから、あの子達はこれからがんばっていけると思うし、そして悔しくて無我夢中でやった時に「出来た!」っていう達成感も感じることが出来ていくんだろう。その気持ちは、最後には自分の生き方も向上させていくから、新しい自分を見つけていくことが出来るんだろうね。

この「ドラゴン桜」を見始めてから、家の息子はすっかり阿部寛のファンになっちゃいました。「他にどんな役やってるの?」と聞くので、日曜日に「義経」でも出ているよ、と教えてやりましたが、それだけ阿部さんが桜木にはまっているってことですね。

世論や、腰抜け教師達にはかまわずに、どんどん突っ走ってください。特進クラスのみんな。

第2話 感想  第1話 感想

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電車男#3
[2005/07/23 00:34] ドラマ・テレビ
電車男=剛司(伊藤淳史)は、“エルメス”こと沙織(伊東美咲)と事前に下調べしておいた店で沙織と楽しいひとときを過ごした。おいしい店を探すのが好きだという沙織も、剛司の選んだ店に満足しているようすだった。その席で、休みの日は何をしているのか、と沙織に尋ねられた剛司は、ネットサーフィンと答える。が、それをスポーツのサーフィンと勘違いしてしまう沙織。剛司は、その誤解を解くことが出来なかった。

店を出て駅に向かう途中、剛司は、次の約束を取り付けようとするが、どうしてもそれを沙織に切り出せず、無言のまま歩き続けた。電車のドアが閉まる瞬間、剛司は、沙織に向かって「また電話します」と叫ぶ。

 剛司は、家に戻るなり、デートの一部始終を掲示板に書き込んだ。そのひとつひとつにいちいち盛り上がる住人たち。牛島は、明日必ずエルメスに電話しろ、と剛司にアドバイスする。

 沙織に連絡すべきかどうかで悩んでいた剛司は、掲示板の住人たちに再び相談を持ちかける。「店巡りをする友達、俺でもいいですか?」という誘い方がベスト、というのが多くの住人たちの一致した意見だった。住人たちに励まされた剛司は、勇気を振り絞って沙織に電話した。返事はOKだった。「ホントは昨日言ってもらいたかったんですけど。実はカマかけていたんです」。照れながらそう言う沙織に、剛司は大喜び。

 あくる日、剛司は、担当している美鈴(白石美帆)の職場を訪ね、彼女と食事する。そのとき、彼女が言った「魅力的な趣味でもあれば別だけど」という言葉に、剛司はハッとなった。サーフィン出来る人に憧れる、と沙織が言っていたのを思い出した剛司は、サーフィンをやろうと決意し、さっそくボードを買い込む。

 その夜、沙織は、果歩や裕子と飲みに行く。沙織のことを心配している果歩は、剛司がどんな男か自分の目で確かめたいから会わせてほしい、と沙織に頼んだ。沙織は、そんな果歩に従い、剛司に電話を入れる。

 沙織が友達を連れてくることに、何も考えずにOKの返事をしてしまった剛司は、事の重大さに気づき、掲示板の住人たちに相談を持ちかけた。それに対して住人たちからは、さまざまな意見が書き込まれた。それを見ていた剛司は、彼らの議論に対してどう答えればいいのかわからずに困惑し、「ひとりで考えてみます。自分自身がどうしたいのか、ちゃんと答えが出せるように」とだけ書き込んで、パソコンの電源を切る。

 沙織たちと会う前日、剛司は、久しぶりに掲示板を訪れ、沙織を思う気持ちと、自分を応援してくれた住人たちへの感謝の気持ちを書き込んだ。「俺にとって彼女と掲示板は切っても切り離せない大切な存在だってやっと気づけた。明日はどうなるかわからないけど、これだけは言わせてください。おまいらでよかった。ありがとう!」。


電車男の初デート。ひたすら緊張しまくる電車男に、余裕?のエルメス。「大丈夫です。ちゃんとつかんでいますから。」のシーンでした。

それにしても、オーダーのお姉ちゃんに「いつもの・・・」と下調べしておいた各種メニューを矢継ぎ早に頼む電車の余裕のなさ。笑えますねぇ。

そして、ネットサーフィンとサーフィンを間違われる電車。次回はこの辺が関わってくるんですね。原作にはない部分、どう膨らませるんでしょう。

それから、少しずつエルメスの生活、エルメス視点が出てきましたね。2年前に誰かに裏切られた?過去を引きずっているエルメス。そんなエルメスをひたすら心配するのが今度のデートのお付きの果歩なんですねぇ。さて、どうなるやら。果歩は正直、電車のオタクの姿を見ているのでその辺がばれないのか、ちょっと緊張の次回です。

エルメス語録の「実は、カマかけていたんです」も登場。天然系のエルメスの性格が浮き彫りになってきています。それにしてもエルメスの伊東さん、ほんとにキレイですねー。同性ながら見ほれちゃいます。でも、しゃべり方が何か一本調子で・・・お嬢様で天然だったらそれで良いのか・・・。(^_^;)

今回のネット住人には、「アンチ」や「荒らし」の表現が出てきましたね。匿名掲示板の宿命とも言うこういう人たちの表現をちゃんとしていたのは良かったと思います。そして、確かに「ふがいなかった」電車男がそれできちんと自分のことを受け止めたところと、その電車男の変化に影響されて自分を立て直す負傷したバスケ選手の表現も良かったです。

ネット住民の生活が発言の裏側に見えているのがいい感じ。このお話の第3の主役はネット住民なので、こういうふうに現実的にいいところばかりじゃないんだ、でも、生活がそれぞれにあるんだ、ってことをきっちり描いて欲しいなって思いました。

でも、このドラマのエンディング、前回に続いてまたもぶつ切り。そのたびに「音声の失敗?」ってすごく気になるんですけど・・・わざとですか?オープニングのアニメはなくなりましたね。私には訳わからなかったんですけど、あのアニメって結構マニアックなものだったらしいです。(違う方のブログに書いてありました)マニアにはこたえられない作りだったのですねぇ・・・。

第2話 感想  第1話 感想
電車男 HP
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ガラスの仮面#16
[2005/07/22 02:50] マンガ・アニメ
【ガラスの仮面 第16話「春の嵐」】

コミックス7巻後半の話。
マヤが「嵐が丘」のキャサリンの少女時代の役を得て、それをつかむまでの話でした。

いやいや、今回はあまりにも展開が早くて、ストーリーをまとめ切れません。
かなりいろんなエピソードを詰め込んでいました。なので、原作のエピソードもかなり端折られた感じがして、あれよあれよという間に終わってしまいました。

でも、今回の演出は端折り方が上手だったので、そんなに違和感はなかったです。
マヤの「白雪姫」の一人語りのところと、月影先生・原田先生がマヤについて語るところを重ねたあたりはかなり説得力があって、原作にない迫力が出ていたと思います。

・・・個人的な好みで言ったら、ほんとはもっと「白雪姫」のところ見たかったし、前回のお芝居もあれだけで終わっちゃって残念でしたし・・・あと、月影先生がテレビで亜弓さんの「王子と少年」の舞台を見て「ニヤッ」とするところもみたかったんだけど・・・。

まあ、仕方ないですね。

さて、役をつかんだマヤが、次回舞台で「舞台荒らし」なる称号を得るほどの表現を見せてくれるのでしょうか。その辺、次回に期待です。今のところ、劇中劇の表現ではみんな今ひとつでしたので、そろそろ劇中劇でのマヤを見て、こちらもドキッとするような盛り上がりを見せて欲しいものです。


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おかしいです
[2005/07/22 00:06] ひとりごと
ブログの管理画面にパソコンからつながりません。〓
ただいま携帯からのアクセスです。
各種記事が遅れていますが、回復したらアップします。〓


<追記>

何であんなに重かったんでしょうねぇ。

とりあえず、復旧しましたので、最近ため込んでいた記事をアップしました。
「花とゆめ16号」、「海猿#3」、「ガラスの仮面#16」の3つです。

今日見た「電車男」と、その他の記事は、書け次第またアップいたしますのでよろしくお願いします。
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海猿#3
[2005/07/21 01:57] ドラマ・テレビ
池澤となかなか打ち解けられない仙崎。しかし、訓練中の事故で共に入院した病院で、池澤の奥さんに会い、その私生活をうかがい知る。

見舞いに来た環菜と会って、「友だちからやり直そう」と言われた仙崎は、休暇に一緒に水族館へ。また、下川は、離婚した妻の元へ、娘の唯と会う約束を守るためにダイバーズウオッチをはずしてでかける。それぞれのクルーも、久々の休暇を楽しんでいた。

しかし、そんな休暇の平安は携帯の緊急出動要請によって破られる。

「ながれ」には一気に緊張感が漂い、休日のゆったりした「平常」から引き戻された船員達を乗せて事故現場へ向かうのだった。


今回は、「海の警察」であるクルー達の私生活と仕事とのギャップを描いていました。

仕事がハードなゆえに恋人も出来ない多くのメンバー。離婚してしまった下川。環菜との関係がむずかしい仙崎。8ヶ月の身重の妻を残して食事する間もなく出て行かなくてはならない池澤。その池澤を心配して明るく振る舞っていても陰で涙する妻。

何か、すごく現実感を持って迫ってきました。それぞれの思いが辛かったり悲しかったり。
特に、下川と遊ぶことを楽しみにしていた唯が、遊園地の途中で帰らなければならなくなった下川と別れて別方向のホームに一人たたずむところはかわいそうでした。そして、母親の前では「自分も宿題があるから」とけなげなところを見せて父をかばうところもぐっと来ました。

池澤の奥さんの気持ちも良くわかります。常に危険を伴う職場だから、「行かないで」って言いたいけれど、必死でそれをこらえている。おなかの赤ちゃんに励まされながら大切なだんな様を待っている姿。わかっていて結婚したのだからとは思っても、やっぱり辛いですよね。

そして気になるのが池澤の体調の悪さ。本人は少しずつ自覚症状が出てきているようですけど、あれってもしかして・・・目の病気ですか?今後、池澤の仕事に、そしてバディの仙崎に、どんなふうに影響が出るのか、「非常事態」に陥ってしまうのでは・・・とヒヤヒヤしてしまいます。

前回の感想にコメントいただいたんだけど、これは、もう、原作の「海猿」とは違うドラマだと思って見ていた方がいいようです。でも、何となく、今後悲しい思いをする人が確実に出てきそうで・・・それだけは原作と同じなのかなぁ・・・。かなり辛いです。せめて、仙崎と環菜はうまくいって欲しいなぁ。

あ・・・でも、「チェック・イン!」はやめて欲しい・・・。(^_^;)


第2回 感想  第1回 感想

海猿 公式HP
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花とゆめ 16号
[2005/07/20 11:33] マンガ・アニメ
今回も、全部の感想書けません。ネタバレは・・・あるかな?

【学園アリス】蜜柑を取り巻く可愛い3角関係。そしてナルに不吉な予告を残すのはペルソナ?季節はずれのクリスマスパーティですが、夢があります。棗と蜜柑の関係もどうなっていくのかな。

【スキップ・ビート】蓮が復活して喜ぶキョーコだけど、現場に行って見るとローリィ社長と蓮がにらみ合っていて・・・。うーん、ローリィ社長の演技テストまで行くかと思っていたのに、ちょっと進行がゆっくりかなぁ。個人的には、キョーコが一人悶々としている理由を聞いて無表情化する蓮がいい!でも、今回萌えポイントが少なくて残念。もうちょっとテンポアップ希望。でも、次回の蓮の演技が楽しみ!

【悩殺ジャンキー】モデル数名とカメラマンとの恋愛模様が入り乱れてきましたねー。でも、ウミがビデオを見てナカの気持に気づいた瞬間のカットがイイ!ああいうハッとさせる描写、うまいですね、この人。こちらも緊迫の次回ですか。


あとは・・・次回、由貴さんと羅川さんが帰ってくるのが楽しみ。次号の付録は・・・激しくイラナイ。花とゆめに萌えのための「エロ」はいらないっす。

でも、正直な話、最近読めるの少なくなってきたなぁ。昔のように、ファンタジーとかSFとか、歴史物とか、大河ものとかが少なくなって、「学園恋愛もの」ばっかり・・・これって、やっぱり私が「タゲ層」からはずれているからかなぁ。もうちょっと、お話で魅せてくれるのが欲しいなぁ。あまり次号が気にならないものばっかなんだもン。

そろそろ卒業なのかも・・・・゜・(ノД`)・゜・。

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いま、会いにゆきます#3
[2005/07/19 23:52] ドラマ・テレビ
「走れメロス」にかけた祐司くんとたっくんとの気持とか、記憶のない澪と祐司・巧の心のすれ違いがもどかしかった今回でした。


澪(ミムラ)は、未だに巧(成宮寛貴)と佑司(武井証)の事を思い出せないでいる。しかし、近所のケーキ屋の夫婦・俊輔(生瀬勝久)とあすか(中井美穂)から、夫婦とは相手をどれだけ知っているかが大事だと聞き、記憶がない分これからの巧と佑司をもっと知っていこうと決め、新しい生活の中で少しずつ笑顔を取り戻しはじめる。
そんな中、巧は勤め先の図書館でミスをしてしまい、岡崎(京晋佑)に怒鳴られ落ち込んでしまう。
一方、佑司のクラスに転校してきた岡崎博史(吉田里恩)は、金魚の水槽を割ってしまった事を佑司のせいにしてしまう。 ショックを隠せない佑司だが、巧には相談できないでいて…。
(HPあらすじより)


愛しい澪の寝顔を見て、「澪」と呼びながらそっと触れる巧、はっと気づいて飛び起きる澪。二人の結婚式の写真を見つめ、結婚指輪の入った箱を大事に見つめる巧と、その箱を見つけて指輪をはめようとして、いけないことをしたかのようにあわててしまう澪。

一方は好きで大切な思いであふれそうなのに、一方はそれを受け止めきれない。切ないですよねぇ。いままで一緒にいた記憶があるから、愛しい人と思えるのに、一切それを無くしてしまったら突然隣にいる異性を愛せと言っても出来ないのは無理ありません。その辺のもどかしさにくわえて、自分が仕事でいっぱいいっぱいだという悩みをうまく伝えられないと言うもどかしさがいっそう切なかったです。

その思いは祐司も同じだったんでしょうか。「ちゃんとボクを知っていてくれている」ママにだったらちゃんと金魚の件も話せたのでしょうが、心配かけまいとするあまりに澪には話せなかったんでしょうね。

でも、その辺のすれ違いと、メロスとかけるあたりはちょっと強引だったかも。祐司が何で一言「ボクじゃない」って言わなかったのか。「何があっても祐司を信じる」って言ってもらいたかったとしたら、なおさら祐司は「ボクはやっていないよ」ってちゃんと先生に言うべきだったと思うのですけど。

はずみとは言え祐司が博史をころばしてあの状況で巧が呼び出されたら、何はなくてもまずは謝らざるを得ないですよね。ましてや相手の親は巧のミスで迷惑かけたその人だし。水槽を割った時にだって、あの先生はきっと祐司にも博史にも話を聞いたと思うのだけど、その時にちゃんと話をしないで「たっくんは信じてくれない」って言っても無理があるような気がします。

なので、最後にとってつけたように博史が謝って、父親も謝って急にいい人になっているのが変な感じでした。

それから、巧の過去話も。女子更衣室をのぞいている生徒を注意したのに、自分と間違われて職員室で怒られているところもなんだか違和感。「信じてもらえなかった」っていうアクシデントとしてはなんだかとってつけたような話だった気がします。

でも、澪が巧の一生懸命な姿を見て、「この人のことをもっと知りたい」と思うところは良かったです。そして、「お互いに隠し事をしない」と約束するところと、その後に生前澪がしていたへそくりが見つかって、澪が照れるところも良かったです。少しずつ、お互いの距離を近づけてきているんだなって思いました。

相変わらず、自然はきれいです。自然描写を心理描写と絡めているところがとても素敵です。

巧と澪の過去話、もっともっといっぱい出てくるといいんだけどなぁ。このままだと、最後に一気に片づけることになりそうで心配な気がします。

第2話感想  第1話感想

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女王の教室ーもっと論争を!
[2005/07/18 01:41] 子育て
「女王の教室」の感想記事に、たくさんのTBありがとうございます。
それだけ多くの人がこの番組に興味を持っているんですね。

TBくださった皆さんにはすぐコメント返したいと思っていますが、時間がかかりそうです。ごめんなさい。なので、この記事で一言思うことを。


私は、この番組、賛否両論あって当然だと思います。
と言うか、世の中のドラマとか出来事とか、すべての人が同じように感じるなんてことはないはずで、どちらの意見に対しても、「意見」は持っても、「批判」はすべきではないと思っています。

だから、私の意見に対してもおかしいと思っても、同じと思っても、結構ですし、そんな問題提起が出来たら嬉しいと思うのです。

ただ、「この番組は有害だから中止すべき」という否定はおかしいと思うのです。
世の親たちが「見せたくない番組」にした「クレヨンしんちゃん」ですが、私は子どもの頃の息子と娘にも平気で見せました。

しんちゃんのやっていることは現実にあったらかなりむかつくし、怒りたくもなると思うけど、でも、見たからといってそれをそのまま真似するかどうかは、子どもではなく、まわりにいる大人の言葉にかかっていると思うのです。

息子と見ていた時、しんちゃんは車をいじって動かしてしまい、まわりにぶつけているシーンがありました。いつも子どもには、「車は危ないから、子どもは勝手にいじっちゃダメなんだよ」と話していたので、息子は、「しんちゃん、危ないね。いじっちゃ、いけないよね。」と自分で考えて意見を言いました。大事なのはここだと思うのです。

子どもは「白紙」です。そこに色を付けて行くには、大人の力が大きいのです。
しんちゃんの行動を「面白い、真似しよう」と思うのか、「あれはやっちゃいけないことなんだ」と思うのか、それは大人の一言にかかってきます。

それが出来ないで、ただ物事の表面だけをとらえて「子どもには有害」と隠しておくことだけがいいことなのでしょうか。正義なのでしょうか。

人生には良いことも悪いこともいっぱいです。自分でどんなに努力したつもりでも、かなわないことだって手の届かないことだってあります。でも、いろいろな経験を通じて、「自分で判断して動く」ことが出来るようになることが必要で、そういう現実を知らないで育った子が、きれい事だけを見て育った子ども達がその判断が出来るかというと、きわめて疑問です。


私の職業は、教員です。しかし、子どもにはいろいろな世界を見せたいと思っています。自分の子どもにも、生徒にも。

私の息子は今、不登校です。本当に苦しんでいます。しかし、これだって悪いことだとは思いません。長い人生の中で、自分で悩んで苦しんで、いずれは自分で結論を出していくことだと思っています。その時に、出会った人たち、傷つけた人たち、傷つけられた人たち、それぞれに対する思いが、息子の生きるためのエネルギーになっていくと思うから、私は目を背けませんし、息子にもとことん悩ませようと思っています。「学校に行かれない時は無理しない」・・・これが、息子の選んだ今の道だからです。リストカットもしました。髪の毛も染めました。(中学生です)でも、いろいろな経験を経て、少しずつ考える力の無かった息子の脳には活力が出てきています。それを信じているのです。

私自身、きまじめな性格で、小さい頃から努力家でした。「いい子」で親からも先生からも認められていました。でも、そのせいで人に頼れない人間になってしまいました。また、褒められることが多かったので、人からの批判にはとても弱く、みんな「自分のせい」だと思うように育ちました。今、うつ病です。教師を休職しています。「いい子だ」と褒められて育つだけでは、逆風にこらえきれないところがあるのです。もっと、世間のいろいろな姿を知って育っていたら・・・そう思うのです。

本当に愛していたら、怒るべきところは怒るでしょう。注意すべきことは注意すべきなんです。「愛することと、なれ合いは違う」という真矢の気持ちはすごくよくわかるのです。

だから、表面だけを見て「あれはよくない」と判断するのでなく、その奥にあるものを見ないと、大切なものを見失うように思います。世の中には、光と陰があります。陰がないことには、光のありがたさが見えてきません。今、その「陰」の部分を覆い隠すことで「光」さえ見えなくしているような気がします。「陰」を見せることは、ものすごく厳しいことですがそれを背負う大人はものすごく厳しい辛い思いをします。それを避ける大人があまりに多いのも事実です。

今、必要なのは、光と陰があるんだ、裏表があるんだという「現実」を、バーチャルの世界ではなく事実として子どもに示すことだと思います。それについて、ぜひ家族で、友だちで、身近な人たちで語り合う機会を作って欲しいと思うのです。「意見を持つ」「自分を持つ」ことが必要になってくるんではないかと思います。


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女王の教室#3
[2005/07/17 02:22] ドラマ・テレビ
学校の開校記念日の出し物で、6年3組は創作ダンスをやることになった。

不満はあるものの、真矢に逆らえない生徒達はしぶしぶ練習にはいる。
しかし、うまくダンスの踊れない馬場久子は真矢から目を付けられ、また、それをかばった和美もバツ掃除を言い渡される。

自分に自信が持てないという久子を応援し、「友だち」として励ましダンスを教える和美。それに答えてがんばって練習した久子だが、発表会の前日、「あなたは明日出なくていい」と真矢に言われてしまう。

久子に「親友」と言われて心配した和美の提案で、翌日の発表会にはクラス全員でボイコットをすることになる。みんなで1つになって協力しようとしていたが、ひかるだけは「そううまくいかないかも」とクールに見ていた。

当日、みんなの様子がおかしいと思いながら教室に来る和美。結局、ボイコットしたのは和美と由介、そして久子ではなく優等生のひかるだった。久子にも裏切られ、泣く和美にハンカチを差し出すひかる。冗談で笑わせる由介。そんな3人でバツとしての体育館の片づけを仲良くやっていたところに現れた真矢。「あなた達に見張り役を付けることにしました」と言い、その声に招かれて出てきたのは久子だった・・・。


前回の最後のひきで、久子に近づいたのはこのためだったんですね。
じゃあ、今回の久子いじめは久子をスケープゴートにして和美や由介、ひかるを陥れるため?「ひどーい」という声が聞こえてきそうな今回でした。

でも、やっぱり、私はあえて賛成意見を書こうと思います。(嫌な人は華麗にスルーしてね。)

このクラスの中で、「自分」を強く持っているのは誰なんでしょうか。
それは由介、和美、ひかるの3人。

あとの子ども達は、結局自分の保身に走ります。
たとえばボイコットのきっかけの一言をよってたかって優等生の西川に押しつける。なぜ「自分から」じゃないのでしょう。そして、この時とばかりに西川に群がる子ども達。和美や由介の言葉を借りた「仲間ごっこ」にすぎません。

前回は親に助けを求め、今回はかっこいい優等生に助けを求め、誰一人として自分から動く者はいませんでした。その結果が、家庭訪問した真矢に弱みを突かれての敗北。「長いものには巻かれろ」的な発想。和美を避けるように翌日態度を豹変した子ども達には「自分」がありません。結果、「いやいや習ったダンスを無機質的に踊る」ことになります。

私は、久子のあの嬉しそうな笑顔や、必死にがんばった姿はウソじゃないと信じたいです。和美を親友だと思ったことも、本当だと信じたいです。舞台の裏でそっと涙を流した久子が、本当の姿だと思います。彼女に「親友を見張る役」をさせる真矢の思惑はまだわかりませんが、ひとときだけでも自信を持ってダンスを踊っていた、和美を「親友」と呼んで、スキップしたあの喜びは、弱かった彼女の原動力になるのじゃないかと信じたいのです。

前にも書きましたが、学校の先生にもいろいろな人がいます。

真矢のように「愛することとなれ合いは違う」と言いきって、子どものためにあえて厳しさを知らせる先生がいれば、しおりのように子どもに優しく声をかけて一緒に考える先生もいる。それで良いと思うのです。お互いの良さを生かして教育現場を「社会の縮図」にすることが大切なのでは。社会には、それこそもっと腹黒い人もいれば、何でも受け止める優しい人もいる。その中で「自分」を持って生きていくために、「自分」を見つける場所が学校だと思うからです。

真矢のやり方に好意的な意見を言っていますが、私自身はしおり的な考えで動く教師です。自分の性格から、とても真矢のようには出来ません。だから、真矢のような厳しさに疲れてくじけそうな子どもがいたら、休ませて、また背中を押してやる立場でいたいと思ってきました。でも、私のような教師が存在するためには、あえて「厳しさ」を知る場がないといけないのです。子ども達に憎まれながら、厳しさを教える人が必要なのです。真矢は、そういう泥をかぶる役を背負って一人で黙々と生徒のために計画を練っているのではないかと思えるのです。

真矢のやり方は、必ずしも肯定されるものではないと思っていますし、自分でも出来ません。でも、こういう人が少なくなった今、学校の現場は混乱に陥っているような気がするのです。

それにしても、今回教頭の動きが気になりました。何かあるのかなぁ。

私は来週も、楽しみに見たいと思います。

余談だけど、真矢先生のバレエ、きれいだったなぁ~。エンディングの踊りもいつも見ほれています。

第2回感想  第1回感想

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ドラゴン桜#2
[2005/07/16 11:01] ドラマ・テレビ
「東大に5人入れる」と宣言したため、反発する他の教師達からせまられた理事長に「とくしんクラスに人生徒が入らなければ解雇」と言われた桜木。しかし、そんなことでは動揺しない。おまけに、井野先生と「負けた方が一週間奴隷」と賭をする。

桜木の第1ターゲットは父親の借金で苦労する勇介。

自分の愛用のトランペットを売ったり、夜の工事現場でバイトする勇介に近づき、さらに借金の300万をちらつかせ、「おまえの人生をこれで買わせてもらう」・・・と。

反発しながらも、勇介は特進クラスにはいることに。

一方、勇介の友人の英喜、自称?恋人のよしの。そしてアイドルになるためのハクを付けようとする麻紀も加わって、特進クラスは4人になる。賭に負けた井野先生は「奴隷」(だから「いのまま」こ?)として不本意ながらも特進クラスに関わることになって、いよいよ活動が始まる。


阿部さんの桜木がかっこいい!自分は水道も止められるほど困ってるはずなのに、勇介のトランペットは買い戻すわ、桜の木は買っちゃうわ。やることがでっかいですねぇ。

それからあの自信。あれはどこから来るのでしょう。族をやってて、それから弁護士になるまでの課程でいろいろあったのでしょうかね。何と言っても人脈が広いのが強みかも。

桜木の使ってるパソはMACですねぇ。私のと同じだった。(^_^;)

勇介は、高校生なりの自分のプライドがある。でも、プライドだけじゃどうにもならないことも感じてきている。だからこそ、桜木の言葉に反発しながらもフィードバックしてくるのでしょうね。大人になったら、お金で動くことはある程度もう常識になってきてしまっている。だからこそ、その痛みを知っている人間が社会を動かす側にまわらなくては・・・。あきらめたらそこで負け。桜木の信念はそんなところから来ているんでしょうかね。

「強くなるには、自分の弱さを知ること」という桜木の言葉は、説得力がありました。

それにしても・・・5秒ごとにお札を破く桜木。すごい迫力で、私もドキドキしました。あああ・・・また一枚・・・って。

あと、あなどれない野際さんの理事長。野際さんはすごいですねぇ。かっこいい役もやっちゃうかと思えば、だらしなくて情けない役もはまってる。さすが~。

あとは遠くから見ている一郎や、取り柄のない自分に迷っている直美がどう出るか、楽しみになってきたです。あと、これから繰り広げられる勉強法もね。

第1話 感想

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電車男#2
[2005/07/15 10:25] ドラマ・テレビ
「めしどこかたのむ」で、住人達は「キター」。

電車男は何回かのエルメスとの電話のすれ違いから一転、スレ住人の応援もあって、「食事を共にする」ことになる。

最初はどもってとちっていた電車男が、だんだん自然と電話が出来るようになってきていたのは「成長」ですなぁ。

何より、表現は極端だけど、スレ住人がみんなで電車を見守っている感じがしてイイ。
「もまいら」がいなかったら、この話は成立しなかったんだから。

最初は「エルメス視点で」ってことだったらしいけど、今のところは電車とスレ住人の視点で進行。一方エルメスには謎の男の存在がちらつき、お見合い話も次から次へ。もこみちくんはどういう関係なんでしょう?

塚地の役がよかったよ。あと、さげすんでいた妹が香水の付け方レクチャーしたことも。
今回の小栗くんのAAは、花火ですか?彼の役も謎めいています。

それにしても、番組に遠慮無く2ちゃんねる用語が噴出していますが、一般の方はおわかりになるんでしょうか。「毒男」が「独身男性」のこととか、「のし」はノシで、手を振っているところとか、「乙」ってなにか、とか、orzとか_| ̄|○とかががっくりしている人とか・・・。AAもいっぱい貼っているけど、「絵文字」がわからない人にはただの文字の羅列だし・・・。「用語解説」とか入れたりしてね。(^_^;)

さて、エルメスの生活も少しずつ出てきていますが、ゴージャスな家ですねぇ。ワンコも出てくるのかな。

エンディングはいいけど、オープニングのアニメ、あれ、何とかならないでしょうか。
ギャグにしか思えない。それとも「脱・秋葉」になるに従ってオープニングも変わるのかな。

チビノリダーのダメ男ぶりが徹底しているので、今回は素直に応援できました。

ただ、携帯スリスリと、掲示板住人のオタ臭さだけは気持ち悪かったけど。
「匿名掲示板」の良さだけをアピールしているところもちょっと怖い。「電車男」の友情部分だけを協調して、ネットでのつながりの落とし穴にはまる人が出ないといいのですが。

息子がけらけら笑ってみているのでこれは今期見続けるだろうと思います。

第1話 感想
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おとなの夏休み#2
[2005/07/15 01:58] ドラマ・テレビ
うーん、野球延長のための後半だけをリアルタイムで見たんだけど、録画もしてあったのに、最初から見る気力がありまっせん。

わかる気もする・・・でも共感できない。

そんな感じです。

そりゃぁねえ、自分の「店」持てるのは嬉しいと思うけど、あくまでも一夏の「夢」だよね。そのために家族巻き込んでちゃ納得してもらえないよ。

うきうきしてお総菜買ってた姿見たら何かがっかりした。
おまけにそのお総菜をパックのまま並べてて・・・もっと興ざめした。
せめて、お皿にきれいに盛りつけてあげるとかさぁ・・・自分の「店」であり「仕事」であるんだろうけど、その基盤になる「家族」を忘れちゃいかんでしょ。ましてや反対していただんなさんなんだからさ、で、そのだんなとの温度差を感じての店開きなんだからさ。

次回予告でだんなさんに怒鳴られていたけど、そうだろうなぁ。

何かすでに脱落モードです。主人公3人に感情移入できないので・・・つらいです。
来週は見ないかも・・・エンディングの音楽は楽しみなんだけど。


第1話 感想

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がんばっていきまっしょい#2
[2005/07/14 19:31] ドラマ・テレビ
「ダッコ」こと、菊池多恵子が入部するまでの話。

毎回こんな感じで「過去を語る」っていうイメージで始まるのかな。
あの最初に出てくる女の子がどういう意味があるのかよくわかりませんが。

うーん、みんなで部活帰りにわいわいとか、勧誘チラシをまくこととか、そういう「高校生ならではの熱さ」はいいなーって思うんだけど、菊池さんが茶髪にピアスで何となく反抗的な感じだったのが、「家庭の両親の不仲」っていうネタは何かおなかいっぱい・・・。

そして、その菊池さんに追試をほっぽって突然ついていって、「友だちだから」って手を握って見つめる悦子・・・急に素直になって「ボートやりたい」っていう多恵子。

海の輝きがそうさせるのでしょうか・・・ごめんなさい、正直「あ、そう・・・」としか思えませんでした。だって、多恵子がボートに寄せる思いってのがそんなにあったとは思えないし・・・ボート部見に来ていただけでしょ?もっと家でこっそりボートの本読んでいるとか、何かボート部に入りたそうな描写あったっけ?でもって、利絵との仲違いもあれでスッキリしたんだろうか?・・・お互いに。

何か、あんまりあっさりしてたので気が抜けてしまいました。何か、もうちょっと「熱い」ドラマがあってもよかったんじゃないの~?やっぱり3年間を11回で描くから1つ1つのエピソードが短くなっちゃうのかなぁ。

そんなわけで、いまいち乗り切れなかった今回でした。次回はもう新人戦だし・・・大丈夫?

第1話感想
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ガラスの仮面#15
[2005/07/14 18:49] マンガ・アニメ
【ガラスの仮面 第15話 「罠」】

映画・学校の舞台と出演したマヤは、今度はあちこちの劇場に自分を使ってくれないかと頼み歩く。無論、無名のマヤだから使ってくれるところなど無かった。

しかし、「紅天女をやるにはまだ早い」と言われたというマヤの言葉を聞いて、月影先生と女優仲間だったという原田菊子は月影千草がマヤにかける思いを感じ取り、急遽舞台に立たせることにする。

同じ頃、亜弓は「王子と少年」の舞台のために役作りをしていた。それはいままでの亜弓からは想像もつかない姿だった。

マヤと亜弓の舞台は同じ日に初日を迎える。お互いに紅天女を意識した二人のライバルのステージ。

「美少女亜弓」にあこがれてきた観客は、亜弓のきたない姿に騒然とするが、亜弓は機転を利かせて観客を味方に付ける。そんな亜弓の変貌に驚く劇団員達。

また、マヤは自分が舞台に立つ代わりに役を降ろされた子にねたまれて罠を仕掛けられたが、みんなが驚くほどの舞台度胸で乗り切るのだった。


コミックス6巻後半から7巻初めにかけてのストーリーでした。

今回は、亜弓さんがよかったですねー。あのきたない姿での少年役。「しんちゃん声」が出るかと思ったら、全く出ないで、別人になりきっていました。そうかと思えば、あっという間に着替えて麗しい王子への変貌。そのあたりの亜弓さんのプロ根性が見えてきて嬉しい限り。観客を取り込んで劇に向かわせるまでのプロセスもしっかり描いてあったので、亜弓さんの存在感がぐっと大きくなってきました。

一方のマヤ。こちらの演出はもうちょっと派手でもよかったような。

あの、椅子を使っての喜怒哀楽のテストのあと、「倒れた椅子に座る」課題では、またもやサービスショット。こういう演出、見え見えで気になるなぁ。「ジーナと青い壺」の時にも似たようなアングルからのカットがあったけど。「マヤちゃん萌え~」を狙ってるんでしょうか。

こういうところはサービスするのに、マヤの舞台での「すごさ」は全然伝わってこないんだもんなぁ。「いつの間にか身に付いた方言」とか、「思わず人目をひきつける演技の魅力」とか、「とっさに反応するアドリブ」とかのすごさが。

特に、あの「人形の首が落ちてしまう」ところはもっと間を取ってマヤ以外の人の反応も激しく入れて欲しかったな。ごとんと人形の首が落ちる音が大きく響いて、スローモーションとか使ったり、マヤがにこっと笑うところを引き立てたり、水を打ったように静かな観客がマヤの反応に大受けしたり・・・。

あいもかわらずのマヤの「白目変身~」シーンに時間をさくよりもこういうところに時間をかけてよ・・・・(涙)マヤは一瞬で役になりきるのがすごいのに・・・「次、出番だよ」と言われて「おらぁたづだ」とキッと目つきが変わるところがいいのに・・・(大泣)あの変身シーンでしらけて間延びするから緊張感がぶつ切れでがっかり・・・。

次回は、マヤのお母さんのその後、新しい役のオーディション、あたりが出てきそうですね。そして月影先生が、テレビを見てにやり、のシーンも出てくるのかな。ますます盛り上がっていくマヤのこれからを、ぜひ演出で説得力をもって見せてください。

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海猿#2
[2005/07/13 20:20] ドラマ・テレビ
沈没した船の船長は、遺体で見つかった。

仙崎は、バディの先輩潜水士、池澤の判断ミスではないかと疑うが、池澤と下川の会話を立ち聞きして、実は自分のミスだったことに気づき、池澤に謝る。

落ち込む仙崎は環菜に会おうとするが、こちらもすれ違い。環菜とも池澤ともぎくしゃくしてしまう。

そんな中、中国籍の船が遭難。救助するが船員達の態度がおかしいことに気づき、仙崎と池澤が船に戻ると、密航者が閉じこめられていた。池澤に協力して助けようとするが、船は沈没してしまい・・・。


録画したものを、夜遅くに一人で見たんですけど、ほんとに息が苦しくなりましたよ。今回。見てるこっちも溺れるかと思った・・・。

そのくらい迫力があったってことなんでしょうけどね。
映画とドラマのコラボレーションは思いの外に効果的なようです。

それにしても、「ながれ」の乗船員はわけありな人が多いですよね。
あの船長しかり、下川しかり、池澤しかり。

次回は、そんな人たちの「日常」が少しずつ描かれていきそうです。
特に池澤さん・・・何かあるのかなぁ?体の故障?
そして銃撃戦。・・・さらに重苦しい事件が起きそうです。

でも、環菜が仙崎から逃げようとしないでよかった。
ちゃんと話をして、しっかりとお互いの気持を確かめ合って欲しいです。
ただ・・・前回も書いたけど、なぜデザイナーなの?
仙崎の仕事の壮絶さが、あれじゃわからないよなぁ。
この設定だけは納得いきません。

そういう意味では、後半の動きは原作と変わってくるんでしょうか。
原作に感動しただけに、環菜と、環菜のあこがれの上司がどう絡んでくるのかが見えません。

最後に、仙崎のキャラが元に戻ってよかった・・・。

第1回 感想

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グランディーババレエ団
[2005/07/13 18:59] ドラマ・テレビ
見てきたんですよー。>グランディーババレエ団の長野公演。

そもそもは、テレビで宣伝やっていて、オペラとか舞台劇に興味のある娘に、「見に行く?」って聞いたら、「行きたい」って言うから、もう半年も前にチケット買っておいたんですよ。視力が悪い娘がよく見えるように、S席のいい場所を取って。

そしたら、最近になって急に、「学校が忙しいから行かない。」

まあ、小学校の時に行く気になってても、中学になってから部活と宿題で平日は忙しいですからねぇ。でも、たまには気晴らしになるよ、って言ったんだけど。ダメでした。

で、急遽チケット無駄にするのももったいないからだんなと二人で行くことにしました。
仕事で忙しいだんなが帰ってきてから準備していったので、第1部は見ること出来なかったんですけど仕方ない。

さて、「グランディーババレエ団」はご存知ですか?

普通のバレエ団と違うところ・・・それはメンバーがすべて男性だということです。だけど、バレエに女性役は欠かせません。このバレエ団は、男性が女性パートも踊っちゃうということなんです。むろん、チュチュ着て。

・・・と、よく知らないだんなに説明したら、「あまり見たくないなぁー」なんて言っていましたけどね、たぶん「おかまが踊る」くらいの想像だったんでしょうかね。

でも、このバレエ団のメンバーは、みんな一流の踊り手さん。「おかま」と言うよりもむしろ歌舞伎の「女形」あたりを想像してみてください。最近のミニスカはいて、股広げて座ってるような女の人よりもよっぽど上品で美しいですよ。

その一流の踊り手さん達が、「バレエをもっと親しみあるものに」と、堅苦しいムードをコミカルにアレンジして踊ってくれるのです。有名なバレエのシーンもたくさん出てきますけど、その楽しみと同時に、踊り手さん達の楽しいパフォーマンスも楽しめる。2度おいしいバレエって感じですね。

むろん、観客席からは笑い声が絶えません。バレエを知らなくたって、「面白いー!」って思えるステージなんです。そして、もちろんすばらしいテクニックは余すところ無くちりばめられていますので、そういうところでは惜しみない拍手!

舞台の上の人たちが、「踊るの楽しくて仕方ない」って感じですから、見ているお客さんはもっと楽しい。そして会場が一体になってなごやかな空気が生まれてきます。

結局、「あまり見る気しない」って言っていただんなも、終わった時には「面白かったー」って言っていました。終わったあとのアンコールがものすごかったですねー。観客はみんな総立ちで、何回もアンコールしたあと、最後には舞台の脇にまでキャストが出てきて握手責めにあっていました。

やっぱり生の舞台はいいなぁー。機会があったら、ぜひ一度ご覧あれ。


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いま、会いにゆきます#2
[2005/07/12 09:19] ドラマ・テレビ
澪が戻って嬉しいものの、記憶のない澪に対してどう対処していいか分からない巧と祐司。

澪に対して、すでにお葬式の済んでしまったことを言えるわけでもなく、二人の秘密にして外にも話したり連れて行ってりしないようにと話す。

しかし、そんな巧や祐司の様子を見て澪も不安を隠せない。

ある日、祐司の初めての参観日があるが、巧が急に行かれなくなってしまった。
澪は、ケーキ屋さんでその話を聞いてこっそり学校に行くと、祐司が寂しそうにしていた。
何で自分には何も言ってくれなかったのかという澪に答えられない巧だが、澪を二人が出会った中学に連れて行き、二人のなれそめを話すのだった。


映画では、時間が凝縮されていたから不自然じゃなかった「澪が外出しないこと」。
でも、ドラマじゃそういうわけにもいかないよね。11回の中で、いかに隠そうとも、澪だっておかしく思うだろうし、ましてやいくら頑張っても、澪が帰ってきたのが嬉しい祐司には隠し通せって言ったって無理だよね。

そのあたりを、これからどうやって見せていくのか、むずかしいところ。

ましてや、澪の両親も出てきているんだし・・・。アルバムで母を見て、「会いたい」って言い出さないとも限らないし。

今回、澪が新しい祐司の体操着入れを作ったのを、祐司が学校に持っていかないことからもぎくしゃくしているよね。

あれって、祐司は部屋で運動着を新しい袋に入れようとしていたけど、やっぱり持っていかれなかったのは「澪の存在」を外に出せないからだろうな。「お母さんが帰ってきたことは内緒」だという約束があるから、持っていきたいのを我慢したんだろう。

あのケーキ屋さんがその辺どんな働きをするのかな。唯一、「現実」と澪を結びつける存在だものね。

「雨の季節が終わったら、帰ってしまう澪」・・・それがわかっている巧にとっては辛い思いだろう。嬉しいけど、手放しで喜べない。記憶のない澪が、他人のようにも思えて悲しい。仕事のミスも、その辺から来ているのかな。主治医の本郷先生に相談して、「自分の気持ち次第」と言われた巧は、澪と記憶をたどることから始めようとしたのだろう。

中学3年生の出会い。これから澪と巧の過去と今をつなげる作業が始まって、二人はもう一度恋をし直すんだね。

映画では出てこなかったエピソードもたくさん出てくるんだろう。その辺を楽しみにしていこうと思う。

巧役の成宮さんは、とまどいが大きすぎて、まだ澪への愛情が感じられないのが残念。嬉しいと言うよりは困惑のが大きくて、澪が不安になるのも当然だと思う。限られた時間だってわかっているのだったら、戻ってきて嬉しい気持ちももっと表現したらいいんじゃないかなぁ・・・。

澪のミムラさんは、記憶が無いなりに自分の出来ることをしようと一生懸命なところが伝わってきてすごくかわいらしい。二人の気持ちが早く通じるといいのにね。

2回目に聞いたら、主題歌の「キズナ」はいい感じでした。


第1話感想

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女王の教室#2
[2005/07/11 00:31] ドラマ・テレビ
2回目も相変わらず眉1つ動かさずに冷酷な真矢先生です。

子ども達は腹に据えかねて親に訴えるけど、学校に押しかけた親は一人一人面談を受け、真矢先生を「いい先生」といって喜んで帰っていき、子ども達はがっかり。

おまけにクラスの子ども達のことを何でも知っていると、脅迫まがいの弱みのネタばらし。
かと思えば、護身術にも長けていて、護身用のナイフまで持ってたりして。

まるで「アイシールド21」のヒル魔みたいですねぇ。
それにしても、真矢先生、あの「盗撮」と「盗聴」のテクニックはどこで仕入れたんですか。まるでスパイです。そして、おどけものの由介をあそこまで追いつめるテクはまるで犯人を取り調べる刑事です。

「子どものことは何でも知っている」ということは教師としてたいしたものだと思うけど、教師は「秘密厳守」「プライバシーの保護」の義務を負っているはず。クラスのみんなの前であれだけのネタを披露しちゃうのはどうでしょう。子ども達を追いつめるのだったら、それこそ親軍団にしたように、一人一人呼び出してじわっとせめる方が効果的かと思うのですが・・・。

だから、逆に言うとみんなの前でネタばらしをすることや、みんなの前でつるし上げをすることで何かをねらっているようにしか思えないなぁ。

前回は、和美をかばってひかるが立ち上がり、今回は由介をかばって和美が立ち上がりました。普通考えたら、とてもこの3人がつながっていくとは思えないよね。少なくとも由介は和美にうざがられていたし。優等生のひかるは家庭の事情もありそうで友だち作らずにいたみたいだし。

そして今回ラストで、友だちのいない久子に近づいていました。何の思惑があるのかわからないけど、やっぱり何か意図があるんじゃないかと思うのですよね、久子を変える。

どうも真矢びいきの意見になっちゃうんですけど、たとえば一言親に訴えれば自分自身で何にもしなくても親が先生を非難してくれるって考えるのは子どもの甘えとかおごりだと思うのです。今は教師はPTAには弱いですからね。でも、自分の都合の悪いことは、親には隠してるんですよね。学校にたまごっち持ってきたり、授業中に余計なものいじってたり、ほんとはそんなことは親がしつけるべきことなのに、今の親の中には、自分の子どものまずいところは見もせずに一方的に人を責める人がいます。

あの、親が押しかけるシーン見て、息子が「【エンジン】みたいだ」っていってたけど、前クールでの「風の丘ホーム」をつぶすために押しかけた親たちと確かにかぶります。

そういう感情で動く親に対して感情であたったら逆なでするだけ。むしろ真矢のような対処は冷静で正しいことだと思うし、子どもを見ていればある程度親や家庭の様子もわかるからそれだけしっかりと子どもを把握して、親を納得させる力があるんだってことだと思うのです。(ただし、たまごっちをあげたことはおかしいと思ったけど)

ドラマの中で、子ども達は自分で努力したでしょうか。自分のことを見直ししたでしょうか。「代表委員」が自分にならなかったからって、ホッとしただけでその子達の頑張りを認めた子がいたでしょうか。

真矢がクラスの中であえてそれを口にしたから、それに気づいたひかるが、和美が、それぞれの頑張りやいいところを訴えるきっかけになったように思えたりするのです。

少なくとも、真矢は間違ったことはいっていません。そして、子ども達の様子をしっかり見ています。それだけでも信用できる先生だと思うのですが・・・違うかなぁ。これってやっぱり、少数意見?


第1回感想
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ドラゴン桜#1
[2005/07/10 23:15] ドラマ・テレビ
何だぁ?最近は、こういう独裁的教師がはやっているんだろか?
まあ、いっか。原作は漫画だし。

それにしても桜木役の阿部寛さんは似合ってるねぇ。
もと暴走族の弁護士ですか。道理で迫力あるわけだ。でも、ちょっとキャラがごくせんとかぶってる気が・・・。

それと、弁護士が教師になれるんですか?
それも、私立高校ならありですか・・・。

こういうノリは好きです。でも、どうやって高校3年まで落ちこぼれていた生徒達を東大に入れるのかな。確かに受検はテクニックや慣れがあるけどね。その辺は気になる。
昔、弓月光という漫画家さんが「エリート狂想曲」って漫画でやっぱり落ちこぼれだった生徒が野生児の強さとしぶとさで受検を乗り切って東大に合格した話を描いていたけど、そのあたりとも通じるところがあるのかな。

まあ、受験生にとっては、「こんな勉強もあるんだ」ってことわかると何かの参考になるのかもね。

1回目は、阿部さんと野際さんのキャラが際立っていて、面白かったので、次回以降も見ると思います。

・・・それにしても、他の先生があまりにヘタレだなぁ・・・もうちょっとアクの強い人持ってきたら面白くなったのになぁ。残念。

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電車男#1
[2005/07/10 01:30] ドラマ・テレビ
第1回目だからまだ突っ込まずに簡単に。

秋葉系オタクって、あんなに悲惨なのかなぁー?
いったい、いつの時代のオタク像なんだ?

1回目は、電車男とエルメスの対比がものすごかったなぁ。

でも、電車の中の出来事って、酔っぱらいがエルメスたんにからんだんだっけ?電車が止めようとしたらエルメスたんにも酔っぱらいの手か何かがあたってかえって電車のせいでエルメスは迷惑被ったんじゃなかったっけ?ま、いっか。

それにしても2ちゃん住人がみんなあんな変な奴だって思われたくないよなぁ。
電車オタク、軍隊オタク、エトセトラ。
意外と、2ちゃんにいる人だって普段の生活の中ではフツーだと思うんですけどね。極端だなぁ。パソコンに張り付いている人っていまだにそういう認識?

ただ、小栗くんのAA作りは格好良かったー。

このドラマ見て、2ちゃんはみんな良心的だなんて思って初心者がなだれ込んだら大変なことになるよなぁ、とちょっと心配。

私はROM専で楽しんでいるだけだけど、荒らしや誹謗中傷は当たり前だし、自作自演も有りだし、時には悪意に満ちた画像やHPアドレスが張り付いていることもあるし。その辺を華麗にスルーできる人,そのくらいの良識(?)がある人じゃなくちゃ、叩かれて終わりだと思うよ。電車さん見習って2ちゃんにいこうとしたら、「半年はROM」が鉄則だと言うことをお忘れ無く。

とりあえずあまりにオタクへの扱いのひどさに胸焼けがしました。

これから見るとしたら、スレ住人の方に興味があるかな。特に小栗くんと塚地さんのキャラがよかったなぁ。

電車男 HP
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おとなの夏休み#1
[2005/07/10 00:48] ドラマ・テレビ
平凡だけど幸せだと思っていた主婦。
男社会に負けないようにと気を張って生きてきたキャリアウーマン。

二人の今まで支えにしてきたものが崩れた時、生き甲斐をどこに求めるか?

うーん、正直よくわかりません。
主役二人に共感できないせいかなぁ。

二人とも、「男社会」に操られて「自分」を見失っていてところに魅力的な題材がころがってきた、ってところでしょ。でも、正直、私は男女関係なく、肩ひじはらないで、自分の出来ることを、自分の良さをいかしていけばいいと思っていたから、あまり男社会を意識していない。むしろ、男だから、女だからなんて言っていないで、それぞれの短所を補って長所を理解し合って生きていけばいいと思ってる。

結局、自分を主張したいだけのような気がするんだなぁ。

そこが一番共感できないところ。
だって、男だって女だって、両方いなくちゃ生きていけないんだし、正直言って、女だからって甘えてるところがあるような気がするんだな。だんなに求めすぎて、だんな自身のこと、見てあげたことあるのかな。女性だからって確かに偏見はあるけれど、それに対して突っ張るだけじゃなくて、きちんと理解をしてもらおうとしたことあるのかな。

その辺が見えてこないので、「女の悪あがき」にしか見えなかったの。
よく考えれば、女だからこそ有利なことだってたくさんあるのに。

私も主婦やって、社会で働いて、その中でそう思ってやって来たからなおさら気になったところ。

で、感情移入が出来なかったんだな。
そこから、「海の家」をやるところへの気持の動きも今ひとつ軽いノリのような気がするし。

まあ、1回目からいろいろ言ってもしょうがない。これからの二人(三人?)の心の動きと、先の持っていきようで見ていこうと思っています。

も1つ、「いい子強迫観念」という病気は重かったなぁ。
私自身も、私の子ども達も、「いい子」でいることに頑張ってしまって毎日疲れているので、この病気の話を聞いて、胸が苦しくなった。

こればっかりは、生まれつき。どんなに頑張っても、治らない。何で息子にそんな病気を持ってきたんだろう?これの意味も、後々出てくるんだろうか?

納得できる「夏休み」を過ごして変わっていって欲しいと思った。

おとなの夏休み 公式HP
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海猿#1
[2005/07/09 00:26] ドラマ・テレビ
「海猿」第1回

映画の海猿は、息子が原作漫画のファンでもあるのでレンタルで借りて見たんですが、二人で「え~?」って言いながら見ました。→漫画と映画「海猿」

原作の漫画に比べて、工藤の死があまりにも無駄死にだったのと、仙崎がきれいすぎるのと、あと(多分ドラマ化が頭にあったためだろうけど)映画だけでは盛り上がらずに終わってしまったからです。

だもんで、ドラマにはあんまり期待していなかったんです。
でも、この1回目見たら予想は覆りました。

3部目に映画を考えていると言うこともあったためか、ドラマが重厚な映画の作りですよね。なので、画面に広がりがあって、奥行きがあって、迫力があって。予告編の作りも映画の予告編的でドラマチック。

映画の良さをドラマに持ってきたことがプラスになっていた感じがします。

なので、ドラマも続けてみることになるでしょう。

あと、キャストが豪華ですよね。仲村トオルさん、時任さん・・・。男臭さがにじみ出るキャスト。でも、仙崎役の伊藤さんは、格好良すぎるなぁ・・・。映画でも感じたんだけど、古いタイプの熱血人間だから、伊藤さんがスマートすぎちゃってねぇ。
おまけに、「きみのハートにチェック・イン」って・・・何か、キャラが違うよ。

まあ、1回目だから軽いノリもあったんだろうけど。激しく違和感。

で、キャスト見ながら考えちゃうのが、今後の展開です。
原作漫画知っているからネタバレにならないように気を付けたいけど、かなり重苦しい展開になっていきますよね。その辺をドラマではどこまで描いていくのかが気になります。

海猿(1)それと、環菜のキャラ設定の違い。デザイナー志望という設定がどう海上保安に絡んでくるのかが疑問です。漫画では新聞記者だからかなり接点があったんだけど。それだからこそ仙崎との絆の強さが出てたんだけど。デザイナーじゃなぁ・・・世界違いすぎるよなぁ。

まあ、とりあえず1回目はおおむねいい感じでした。これからの展開に期待します。

海猿 公式HP
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ドラマ視聴&電車男について
[2005/07/08 01:53] ひとりごと
【ドラマウオッチング状況】

「海猿」と「大人の夏休み」を録画で見ました。「海猿」は想像よりもいい出来かな。元気が出たら感想書きます。

最近、鬱症状が重くてベッドで寝たきり状態です。なので感想が遅れがちですが、調子を見ながら気晴らしを兼ねてぼちぼち書きますのでよろしく。

【電車男に思うこと】

今日は「電車男」を録画したんですが、某巨大掲示板での「電車男のその後」とか「版権にあたっての住人と中の人との確執」とか、いろんな事実を知ってしまってちょっと熱が冷めています。

「ほのぼの純愛」と言われているようですが、メディアにおどらされて事実がゆがんでしまっているようで。

私も疑問に思ってはいたんですけどね。あの巨大掲示板の話題を本にして、誰が儲かるんだろうって・・・。だって、主人公である「電車男」は特定できないはずですよねぇ。それに、「電車男」だけじゃなく、それを応援した住人達だって重要な登場人物であり、物語の立役者なんだから、その人達を無視するなんて出来ないはずですよねぇ。

なんか、裏側がドロドロなようで、素直に見る気になれないのです。

ググって見たら出てくるかもしれないので、興味のある人は「電車男サン」で調べてみてください。
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愛知万博予約に変化
[2005/07/08 01:46] ひとりごと
この5日から、「ダフ屋」防止対策で愛知万博の予約方法に変化があったらしい。

そんなわけで、いま、某巨大掲示板でも大騒ぎの様子だが、ROMっている様子では、以外とすんなりとれるようになった感じ?

このブログでも書いた「直リンク」方式は、通用しなくなったようなので、ご注意ください。もう私は予約を取ることもないし、チケットも持っていないから実情は知らないけど、事前ログインしたあとは、ログアウトしにくくなっているようなので、素直に頭から行くといいらしい。

詳しく知りたい人は、某巨大掲示板をROMって研究してみるといいですよ。
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がんばっていきまっしょい#1
[2005/07/07 00:50] ドラマ・テレビ
「がんばっていきまっしょい」第1話

映画は見ていません。映画だったことも知らなかったし。
そんなわけで、前知識は何もなしで見ました。

あらすじはまだ書けません。

回想シーンから入って、回想シーンで終わって・・・というパターンでずっといくのかな。私、女優さんとか男優さんとかの名前はあまり知らないので、その人物への思い入れは全くなしです。なので、登場人物の名前が覚えられるまではストーリー追うのに精一杯です。特に、こういう登場人物の多いドラマはほんと大変。

とりあえず第1回目、主人公悦子が遅刻して、勉強ではちょっと苦労してて、でも、ボートに情熱を持っているってことがわかって・・・。友だち関係がつかめません。けど、1年1組の演説で、3人仲間が増えたってことはわかりました。あともう一人も心ひかれているらしいけど・・・あの子はどうやって入るのでしょうね。正攻法じゃ来そうもないし。

悦子の一生懸命さは、青春の熱さってことでそれなりに許容範囲。高校時代ってこういうところあるよね。いままでも部活ものではウオーターボーイズとかスイングガールズとかそんな感じだし。っていうか、そういう熱い時期があって欲しいよね、若いんだから。

中1の娘は、「悦子みたいな子と友だちになりたい!」と感激しておりました。

まだ始まったばかりで様子見だけど、娘としては楽しみにしているようですので一緒に見ることになるかなぁ。一生懸命な人を応援するのは好きなので、頑張って熱く燃えて欲しいです。

がんばっていきまっしょい 公式HP


「海猿」の方はまだ録画したままです。映画でちょっとがっかりしたので、今ひとつ見る気になれないですが、ドラマはそれなりだということなので、また見たら感想書きます。
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ガラスの仮面#14
[2005/07/06 17:27] マンガ・アニメ
「ガラスの仮面」第14話 宿命のライバル

マヤが出た映画が公開される。ちょい役のはずのマヤがアップになって出てきて驚く。学校でも話題になるが、演劇部への入部を希望するマヤは部員から冷たく扱われる。

演劇発表の当日、女王の役の生徒が急病で、急遽マヤが代役に立つ。マヤのあまりの変わりように皆驚く。

一方、亜弓さんは紅天女を目標に定め、「いままでとは違った役」もどんどん挑戦することにする。まずは「美女と野獣」での端役の3枚目を演じ、次に「王子と少年」の劇での二役にチャレンジすることになり、髪をばっさりと切り落とす。

月影先生は、速水真澄の紅天女上演権の申し出に激昂し、病気のためその場に崩れ落ちる。以前、演劇コンクールで劇団員が足止めを喰ったのが小野寺の策略だと知ったマヤは、オンディーヌと大都芸能を激しく憎み、月影先生の病気が悪くなったことで速水真澄にくってかかる。

月影先生が入院が必要だと知った真澄は、紫のバラの人としてメッセージをマヤに送り、月影先生の入院費を負担して病院に入れる。マヤは紫のバラの人に感謝し、1日も早く舞台に立つことができるよう、頑張ると誓う。


コミックスでいくと第6巻の半分までの内容でした・・・が・・・ものすごーーーーくがっかり!

前回の演出はとてもいいと思ったのに、今回はいいとこ無し。
マヤの才能に驚く人たちのセリフも、マヤの大事なセリフも、ほとんどカットされちゃってる!マヤの演技もほとんど無し。前回を見て、期待して待っていたのに・・・ほんとがっかり。

まずは映画の場面。

引きずる足が右左逆じゃないですか?そして悪い方の足は「引きずる」ことで足がまるで血の通っていない荷物のように感じさせるはずが、元気にぴょんぴょんはねています。あれじゃ、軽傷みたいで重みがありません。

なので、マヤの演技にみんながのまれるところも重みがなくなっちゃいました。

せっかく特別出演した「演出家の田辺先生」ですが、マヤがオーディションを落とされたことに対して「君たちの目は節穴か?」の一言で終わり。ここでは、演劇コンクールの審査員だった彼が「姫川亜弓と対等に戦った少女」であるマヤのすごさを伝えるはず・・・が丸ごとカット。

そして、マヤは階段登りのシーンで、「たとえどんな小さな役だって、明日へのレッスン・・・」とちょい役にさえ意味を持って取り組んでいる姿を見せるのに・・・そのセリフもカット。

マヤの必死に取り組む姿にうたれたアイドル、田淵エミが自分のお芝居に対する気持の甘さに気づき、「次に演じることがあったらしっかり勉強してから・・・」とインタビューの人に背を向けて去っていくシーンも無し。

あんまりあっさりと終わってしまって迫力が全くないのでマヤがアップになった理由が曖昧になってしまいました。

続く演劇クラブの発表会。代役女王のマヤの威厳はいいと思ったのに、せっかくの舞台があれだけ~~~~?

お願いですからあの白目変身シーンはもうやめてください。
時間とコマの無駄遣いです。あんなところに時間をかけるんだったら、もっとマヤの女王ぶりと、演劇部長やまわりの人間がその迫力にのまれる様をしっかり描いて欲しいです。こちらの舞台もあっさり終わり。残念!

一方の亜弓さんは、稽古に熱が入っています。で、髪を切って挑戦するのが「王子と少年」なんですね。さすがに今時「王子と乞食」という表現はできないか・・・。でも、次回は亜弓さんの「物乞い」シーンがあるようです。

あーーー、脱力。映画シーンでもうがっかりだったので、あとはもうどうでもいいやって感じでした。何だかなぁ、演出がこんなにムラのあるアニメってあるかしら?前回よかったのに今回は最低。もうちょっと統一感のあるムード作りして欲しいです。

「白目変身シーンなんか、統一しなくていいからっっ!」(涙)


追記:
EDが変わりましたね。画面は華やかで以前の「集団自殺」を彷彿とさせるものよりもずっといい。何といっても、本編で地味すぎる亜弓さんの華やかさがアップしていたのが嬉しい。

でも、歌はなぁ・・・前の歌の方がよかった気が。

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ガラスの仮面公式HP




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花とゆめ15号
[2005/07/06 00:51] マンガ・アニメ
「花とゆめ」15号を買いました。

例のごとく、またもや深夜のコンビニに行って買ったんですが、目的は何と言っても「スキップ・ビート!」。

これを読んで至福の時を過ごして寝ました。(^_^;)

今号はお得感満載でした。
まずは、「ダークムーン」編までのおさらいあり。
巻頭の表紙もイイーーーーー!
そして、お待ちかねの蓮&キョーコの抱擁シーン。

いままで殻をかぶっていた「敦賀蓮」の中の人が顔を出しました。わずかながら、かいま見えた「蓮」の秘密。この「ダークムーン」編を通して、もうちょっと「蓮」の秘密が見えてくるのでしょうか。期待します。次回はローリィ社長の登場かな。蓮の変貌を見てぞくぞくするみんなが早くみたいです。

いや、それにしても抱擁シーンのあの冷蔵庫の大きさは何????これだけ笑いました。

「学園アリス」はクリスマスパーティ。楽しそうなパーティでしたが、ルカぴょんの思いきった行動にドキドキの蜜柑でした。
可愛いねー。ベアと遊ぶようちゃんも可愛かったし。

「悩殺ジャンキー」
堤さんが髪切ったので、ウミとの区別がつくようになったよ。今回、堤さんのポイント上昇かな。ケータイの電源と、自分自身のバッテリー切れをかけているあたりは演出がいいな。ウミとナカの二人はほんと、微笑ましいです。

「フェロマニ」
これ、鼻血表現が過激じゃなくちゃほのぼのロマンスで見ていられるよね。ほとりが以外と純情で可愛いんだもんなぁ。

「ゲーム×ラッシュ」
うわー、結城の暗い過去キター。そしてなんで芽護にあんなにこだわるかも。急にドラマティックになってきて面白くなった。この人の絵は好きなので、頑張って欲しいです。

「先生のススメ」
この人の漫画、あんまり面白くなかったんだけど、最近この話はいい感じだなと思って読んでいます。相変わらず男ばっかりだけどねー。でも、書き込みはしっかりしているし、話が独りよがりにならないようにしてくれたら、最近花ゆめでもファンタジーものが少ないし、応援したいです。


あとは・・・読んだけど、パス。

それから、いい加減表紙にだけ「ガラかめ」の登場をさせるのやめて欲しいなぁ。だって、漫画自体は本誌に載っていないんだもん。表紙に載せるなら、漫画も続き掲載して欲しい。

さて、もうすぐそのガラかめが始まります。今日は映画のシーンだろうから楽しみです。感想はまた後ほど。


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